表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/22

2本目 転生しました、異世界です。

4話目 1日2回投稿はいつまでもつだろうか

よろしくお願い致します!



 何はともあれ、無事に異世界転生できたようです。

 少し思っていた異世界転生とは違う様子ですけど……。


 元の世界では決して見ることができないような、綺麗な景色が視界を占領しているので間違い無いでしょう!


 残念ながらもうすっかり日が落ちて辺りが暗くなってしまったので、さっきのような青と緑のコントラストを見ることはできなくなってしまいました。


 ですが、それに変わって天には地球のそれとは全く違うほどの大きな月が上がり、その周辺には、いや、今のこの夜空全てを赤や青、茶色などのカラフルな星が彩り、夜空にキラキラと煌めいています。


 光と変わって天に上がった月は、地球の月よりはるかに大きく迫力があります。しかし、ぼんやりと白く柔らかく輝いているので全体の光量はそんなにありませんでした。

 それでもここら一帯を少し明るく照らすほどには強く夜空に煌めいています。


 その模様は決して一定ではなく、その星に雲がかかって流されているのかというように、黒い部分が絶えず動いているように見えます。


 月も大きく見応えがあるのですけど、この夜空にはそれに負けず劣らずさまざまな色の星々が輝いていて、本当に宝石箱のようです。




 すっかり時間が経ってしまったのですけど、このままひたすらに空を眺めているわけには行きません。

 この場をどうにかする手段を見つけなければ、このまま餓死してしまうかもしれないのですから。


 もうすでに手遅れな気がしないでもないのですけど。


 幸い、この世界の成り立ちなどの情報はあの神様に送り出されて意識が暗転しているうちに頭の中に植え付けられたのでしょう。

 全く違和感なく頭の中に存在しています。


 まずこの世界を照らすために天上で輝いている光。今は向こう側に隠れてしまって見ることができませんが、それこそが最高神の一柱である大いなる光の神だそうです。


 そうそう、今私がいるこの世界こそが、あの神様が作った年若いファンタジーの世界であって、光の神以外にも沢山の神々が存在していてそれらが君臨し支えている世界みたいです。

 ですが、まだ作られてから千年もたっておらず神の数も多くは無いらしいです。


 光の神、闇の神、時空の神、運命の神、自然の神、戦の神、月の神という7柱の最高神とその眷属の神々がいらっしゃるそう。


 多くはないって言ってもそれだけで数十もの神々がいるみたいなので、八百万の神がデフォルトの世界ってことなんでしょう。



 創造神、私が会ったあの神様は、この世界の枠組み、世界の設定を作った後に、光の神を作り世界を照らし、そして対になる闇の神を作りバランスを保った、それによって安定した世界では様々な意識が生まれ、新たなる神々が誕生した。

 というのがこの世界の誕生神話らしいです。


 まぁ、もちろん、時空の神生まれた理由とかや運命の神が……などなど、もっと細々と大変な設定があるらしいのですが。神話なんて装飾して盛ってなんぼのものなのでそんな感じいいでしょう。

 個人的な意見ですけど。


 さてと、このままこの世界がどう成り立っているのか話そうと思います。

 これは装飾はあまりしない実話でいきます。


まず、この世界は大雑把に言うと3つに分けられていて、


天界(神界)


神々とその眷属しか立ち入ることのできない世界。

神の社が浮き島のように存在している。



地界(人間界)


基本的に人族が生活する世界。

私が今いるのもこの世界です。



地底界(魔界)


悪魔や魔獣達が覇権争いをしている世界。

地界の下に逆に存在しています。


 ここから見える空の先に宇宙なんてものは存在していなくて天界に続いているようです。

 そこにいらっしゃる光の神が他界全てを照らし出しているのだそう。


 それに、今見えているカラフルな星々。それらは全て神様達の社みたいです。


 異世界転生の興奮のせいで、ちょっと忘れかけていましたけど、私は最高神としてこの世界に来たはずなのであそこに私の家もあるでしょう。


 そういえば、私は何を司る神なのでしょうか?


 元の世界の教育制度は異世界より進んでいるみたいな話もあるので、学問の神とかでしょうか。

 受験期にすごく祈られるやつですね。合格祈願!合格祈願!


 それと、私の家はどれなんでしょうか?


 あの青いのですかね?

 茶色いのでもいいです。


 正直、あの近所迷惑そうな光の近くじゃなければどこでも。あれの周辺は眩しそうですもん。



 そもそも地界が前世の太陽並みの大きさというとてつもなくえげつない大きさをしているので、その周りに位置する天界はそれよりも広くなっていますし、そのずーっと地下に存在する地底界はそれよりも小さくなっています。

 地底界がいくら小さいといっても少なくとも地球何十個分の広さがあるんです。

 異世界って怖いですよね。


 そんな3つの世界からなっている1つの大きな世界が今私がいるところです。


 生命のいる星としてみると、びっくりするぐらいとっても大きいと思いますけど、一つの世界として見るとどうなんでしょうか、元の世界が宇宙全体と考えて比べてしまうと小さすぎるんじゃないかと思ったり思わなかったり。


 この世界の人々は絶対に宇宙に進出することはできないでしょう。

 それに神界に進出しようとしたら何かしらの神にはたき落とされそうですから、ちょっと窮屈かもわからないです。

 下手なインフレが起きないだろうって言う点では安心ですね。


 魔界と人間界にはそれぞれが繋がるような広く大きな穴が所々に空いています。

 大きな穴って言っても、重力のおかしい逆向きの山脈みたいなものになっていて生き物が生活出来るような環境じゃない様子。

 神になって身体能力マシマシの私になら行けそうなので、そのうち行ってみたいですね。


 そんな出入口は一応あるみたいですけど、基本的に魔族は覇権争いで忙しいため滅多に地界に来ることはないのだとか。


 この世界が広すぎるせいで、総人口に対して魔界に土地が有り余っているはずです。

 覇権争いっていっても開拓作業でしょう。


 よっぽどじゃないとそんな意味不明な環境に自ら落ちるような奴は居ない筈なので、まだ魔王とかそういう感じの心配はしなくていいみたいです。


 まだってことはそのうち出てくるんでしょうか?


 人の数は少なく、最低限の生活しか送ってないらしいので、魔獣や魔王が急に現れたら大変でしょう。


 魔界に住んでいるらしい魔族っていう人達は、環境次第で姿が変わるみたいで、鉱山に住んでいれば、鋼を喰らい鋼の体を持つやばいやつになるし、火山に住んでいれば、マグマを喰らい炎の体を持つやばいやつになるやばい種族らしいです。


 やばいですよね。


 そんなのが地上に出てしまったら、もしかしたら人達は全滅してしまうんじゃないでしょうか?

 魔界が隔離されているのは色々な意味で正解だと思います。


 人間界の人の数は、全体でもまだまだ世界の広さと比べてしまうと少なく、同じ大陸に国を起こしてもその国の隣には未開拓地域しか無いような状況だそう。

 さらにその中でも純粋な人族は全体の4割程度になっていて、人種以外のバライティーに富んださまざまな知的生命体がいるそうです。


 地界にいる様々な人種というのは、人族はもちろんとして、ファンタジーのお約束であるエルフ、ドワーフ、獣人。

 ここまではみんななんとなく分かると思います。


 他にも、羽の生えた人、有翼人。ツノの生えたガチムチ、戦人。宝石が体の一部に埋まっている人、石人。果てには巨人、魚人までいるみたいです。



 この種族達はどんな組み合わせでも子供が出来るらしいので大きく見て同じ種族と見ていいでしょう。

 全部人です、みんな違ってみんないい。



 人種以外のこれらの種族達はこの世界の誕生から元々いたという訳じゃなくて、最高神の神様達が人をもとに作った使徒種族というもので。


 その使徒種族というのはさまざまな神様がその神の信仰を受けやすいように人をベースに作った新たな人種らしいです。


 なんの神を信仰するのかは個人の自由なんですけど(どうせ神も一人一人がどの神を信仰してるかなんて気にしないので)自分の起源を創ったその神を信仰することによってその神にあった能力を得られるようになるのだそう。


 エルフだったら主神は自然の神なので、森の調子を測り、エネルギーを使うことができたり、石人の場合は主神が運命の神なので、種族全体で占いが得意だったりするみたいです。


 そんな面白い特殊能力を持っている使徒種族ですが、それら全体でもこの世界の大きさからしたらほんの僅かしかいなく、文明などもまだ未発達らしいので、神様らしく見守っていきたいです。


 人間界には魔獣はいないのですけど、前世を凌駕するほどのびっくり生物は大量にいるので人たちが本気で全滅しないことを祈っています。


 神の祈りなので直接的な効果があるでしょう。きっと。



 そして天界には新たに神になった神には社が無から作り出されるそうです。

 不思議ですがそれが自然?の摂理なのでしょうがないですね。


 自分の家を持てるのです、しかも一軒家です。

 前世では学生だったので一人暮らしもしてなかったのですが、急に自分の家を持つ事になるとは流石の私も仰天です。

 さらに私は最高神なので、最大サイズの社となります。つまり勝ち組です。

 下手すると地球よりでかい家とか誰が持てるのでしょうか…………最高神であるこの私です!




 さておき、この世界で私は何をしましょうか、せっかく神になったのです、信者たちからチヤホヤされて楽しくおかしく過ごせるといいんですけれど。





 さぁはじめの一歩を踏みだっ、ふっーみーだっーーせないっ!


 え?体がピクリとも動けないんですけど、なんで……。


 なんでですか!?神様!


 アフターフォローが足りていないように感じます!



あれ?


システムの説明が足りていない。


そ、そうですね。


なるほど、それは勿論必要な情報ですね。


ページの上部にあるブックマーク登録で登録を行うと2ポイント、ページ下部にある評価欄の☆1個につき2ポイントつきます。


つ、ま、り、

一人につき、12ポイント作品につけることができるのです。


それでは、


これからの執筆活動、少しでも応援して頂ければ幸いです。

               平和な松の樹


追記


後書きのこういうやつ僕は好きなんですけど、どうですかね?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
色の付いた文字をクリックorタップでこの作品に投票できます!                          小説家になろう 勝手にランキング                          他にも色々な作品を見ることができるので是非!                          よろしくお願い致します!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ