「鶏羅(けいら)ビル」爆破。そして・・・<完結>
ついに、鶏羅ビルが爆破された。これでストーリーが終わった。
ニワトリ人間にはもうしない。だからお兄ちゃんと一緒に、子どもを
受け継いでゆく。妖精をつくるために・・・!!
キャーーーーー。
うわぁああああああああーーーー。
ボボボボボボボボボバキューーーーーーーーン。
ビュビュビュビュビュビューーーーバーーーン。
ピアノーピアノーピャノー・・・・・・・・。
ヒュー。
エレベーターが爆破と共に止まった。
如月あずまが、「み、みつこ~大丈夫か・・・
ケガ無いか・・・」と大声で心配した。
「大丈夫だよ、あずまお兄ちゃん~」刹那みつ子が
か細い声で張り上げた。
終わったな。
一連の問題が、終わったな。
如月あずま「これからどうするー??」
刹那みつ子「わかんない。この世界がどうなるのか、
あたしにはわかんない。ただ、こんなけの核爆弾が
爆発したんだよ。あたしたちだって、生きて帰れたのかも
奇跡だよー」
この世には、恐ろしい出来事も遭遇するのかもしれない。
ただ、地上は、晴れやかな天気が待っていた。
風が、何とも強くなってきた。
ビューンッと吹いている・・・。
鮮やかだ。
夕方5時を迎えた。
そして、私たちは、兄弟として生きていく。
ニワトリ人間として、生きていかなくてもよくなった。
コック料理長が、
「お前らはよくやった。俺たち鶏人間たちを
許してはいけないことだが、研究施設があったことも、
お前らが生きていたことも、忘れたい。
だから、お前ら、ふたりで、良い道を歩め・・・❤」
意外とコックさんって優しいんですねぇ。
微笑ましい笑顔が、見つめあって・・・。
ある日、剣朽しず代とエミリ親子は、
警察に逮捕された。
やがて、ニワトリ施設を作っていた研究施設の
副所長でもあったのだから、無期懲役の判決を
下された。
そして、如月あずまと、刹那みつ子は、
ニワトリ人間として、生きてゆくために、
今度は家族というモノを作ってゆかなければ、
ならない。そのことを目に染みて、
今日の伝説を終わりにしようと思います。
2年の月日が経った2020年8月。
刹那みつ子、如月あずまが、何と兄弟同士で
結婚し、子どもたちを作る伝説を、
これから作ってゆき、その名も、「妖精」たちが
出来上がってゆくのであった。
だから、ニワトリ人間で生まれたふたりは、
ずぅ~とニワトリじゃないと言ってきていたのだ。
妖精たちの物語を作るために、
旅に出るために、ヤングマン市を離れ、
K市も離れてゆくことになった。
ヤングマン市は本当にどこにあった
地域なのだろうか。
この架空の世界に、日本でいう世界が存在するならば、
それは、兵庫県と言う設定については、賛否両論だから。
だから、R15の世界を作っているのだ。
↑何てめちゃくちゃなんだ・・・。
作者の生まれたところは岐阜県じゃなかったっけ??
それは皆さんが見ていた幻の世界なんです。
幻の世界は、誰かが見ていた夢なんだとさ
(終わり・完結)
約3か月間に渡り、ヒズナァ水滸伝~刹那の悪い予感~の
シナリオを読んでいただいた読者の皆様に、感謝致します。
ありがとうございました。
約3か月間、本当に、ありがとうございましたm(__)m
STAFF ROAD
制作者、、、、上原碧桜
登場人物、、、、刹那みつ子、
如月あずま・刹那あずま(きさらぎあずま・せつなあずま)、
コック(コック料理長)、剣朽しず代(けんきゅうしずよ・
研究所副所長)、剣朽エミリ(けんきゅうえみり・研究所長)、
刹那みき(せつなみき・如月と刹那の母)、
刹那おとな(せつなおとな・如月と刹那の父)
Copyright (C) 2018
ヒズナァ水滸伝制作委員会・・・・。
1982年5月岐阜県生まれ。
上原碧桜
ヒズナァ水滸伝の創作者であり、素人自称小説家である。