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オペラ  「ミニヨン」  ゲーテ原作「ウイルヘルムマイスター」より。  試論

作者: 舜風人
掲載日:2014/02/09

これも原作はゲーテだ。


「ウイルヘルムマイスターの修行時代」が原作となっている。



『ミニョン』(Mignon)は、アンブロワーズ・トマのオペラ作品。1866年、


パリのオペラ=コミック座で初演された。


ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの小説「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」



を基にしてはいるが、、、大幅な脚色されている、




これは割りと原作に忠実だがひとつだけ大きな違いがある。


ハッピーエンドだということだ。



原作では、ミニヨンは心臓病で発作のためなくなってしまうのだ。


幼いころかどわかされて旅芸人一座に連れ去られ、虐げられていたミニヨン。


彼女は朧な記憶のなかのふるさとイタリアへの思いを


「君よ知るや、南の国、レモンの花咲き、」と歌うのだ。


ウイルヘルムとであったミニヨンは少女らしい恋の芽生えを抱きながらも、


ウイルヘルムをお父さんとも呼んだりする。恋と父への憧れの入り混じった、


揺れ動く少女を演じている。


老竪琴弾きは実はミニヨンの実父であるロターリオ伯爵であるが、


正気を失って、身を窶して、


今は娘を探して独逸を放浪し続けているのである。


やがて、真実は告げられて、歌劇ミニヨンでは、ロターリオは正気に戻り、


ミニヨンは、生まれた城で


父と幸せに暮らすことになる。


ゲーテの作品でオペラになるというのも珍しいが、やはりフランス人のエスプリにかない、


琴線に触れるのはこういう、ロマンティックなテーマなのであろう。


しかも原作と違ってハッピーエンドにして。





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