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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
0.幼年期、0〜12年
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1.魔法ってスゲー!

 俺、前世の名前は服部、今世の名前はディートは、今感動に震えていた。


 魔法! すげえ! すげえよコレ!


 転生してから早五年。言葉覚えたりとかいろいろしてたらもうこんなに経ってたぜ。時の流れは早いもんだな。


 なんでも、この世界、魔法とやらがあるらしい。家政婦が平気で使ってた時は衝撃を受けたもんだ。


 ちなみに、しばらくは歴史とか、あとは一般教養とか、そのようなものを勉強してた。いやー、実にだるい。


 で、五歳になったし魔法やらせるべ、と、親から魔法を教えて貰っているところだ。この家は貴族とまではいかんがかなり裕福な部類に入るらしく、今のところ生活で不便したことはない。


 いやはや、運がいいねえ。転生した原因はアレだけれども。


 それより魔法! 魔法だ! ファンタジーだぜ! やべえ……やべえよこれ……。今世の両親は俺の発狂ぶりにちょっと引いてる。ごめんよ、こんな息子で……。


 俺にも使えっかな!? 使えるよな!


 ん? なになに? まずは魔力を感じる……ほうほうこんな感じかな? よし、出来た! 次は? えーと、なるほど、この紙に描いてある術式の通り、術を組み立てればいいわけね、図画工作みたいでちょっと楽しいな。これは、あれかな、上に書いてる文字的に炎関連の魔法っぽいな。


 父上曰く、やはりこれは炎を出す魔法らしい。炎をだすイメージをしっかりしろとのことだ。


 で、これに更に魔力を流す。


ボッ!


 魔力を流すと、手のひらの上に火が出てきた。


 アッツ! 火アッツ! すぐに火を消す。火傷するかとおもった……。


 それより、魔法使っちまった! この感動は忘れられないな。


 俺は笑みを浮かべた。それに両親も、嬉しそうに微笑んだ。

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