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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
4.少年期、二年目・春〜夏「ジン」
55/86

52.武闘会だ。

 うるっせぇ……。


 俺は今闘技場コロッセオにいるのだがまあ〜うるさい。見渡す限り、人人人人……。俺の席は普通席と離れているとはいえ、これだけ人がいりゃこっちまで声は届くわな。


 大会本番まではあと十数分ってとこか。闘技場にあるデカい柱にこれもまたデカい時計が付いてるこら一目見たらすぐ分かる。あれ直径いくつなんだろう、時属性使いこなせたらわかったのかね。


 ……改めて、こちらの席に座っている面々を「空間視」で見てみる。うーん、俺でも知ってるような貴族とかが……。さすがの俺も緊張してしまう。


 幸いにも最前列なので、彼、彼女らの姿を見ないで済むってとこかな。ずっと見えてたら心臓が潰れてしまう。権力にはやはり逆らえない。俺も所詮人の子……。


 今回の武闘会には特進クラスも参加しているが、それでもメインは一般の人である。いやまあ立場は全然一般人ではないが。それこそ、宮廷魔術師とかいるらしいし。


 あとびっくりしたのが、魔法館館長も出るらしい。へー。あの人、パッと見研究一筋みたいな雰囲気だったし、こういうの出ないもんだと思ってたわ。名前ジェイ・ディングっていうのか。……ん? こっちの宮廷魔法士と名字一緒だな。兄弟なのかね? 性別わからないんで姉妹の可能性もあるな。


 今回の武闘会で敗北する条件は、戦闘不能になるか、決められたフィールドから出る、要は場外になるか、降参するかとのこと。フィールドは先日ジンと模擬戦をしたあれより一回りほど大きいな。


 場外がありなら戦術の幅も広そうだな。蟲属性が使えて他の人に使ってもよいという認定書も持ってるなら自らの足で場外にすることもできそうだし、地属性なら地面を操作して相手が動けるスペースをなくしたりな。


 ちなみに、出場者の疲労やら傷やらを回復するために、第一回戦とか第二回戦は結構時間が空いている。その間に俺ら観客も休憩しろよってことなんだろう。ちなみにトーナメントだ。第一回戦は人数も多いので、一度に何試合かやるらしい。


 さて。そろそろ始まるな。


 えー、ジンはCブロックと。Cブロックってどこだ? あそこか? わかんねー。まあ出てきたらわかるだろ。


 司会が武闘会の開始を宣言すると、闘技場はさらに盛り上がる。


 俺は、ふん、まあせいぜい楽しませてくれよ、的なスタンスで観戦しておこう。厨二病? 今はちょうど中二だしいいだろ。前世は考慮しないものとする。

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