表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒズナァ水滸伝~刹那の悪い予感~  作者: 上原碧桜(あおさく)
3/8

刹那の歩き方~鳥人間サイト~

刹那の目線から、主人公をつなげる、

「つ*な*ぐ・・・」から始まった・・・。

ミッキー少女の刹那みつ子が、

如月のステータスをずぅ~っと見てきた。

ずぅ~っと、文句言ってきた。


刹那が明日のサワーで、酔い痺れていると、

隣の奥の部屋から、兵士らしき方が現れた。



「何様、ざます!!」


「鶏のホームパーティーやぁ~」


鶏を滅多打ちにして、そこで焼いている。

これが習慣となっていたのだ。

自分には非がなく、相手には非がある。

そこの打ちどころが、悪いせいか、

誰も焼く姿を、かわいそうだとか、

悲しいなんて思わない。

焼いて当たり前の気分でいるのだから、

人間様のハーフではなくとも、

心優しき人が、現れないことには、

私たちだってどうすることもできやしない。


「タンタララ~♪

タンラララ~♪

タンラララ~ン♪×2」


お鍋をしめた。

そこで再び、あの歌曲を

鼻歌で歌うと、刹那がちょっぴり

曇り顔を見せる。



「ミッキーマウス、ミッキーマウス

ミキマ~ウス~♪」


刹那の登場で、如月の部屋は明るくなった。

如月の部屋のお手伝いさん、軍隊さんたちが、

あれだけ鶏から、抜け出せれないモノが、

私にはわかったような気がしたのです。

落とし穴に落とされた気分なのか、

顔が真っ青になり、穴は塞ぐ感じなのでしょうか。

土が固いのです。これから洞窟に入ります・・・



刹那がK市→ヤングマン市へ引っ越しを始めた。

ヤングマン市に向かう途中に、軍隊さんたちが、

刹那や如月のようなハーフを許さなくしているらしい。


「ボーっ!!!ボーっ!!

あちちちちちちちちっ。」



ガスファンヒーターに点火しそうなぐらいの

ガスバーナーを使い、私たちを燃やしにやってきた。



「何するのですか。熱いじゃないの」



軍隊さんたちが、まず、出会い頭に、

成長したお姿を、見届けてまいりましょうか。

でも、なぜ、私を焼くのですか。

「たかが、鳥人間のくせにいい気になりよって・・・。

人間様の世界にはあり得んわ・・・。」


戦争勃発を起こそうと、私たちを警戒して、

飛び跳ねるように驚いた如月の尻・・・。


「あちちちっ」



その青年が、年がひとつ上であると言う

情報は聞いてはいるが、私と同じ羽根が

生えている。

その青年が、何やら、物干しざおを持って、

ブンブン振り回すではありませぬか。



軍隊さんたちは、

「焼きたいんだ・・・

俺は、やつを、鶏肉にして、

焼いて、食べたいんだ。。。」



私たちを焼く??

ニワトリと勘違いしないでほしいね。

私たちはずぅ~っと言ってきている。

ず~っと、ニワトリじゃないって言ってる。

夢が現実に変わろうとしているかしらないけど、

人間様とニワトリの○ックスが通用して、

認められてはいないけども、そのニワトリの子どもでも

ありますから。

ニワトリの卵から、私と青年は生まれたんです。



向こうの調理場では、パンの焦げた匂いがし始めた。

パンと言うよりかは、ニワトリを調理に出し、

いつも養鶏所に連れられ、殺されている。

そんな中、私たちは人間様と同様で、鳥人間なんだよ。

人間なんだよ・・・いちょ・(苦笑)。

足も二本足で生えてるからね。

手もちゃんと5本の指があるでしょ。



そして、私は良い文句言った後、

自分の部屋へ帰っていった。

部屋はちゃんと片付いており、

乙女を意味するものだった。

ギザギザのカーテンではなく、

模様付きのカーテンで、外からは見えない。

それにしても、私はずっ~っと、

服装については無頓着だった。



ストーリーの始めの頃だったか。

もう何時間が過ぎた頃だったか、

ブラジャー姿で、ずっ~~~~~~~~~っと、

下着だけで、今までニワトリが焼かれるところを

眺めているのだった。



調理師のコックは、焼き鳥にするほど、

腕は確かだ。

でも、ニワトリを檻の中で殺して、

めちゃくちゃ斬って、それでたき火で焼いてる。

それがもし私だったと考えると、

鳥インフルエンザだけに、ニワトリ人間として

成り立っていかなければならないのが、

苦痛になる。



それは私より年上の青年よりも、刹那のほうが

ず~っと、ニワトリ思いなんだと感じた。



約束の時間まで、あと少しです。

手洗いをして、ニワトリ人間の私が、

コックにつられて、にわとりの肉、、、

つまり、鶏肉から揚げを、嫌々しく、

食べるのであった。



老夫婦のおじいさまが、私にこんな事を

問いかけてくれた。

地図があれば、道に迷うこともなく、

焼き鳥にされなくて済むんじゃが、

人間界には恐ろしい恨みを持つ者もいるが、

そうではない者もいる。

だから、この世の中、すべて怖いんじゃよ。



老夫婦のおじいさまから、

不思議な地図を手に入れた。




刹那みつ子の第1章。




1982年5月岐阜生まれ。

私は、中学生の時、50メートル走で、

6秒台のタイムを持ったことがあります(笑)。

↑自慢じゃないですよ(;^_^A

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ