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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
3.少年期、二年目・春
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35.石、頭にぶつかった……。

 とりあえず裏山の方から良さげな平たい石を拾って、魔墨はそういう道具専門の店に売っていたのを買ってきた。この魔墨は魔力多く含んでいるから、どうやら術式を組み立てるときと似たような要領で操れるらしい。うわ、念じたら魔法発動してないのに動いた。ちょっと気持ち悪い。


 試しに「アイス」を刻んでみるか。名前の通り、氷を出す氷属性の魔法だ。


 術式は、いわゆる数学だとかの公式みたいなものだ。魔力は変数みたいなもん。あくまで俺のイメージなんで全然間違ってるかもしれんが。で、この式をあらわす言語が魔法言語ってやつ。これもこの世界の言語、長いな、異世界語と同じく世界共通のもの。


 ただ、魔法言語でなければ魔法は扱えないってわけじゃない。魔法言語は術式をあらわすツールの一つってだけだからな。魔法陣だとか詠唱だとかは異世界語でいいって訳だ。あとそもそも魔法言語は発音が設定されてないから詠唱じゃ使えないってのもある。


 この魔法言語、特に書き方のルールは決まってないから人によって円形だったり普通に文字書くみたいに書いてる人もいるし、たまにこれで絵書いてるのもいる。俺は文字書くみたいに書いてるぜ。初めは円形に書いてたんだがめんどくてやめた。


 さて。今回は異世界語で書いてみよう。魔法言語は正直なところまだ慣れてないからな。異世界語と比べりゃ圧倒的に文字数が少なく済むからいつかはマスターするつもりだけど。発音が設定されてないとどうも覚えずらくてな……。


 よし、書けた。ここに魔力を流し込んでみる。氷はなんでか水属性も一緒に使わにゃ氷が発生しないので水属性も一緒に書いている。


 おお、氷が出てきた。ちょっと、イメージと違うが。石が凍ってる。削っても次の瞬間にあいたスペースに氷が……。


 それでもすげえなこれ。魔道具自体は身の回りにありふれているが、こう、自分で作ったやつ動かしてみると感動するな。……作ったっていっても石拾って術式書いただけだけど。氷は魔力の流れを絶ったら発生しなくなった。


 で、その後しばらく色々実験してみたところ、発動できるのとできないのがあった。発動できないやつの方が少ないんでそっちを上げると、癒、蟲、心だな。


 あとそれ以外のもイメージとは違うなー、という印象を受けた。地属性の「地割クラック」は石が割れて、風属性の「ウィンド」とか石全体から風を出して部屋中暴れ回った。念力で止めて事なきを得た。


 ……魔道具って、ムズいな……。

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