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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
4.少年期、二年目・春〜夏「ジン」
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49.聞かせろ! おい!

「よく来てくれたなジン……」

「え? え、何なのだ?」


 ここ最近ジンはそこそこの頻度で俺の部屋に遊びに来る。普段は鬱陶しくて仕方ないが、今はむしろ好都合。俺が向かわなくてもあっちから来てくれるからなあ。


「今一度聞かせろ! お前の剣魔法を!」

「いやいや、それはもう一週間前に話しただろう!」

「もっかいじっくり見させろ術式! なあ!」

「怖いぞ! 怖いぞディート殿!」


 ジンがなんか戦いているが知ったこっちゃねえ! 俺ァ確認したいことがあるんじゃ!


「ほ、ほら……出したぞ」


 まじまじと見てみる。ちゃんと術式を確認しながら構築……やっぱ出来ないな。ちょっと書き起こしてみて、ジンに確認してもらってからそれを構築しようとしても、うん、出来ない。


「な、なにか気になる事でもあるのか?」

「ああ……なんでお前の剣魔法には魔法を無効化する効果があるのかと思ってな」

「それは、そういう体質……」

「じゃなくてその原理だ」


 俺の剣魔法とジンの剣魔法を見比べる。このジンの方のパターン、なんか時属性と部分的にではあるが似てないか? あ、しかもここ俺の剣魔法の方には無いな。これがあれか、魔法を無効化する効果を持ってる部分かな。くそう、初見に気が付けなかった。


「原理か、原理は知らないな。ロデル殿曰く魔法の一種ではあるらしいが」

「ロデル?」

「魔法館の職員だ。時々検査しに行っているのだ」

「ふうん」


 へえ〜魔法館に検査行ってんのか。そりゃそうか。新属性だしな。しかも魔法を無効化する効果持ち。


「魔法館か……」


 魔法館って言われるとまず思い出すのはリフレクションオーブの事だな。なんも映らなくなった時は本当に焦った。あの時館長なんつってたかな? 許容値を超えるとフリーズする……とかだったかな。


 ……ん? 許容値? 許容値って、なんのだ。属性数か? 超えてるって、どこで確認したのだろうか。超えるとそう表示されるのか? いや、まだ不具合があったとは的なのも言っていた気がする。つまり初めてって事だろ? なら他の所からそう考察した訳だ。


 もしも、もしもな。どこかで触れた者の適性を見れるとしたなら……。


 ……え、バレてたりする? 魔法館側に、俺が適性ほぼ全部持ってること。ついでに魔法館経由でジンにバレてたりするかな?


「ジン、お前が最後に魔法館行ったのはいつだ?」

「えーと……春休みだったかな?」


 春休み……修学旅行後だな。


「なんか……聞いてないか?」

「いや? 特に何も」

「そうか、それなら良いんだ」

「?」


 あー! 良かったー!

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