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青年期~成人期

正直な話大学へは進学したかった。

高校で少し勉強するようになったら得意科目は偏差値60以上あったから。しかし、早く働いて貧乏から脱したかったし、兄が私大へ進学して母が学費のため身を削って働いていたのを見ていたから諦めた。色々考えて手に職を付けるために情報システム系の専門学校へ特待生(入学金と1年間学費全額免除)として進学した。

情報処理の資格取得の勉強は直ぐに何かを作れるようなものでもないので退屈だったので遊んだ。(OSを作りたかったが誰も作り方を知らなかった)

酒と煙草とクラブと女は現実の嫌なことを忘れさせてくれた。


勿論生活のために色々なバイトもした。

土方、飲食、清掃、イベント、電話営業等大抵の仕事は何でもやったし出来た。特に営業は月のノルマを3日位で達成したのでサボって寝てたら首になったのには笑えた。

ある時システム会社でプログラマーとしてバイトしていたのだが、そのバイト先の先輩から『IT系のベンチャーを立ち上げるから一緒にやらないか?』と誘われた。

『俺もビル・ゲイツのようになるんだ!』と専門を中退し昼も夜もなく働いた。

当時はインターネットブームでホームページを1ページ作るだけで1ページ1万円貰えた。中小企業へ自作PCとLANやサーバ構築、DB構築など営業しながら基本設計から開発保守まで一通りやっていた。ただし、会社を大きくする方針だったこともあり給料は雀の涙だった。

色々面倒になって引きこもって実家に女を連れ込んだら兄に本当に殺されかけた(兄は武道の有段者)

殺されると思い反撃したら兄の鼻の形が変わってしまった。

フィジカルが育った後の暴力は絶対にダメだと学んだ。

母と兄が心配するようになったので技術派遣に登録した。

自分のスキルが時給5000円オーバーで売れた。しかし、都内に通勤するのは怠かったので近場の大手企業の営業所を選んだ。


大手企業では簡単なプログラミングや社内SE的なことをしていたのだが、お偉いさんに『お前何でも出来るな』と気に入れられて中途入社した。途中から事業計画やら業務改善やら仕事を振られていたので社員になってもそれほど困る事は無かった。


自己研鑽と飲みニケーションを学んだ。

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