成人期⑤
結婚を意識した後は、お金を貯めるために会う頻度を減らすことを提案した。
その結果、色々あって別れる事になった。
心を傷つけられたし傷つけもした。
彼女の過ちを私が許せなかった結果、彼女の病気が悪化した。
病気に対する理解が足りなかった事に気付いて沢山本を読みアドバイスになることをしたつもりだが、彼女から連絡は一切来なくなった。
本当に生きていてさえいれば嬉しい、、、
その後、ネットで別の女性と知り合った。
彼女とは温泉や食べること等、趣味が合って楽しかった。
しかし、お互いが好きなうちに離れたいと思ってしまった。
傷つけられるのも傷つくのも怖かった。
申し訳ない気持ちが今でも残っている、、、
ある日、子供に『お父さんが居なくて寂しくないか?』と聞いたら『お母さんがいるから、お父さんは居なくても良い』と言われた。
泣いた
仕事にも遣り甲斐を感じられなくなり仕事を辞めた。
自分のやりたいことして生きて行こうと独立した。
その後にある女性に知り合った。
彼女は自暴自棄になっていたのでどうにかしたかった。
ドライブで群馬や千葉に星を観に行ったり、伊香保温泉や富士山や静岡や秩父や名古屋旅行、スケートや散歩等、彼女が楽しい嬉しいと感じられる事をしまくった。
数ヵ月の間、半分ぐらいの時間を一緒にいたと思う。
彼女の笑顔を見ていたい、一緒に居たい、帰る場所になりたい、守りたいと必死になった。
しかし、楽しい事を続けるのには対価が必要となる。
何度か修正しようとしたが上手くいかなかった。
彼女のほとんど全てを受け入れて尊重していたが私の弱さを見せたら去っていった。
独立後の仕事は浮き沈みが激しかった。
転職に成功しサラリーマンに戻ったが、未だ帰る場所は見つからないし帰る場所にもなれていない。
また必死に働こう。
大切な人を大切にしたい
信じたい信じられたい
尊重したい尊重されたい
そう想いながら日々を過ごしている。