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異世界で魔法を極めたい  作者: 井上
1.少年期、一年目・春〜冬
12/86

10.置いていかれました。俺です。

 模擬戦開始と同時にチームメイトに置いていかれました。


 うん、まあ分かってたさ。俺嫌われてっからね。委員長のアンに怪訝にされてるからな。アンはスクールカーストのトップだし。


 まあ、一人の方がやりやすい。むしろ好都合だ。


 俺はとうとう、音から周囲の音を察知する魔法、「耳聰イヤードラム」を完成させたのだ! しかも、魔力探知を極めた結果、音を消していたりしていても気配を察知することが出来る。人はほんのり魔力を出しているからな。今や俺が察知できないのは無音で見えなくて魔力のオーラが一切無いものだ。


 「耳聰イヤードラム」と魔力探知を稼働させながら歩いていると、気配を察知。相手はまだ俺に気がついていなさそうだ。周囲を警戒して四人で全方位を見張っているらしいが、それでも俺には及ばなかったなあ。


 魔法が発動できるのは術者が認知している範囲だ。そして、俺はアイツらを遠くから認知していてあいつらは俺に気がついちゃいない。もうやることは一つ。


 一方的な蹂躙の始まりだ!


 まず手始めに「バレット」を発動させる。「バレット」は無属性の魔法で、その名の通り無色の弾を打ち出す。魔力の塊なんで、全然位置はバレバレだけどな。


 じゃあ、認識する前に当てちゃえばいいじゃない、という事で、俺は「バレット」をとんでもない速度まで到達させた。


 俺の「弾」に当たったやつが吹っ飛んで木に衝突する。あ、気絶しおった。


 この模擬戦では相手を全員同時に戦闘不能にしたら勝利する。戦闘不能かどうかは、模擬戦開始時に全生徒に配られた「オーブ」が自動的に判断する。判断するのは、その「オーブ」が属している奴だけな。他の奴らは分かんねぇ。


 「珠」は初めは緑色をしているが、「珠」が属している人間が戦闘不能になると赤色に変化する。実際に、気絶した奴の「珠」が赤色になっている。


 ん? なんか魔法発動させたな。「防壁ウォール」か。防属性の壁だ。文字通り。俺も魔法実践演習の時お世話になった。


 まあ、俺にかかりゃこんなん余裕で破れるんだが、破るのに一弾吸われるのよな〜。だから、攻撃を加えるには、二弾時間差で打ち込まなきゃならん訳だ。一撃で仕留められないのがちょっともやもやする。俺もまだまだだなあ。


 あ、気絶した奴復活した! 癒属性持ちもいんのか。は〜、バランスいいねぇ。

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