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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
4.少年期、二年目・春〜夏「ジン」
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70.アタマコンガラガル

初期のディートのテンションが高くて口調も今と割と違うことにびっくりする今日この頃。

 まあ、魔法コーナーは基本理論の説明ばっかなんだよな。たまーに職員による実演なんかがあるが、それも数時間に一回とかだし。魔法は人がいなきゃ発動できないんでね。といっても、理論だけでも、イメージ図やらがあってこちらも見ていて面白い。実際にやってみたい人向けに、魔法が使用可能なスペースもあるのは親切だと思う。もちろん監視員はいるから下手なことはできないがな。


 そういや、この魔法コーナーに修学旅行の後に追加された、確か、魔法の分類みたいなのがあったような。期間限定ではなく常設としてデビューしたそうだ。


 ソースは魔術研究所での研究、つまりここで実質初めて出すってことだな。この世界、魔術協会っていう魔術関連のこと仕切ってるクソデカい組織あるんでまるっきり初出しってわけではないだろうけど。ちなみに、ここ、魔法館や魔術研究所はこの魔術協会の支部の一つでもあるらしいぞ。いろいろと役割がおおすぎやしないか。


 それが言うには魔法には2つ分類があるようだ。1つ目は元からあるものを操作しているかと、魔力がなにか物質に変質するか、あるいはどちらも、というものだ。で、その属性の魔法が操作のみならば操作型の属性、変質のみならば変質型の属性、どちらもあるならば複合型の属性と呼ぶらしい。


 例を挙げると、操作型の属性は風属性や地属性など、変質型の属性は防属性と剣属性のみ、複合型の属性は炎や闇などなど。一番多いのは操作型、次に多いのは複合型、一番少ないのは変質型だ。この操作型ってのが武闘会でナルキスがジンに対して使ってたやつだな。


 ちょっと納得したのが氷が操作型だっていうことだ。どおりで氷属性単体じゃ氷作れなかったわけだ。氷を名乗っているのに。そうすると、氷属性に氷を作る以外に何か使い道があるのか気になるところだが。


 2つ目は、魔法発動中に魔力を消費し続けるか否か、というものだ。前者を流動型、後者を固定型と呼ぶ。こちらでは〜型の属性とよぶことはないようだ。


 一応属性も分類されてはいるしその表も展示されているが……うーん複雑。色分けくらいしてほしいよ、まったく。流動型やら固定型の中に更に操作と変質があって……てか流動型おおいな。固定型、水と防と剣と毒の4つしかないぞ。まー見た感じ操作と複合は流動型に、変質は固定型に入るらしいな。それだけ覚えておこう。水と毒という例外はあるけどな。


 操作やら変質やらはともかく、流動や固定などは魔力酔い(マジックドランカー)に対しては役立ちそうだ。

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