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キリメク

作者: 悦子

儚いモノ手に入れた時

この手には乗らないことを知った

掬うことはできても

持つことはできない


ギラギラしたネオンが目に痛く

見上げた星が優しい


時を刻む不思議さ

諦めることを覚えた、悔しさ

泣くことで何が変わるの?

起こることが当たり前

伏せた背中なんか見たくない


確かな形を手にしてみる

安心できるでしょ?

温もり、感じられるでしょ?

愛しいモノ

手放したくない


欲張りだと思われている

そんな事どうでもいいんだ

だって、皆そうじゃん


この瞳に焼き付け

声も震える

記憶を消さない


永遠なんて求めないから

この時間、この空間を失わないように

祈ることはしないんだ

叶うように動けばいいんだ

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