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百合妄想  作者: モク
6/14

授業をサボる(不良と風紀委員)

  私は、今授業をサボっている。

  今日特別にサボったとかではなく。

  毎日サボっている。

  すると一人の女がきた。

  風紀委員らしい。

  よく知らん。

  興味ない。

「不良! 今日こそは授業出てもらうからね!」


  私は委員に、嫌味ったらしく言う。

「あんたも毎日よく来るな。なんでそんなに私に授業出てほしいんだ?」

  別に対して興味もないけど、暇なので聞いてみる。


「これも毎日言ってるような気がするけど、今日も言うわよ。ただ先生達に頼まれただけよ!」

  そう言えば昨日も言われた気がする。

  よく覚えてないけど。

  質問しといてなんだけど、私はそのまま委員を無視する。

  眠い。


「ちょっと寝るんじゃないわよ! 授業行くよ!」

  そう言いながら、委員は私を引っ張って行く。


  私は怒る。

  睨みつけた。

「やめて。」


  どうせこいつも点数稼ぎの奴らと一緒だ。

  すると委員は、泣きだした。

  そんな泣くほどか? と思いつつも私は謝る。

  悪いことしたら謝るそれが礼儀だ。

「ごめんって。ホントごめんって」


  すると委員は、泣きながらも喋りだした。

「それじゃあ授業出てくれる?」


  ここで嫌だって言うこともできたけど、それだともっと泣きそうだったので、一言だけ言った。

「いいよ」


  すると委員は、すぐに泣きやんだ。

  まるで今まで泣いてなかったかのように、笑顔になった。

「よかった。授業出てくれて。よかったよかった」


  私は、風紀委員に嘘泣きをされ。

  しかもそれに騙されて、授業に出ることになってしまいました。

  この委員は私の中で、最重要危険人物に認定した。




  私は、先生に言われてという建前を利用して、少し気になっている女子に毎日会いに行っている。

  その女子は毎日授業をサボっている。

  私は不良を叱る。

「不良! 今日こそは授業出てもらうからね!」


  すると不良は、嫌味ったらしく私に言ってくる。

「あんたも毎日よく来るな。なんでそんなに私に授業出てほしいんだ?」


  これはこの不良が、毎日聞くことだ。

  単に興味がなくて、忘れているだけなのか、それともこれしか話題がないのかはわからないけれど。

  私はこっちも毎日言っていることを言う。

「これも毎日言ってるような気がするけど、今日も言うわよ。ただ先生達に頼まれただけよ!」


  先生に頼まれたって言うのは、ホントだけど私が来てるホントの理由は、あなたに会いたいからなんて言えるわけがない。

  だから私は毎日嘘をついている。

  風紀委員なのに。

  すると不良は、私を無視して寝だした。

「ちょっと寝るんじゃないわよ! 授業行くよ!」


  そう言いながら私は、不良を引っ張って行く。

  すると不良は私を怒った。

  睨みつけてきた。

「やめて。」


  全く怖くなかった。

  正直このまま引っ張って教室に、連れていくことはできるけど、それじゃあ意味がない。

  だから私は、嘘泣きをした。

  なんか不良って泣かれると弱いって、イメージがあったから。

  見事釣れた。

  不良は謝ってくる。

「ごめんって。ホントごめんって」


  私は、ここで畳み掛ける。

  「それじゃあ授業出てくれる?」

  あそこで謝る奴が、ここで嫌だとは言えないはず。


  そういう作戦だった。

  見事釣れた。

「いいよ」


  不良がそう言った瞬間私は、嘘泣きをやめて笑顔になった。

「よかった。授業出てくれて。よかったよかった」

  そう言いながら教室に向かって行く。

  よかった今日は出てくれて。

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