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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
4.少年期、二年目・春〜夏「ジン」
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45.ゴーホーム!

 ジンが転生者と判明して以来、向こうが結構話しかけてきたりするのもあって、割と友好的な関係を築けていると思う。前世でもこんなに話した人間はいなかったのではなかろうか。


 そのせいか、クラスメイトからはなんであいつが気に入られてるんだ的な視線を送られ……オリバー先生には信じられないものを見るような目で見られ……。うん。こうしてみると割と散々な目にあってるな。目だけに。


「どうしたのだ? 憂いた目をしているが」

「や……」


 なぜか自然体で俺の部屋にいるジンは一旦無視するとして。してることすごい気になるけども。


 剣属性の練度は結構上がってきている。剣属性は斬撃を司る属性とでもいえばいいのだろうか。試しに無と合わせてみたら、斬撃を飛ばせたし多分そうだ。他にも「ストリンガー」は上手くいった。結果、よく切れる糸が出来た。これは存外便利かもしれない。他の属性は試行錯誤中だ。


 時属性のほうはそこそこだな。まず、魔力消費量がヤバすぎて速攻魔力酔い(マジックドランカー)になるから大した数ができてないってのが大きい理由だ。そこまで魔力を消費しない「空間指定」と「空間視」は結構慣れてきた。でもやっぱ、やるぞ! と意気込まないと発動できない。


 ……あと、魔力消費っつってるがこれは便宜上のものだ。厳密には消費ではない。どっちかっていうと溜め込んでいるらしのだが、俺にはよく分からん。


「あ、そうだ。私は貴殿に連絡事項を伝達をしにきたのだ」


 なんだ、藪から棒に。


「今日、ディート殿が帰宅したあとオリバー教室から連絡があってな、この場にいない生徒に伝えてくれと頼まれた次第だ」

「で、その連絡ってのは?」

「明日の体育は模擬戦に変更するとのことだ」

「……今の時期にか?」

(特待生)がいるから、実際に手合わせしてみよう、というということらしい」


 そういやこいつ特待生だったな。それっぽくないから忘れていた。


 対戦表はどうなるんだろうか。ジンと対戦するのが目的なら、一対一じゃ時間足りなそうだしな。にしても思うんだが、授業で模擬戦するとかほんと野蛮だよな。魔物とかもいないのに。まー、ここ世界規模の不戦条約ないらしいし、やっぱそういう事なのかね。そういう話は聞いたことないけども。


「詳しい話はまた明日するらしいぞ」

「連絡どうも」

「当然のことをしたまでだ!」

「あと人ん部屋で剣の手入れをするな。さっきからすげえ気になってんだよ」

「なにかしていないと落ち着かず……」

「帰れ!!!」

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