昇格試験2
「では、行きます!」
「はあぁぁぁ!」
ガキィィィン
甲高い音が鳴り響き、剣と剣が交わった
キンッガキンッガキンッ
「あれがAランクか、、、」
「でも、ケンも食らいついてる。」
「ケン!頑張れ〜!」
「「はあぁぁぁ!!!」」
〜ケンside〜
(ゲインさん本当に強い!すごく速いし重い)
(でもなんでだろう)
ゲインの攻撃は凄まじい、だが、
(レイより、遅いし軽い?)
暇な時にレイと模擬戦をし、ボッコボコにされていた
ケンの実力は、
ガキン!
「うおっ!」
Aランクに届きつつあった
「1本!」
「「ありがとうございました!」」
「合格だ、Aランクでもいいんじゃないか?」
「そ、そんな事ないですよ。」
「謙遜すんなって、俺がショック受けちまうよ。」
「ケンすごいじゃん!」
「ケン、よくやった。」
「リサ、お前は何目線なんだよ、、」
笑い合う声が聞こえる
〜リサside〜
「次、リサさん、こちらの瓶には
瘴気と言う魔王城の近くやダンジョンの奥底で発生する猛毒を魔法で圧縮したものが入ってます、今からこの瘴気を私が吸います。なので解毒してください。解毒できたら合格です。」
「それは危険です、別の試験を」
「大丈夫です、私は瘴気に耐性がありますし、
最悪自分で解毒できますので。」
「わかりました、頑張ります。」
カインさんが瘴気を一気に吸い、倒れる
私は、慌てて解毒魔法をかける、
〔彼の者を侵す瘴気を浄化せよ〕
〘瘴気浄化〙
・・・
カインさんが立ち上がり、にっと笑ってこう言った
「合格だ!」
〜メグside〜
「次、メグさん、あの的に向かって魔法を放ってください。すべて撃ち落とせたら合格です。」
そう指を指した先には10個の的がある
「あれだけでいいんですか?」
「はい、ただし一つでも残ってたら不合k」
〔炎の矢たちよ、舞い踊れ!〕
〘火炎矢雨〙!!
ドドドドドドドドドド
放たれた炎の矢はすべての的を爆散させた
試験官のクレアさんは表情を緩ませ嬉しそう言った
「合格よ!」
〜レイside〜
(計10発、内10発命中、目標殲滅)
一体いつ練習していたのだろう
1週間前までは2~3発は外していたのに
今では全てど真ん中、
ケンもそうだ、少し相手していただけなのに
もう技術を習得している。さすがは勇者だ
そしてリサも頑張った
瘴気と言う面倒くさい毒を
ああもあっさり解毒するとは
普通のプリーストなら
10分は掛かるのに、だ。
そしていつのまにか集まっていた野次馬達の歓声が
響く、この流れなら恐らく、というか確実に、
「よしレイ相手してやる、私から一本取ってみろ!」
間違いなく只者ではない聖騎士がそう言った。




