表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/92

大切な人(師匠、妻)

仕事では人生で初じめて尊敬できる人間に出会えた。

会社のお偉いさんとその会社を退職し再雇用された技術者(師匠)の方だ。

お偉いさんは女性関係は破天荒だったが仕事(特に交渉)は惚れ惚れするほど出来る人だった。

師匠は誰でも知っているサービスを開発した人で技術者としても優秀だったが人格者でもあった。

共に人生の目標となる程の大切な人達だ。


プライベートでは結婚をした。同じ職場の兎に角明るい女性で個性的で前向きだったが彼女の母が重度の障害者で苦労していた。彼女は一人暮らしだったので家に転がり込んで同棲し結婚した。『専業主婦になり母の面倒が見たい』と言うのでローンで一戸建てを購入した。しかし、家事は殆んど出来ずマイホームは汚部屋となり私が家事をしていた。彼女の母親も彼女とは一緒に暮らしたくない(家政婦のようにされるから)と同居を断られた。

彼女は半年ほど家に居たのだが『つまらない、暇だ』と言ったので私が『それなら働けば』と言い近所の会社に就職した。

数ヵ月後に浮気されて離婚することになった。

離婚のショックとマイホームのローンを抱え死にたくなったが仕事が順調で数千万のマイホームも売却でき生き延びる事が出来た。

絶望しても何とかなるそんな事を知れた大切な人だ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ