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信じて欲しいと願う大切な人
『私は絶対に裏切らない』と彼女はそう言った
今考えれば、彼女は信じて欲しかったのだろう
幼少期や思春期に人間の負の面を垣間見て悟ってしまった
悟ってしまったがそれでも信じたい何かがあった
そうして信じられる人間であろうと努力をしていた
本来自分のしたくないことをしながら
そうすることで自分は人に優しくしている
優しくすると人は喜ぶ
喜ばれると嬉しい
だからもっともっと、、
しかし、思い通りにならない現実に直面すると感情が爆発する
原因も要因も考えられるだけ考え、対策も可能な限り一緒に考えた
それはおそらくとてもツラいことだったのだと思う
人のせいにして生きるのはそれよりもツラいことだとも思う
人には事情がある
大切な人にも自分にも
自分と大切な人に真摯に向き合い自制し日々を生きることで信じることができるのかな?
私は気付いたらいつも信じているので信じられていると錯覚してしまう
今はただ悲しい
そんな気持ちを酒に溶かして飲み干す毎日がまたやってきた
今日も悩みながら生きているね
お疲れ様そしてありがとう
それでも信じていたいと願う自分がいることに絶望している




