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百合妄想  作者: モク
4/14

教師と生徒二人きりの教室(教師と生徒)

「ただいま〜」

  私はそう言いながら、家の中で帰り待っていてくれる私の嫁にキスをする。

  これは日課。

  私達にとっての当たり前。

「お帰り」

  キスをし終わると、私の嫁はそう言ってくれる。

  その後嫁は、言います。

「先お風呂入っちゃって」

  と。

  これも当たり前。

  だけど今日はいつもとは、違うことを言ってみる。

「ねぇー。一緒に入ろう」

  私がそういうと、嫁は照れた表情をした。

  照れて今にも私を殴ってきそう。

  ですが、優しい私の嫁は一言言います。

「いいよ。一人で入ってきな」

  まるで、私を子供扱いするように言ってくる。

  だから私は攻める。

  いつもなら折れてるかもしれないけど、今日は攻める。

「なんでー? 入ろうよー結婚してからまだ一回も入ってないじゃん!」

  私自身も大分恥ずかしいけど、死力の限りを尽くした攻めだったが、嫁には効かなかったようだ。

  簡単に受け流されてしまう。

「まだご飯作ってる途中だから、入ってきちゃって」

  折れた。

  これ以上は私の精神が持たない。

  普段はこんな甘え方はしない。

  だからもう無理。

  大人しく一人でお風呂に向かった。

  お風呂から出ると、机の上には美味しそうな料理が、いっぱい並んでいた。

  嫁の手作り。

  これも私にとっては当たり前。

  席について私は、真っ先にお酒を飲む。

  ゴクゴクと、明日は仕事休みなのでこのまま酔いつぶれても大丈夫。

「今日は、私が潰れるまで付き合ってね?」

  私が、そう言うと嫁は呆れながらも優しく返事をする。

「はいはい。いいですよ」

  その後私達は、愚痴を言ったりイチャイチャしたりしながら、仲良く酔いつぶれました。


「ただいま〜」

  そう言いながら家に帰ってきたのは、私の嫁だ。

  嫁は帰ってくるなり、そのままキスをしてくる。

  これは日課。

  私達にとっての当たり前。

「お帰り」

  ここまでがワンセット。

  当たり前のこと。

  そして私は言います。

「先お風呂入っちゃって」

  と。

  これも当たり前。

  仕事で疲れている嫁には、真っ先にお風呂で疲れを取ってほしい、そんな気持ちから始まった当たり前。

  しかし嫁はいつもとは違う行動を、取ってきた。

「ねぇー。一緒に入ろう」

  その言葉に、私は照れる。

  顔を赤くして照れる。

  だってそんな可愛い顔されて、照れない奴はいないはず。

  可愛すぎて今にもなでなでしたい。

  けどその欲望を抑えて、なるべく感情を出さないように言う。

「いいよ。一人で入ってきな」

  正直こんなやりとりは、たまにだけどある。

  大概その時は、ここで折れてくれるけど今日は折れなかった。

「なんでー? 入ろうよー結婚してからまだ一回も入ってないじゃん!」

  予想外の返答だった。

  そりゃ私も一緒に入りたいよ? 一緒に入ってイチャイチャしたいよ?

  でも昔同棲していた時のことのせいで、申し訳なさいっぱいになっちゃって入れない。

  嫁は酔いつぶれてたから覚えてないだろうけど。

  だからあくまで冷静に、受け流す。

「まだご飯作ってる途中だから、入ってきちゃって」

  これで、折れてくれ!

  そう願いながらだったが、嫁は見事折れてくれた。

  少し残念そうにお風呂に向かった。

  ホントごめん!

  私は謝りながら料理の準備を再開した。

  お風呂から出た嫁が、真っ先に手をつけたのはお酒だった。

「今日は、私が潰れるまで付き合ってね?」

  確か明日は、休みのはずだったらと私は、多少呆れながらも言った。

「はいはい。いいですよ」

  その後私達は、愚痴を言ったりイチャイチャしたりしながら、仲良く酔いつぶれました。

  はぁー嫁とお風呂入りたい。

  そんなことを考えながら飲みました。

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