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Jamiroquai
Virtual Insanity
を 聴きながら
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……やっと、この自身の為の整理エッセイ、感覚が開いてきたの。創作に使っていた感覚のそれを開いて一致させる懐かしい感覚。もう少しで大丈夫だわ。一致する。このエッセイと、もう一作を書き終えたら、整理エッセイを書く儀式めいたものは終わり。そうね。今回のエッセイは、前前前前回が、初、前前前回が前、前前回が動、前回が、中と置けば、ここは、開ね。やっとつながり始めたの。
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道を創りましょう。そこには、カラスが居て、ボタンをくちばしで掴んでいるわ。それの横には、ばらばらになった、ボタンの切れ端。何故かしら?そのそばには、沢山の服の切れ端。ハサミで切ったような人工的なその布のそれらが、ずっとそこにあるわ。そこは、土がむき出しで草もところどころ生えているけれど、道端なのは確かなの。きっと、アメリカのどっかの、近くに川。きっとリオね。アメリカのコロラド州からメキシコ湾に続いている川。どうして私、こんなところにいるのかしら。あの、大きな丈のきっと黄緑色のススキの向こうには、ブランコが揺れているの。きっと手作りのブランコで、そこにあるのは、小さな靴。ころんってしてるわ。カラスは、何をしているのかしら。あのころんってした小さな靴をその大きなくちばしで拾って欲しいわ。それがきっと大事なことだから。
--格子の向こうにボタンとそして足。
ね。ここの窓から見えるのはそれぐらい。閉じ込められて、ここに白い椅子のところに括り付けられてるから。早く、逃げたいのに、頼りない足は、大きな椅子の足よりもずっと上で。床に全くかすりもしないわ。ね。どうして。カラスは、何をしているのかしら。あのころんってした小さな靴をその大きなくちばしで拾って欲しいわ。それがきっと大事なことだから。
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終えて、留めて、とめて、完結と致します。
このような作品に目を留めてくださり、読み込んで下さり、誠に有難う御座います。
精進致します。
2020/09/21 2:18
※完結と致します。
このような作品に目を留めて下さり、読み込んで下さり、誠に有難う御座います。
嬉しいです。感謝しております。
精進致します。