刹那の歩き方~鳥人間サイト~
刹那の目線から、主人公をつなげる、
「つ*な*ぐ・・・」から始まった・・・。
ミッキー少女の刹那みつ子が、
如月のステータスをずぅ~っと見てきた。
ずぅ~っと、文句言ってきた。
刹那が明日のサワーで、酔い痺れていると、
隣の奥の部屋から、兵士らしき方が現れた。
「何様、ざます!!」
「鶏のホームパーティーやぁ~」
鶏を滅多打ちにして、そこで焼いている。
これが習慣となっていたのだ。
自分には非がなく、相手には非がある。
そこの打ちどころが、悪いせいか、
誰も焼く姿を、かわいそうだとか、
悲しいなんて思わない。
焼いて当たり前の気分でいるのだから、
人間様のハーフではなくとも、
心優しき人が、現れないことには、
私たちだってどうすることもできやしない。
「タンタララ~♪
タンラララ~♪
タンラララ~ン♪×2」
お鍋をしめた。
そこで再び、あの歌曲を
鼻歌で歌うと、刹那がちょっぴり
曇り顔を見せる。
「ミッキーマウス、ミッキーマウス
ミキマ~ウス~♪」
刹那の登場で、如月の部屋は明るくなった。
如月の部屋のお手伝いさん、軍隊さんたちが、
あれだけ鶏から、抜け出せれないモノが、
私にはわかったような気がしたのです。
落とし穴に落とされた気分なのか、
顔が真っ青になり、穴は塞ぐ感じなのでしょうか。
土が固いのです。これから洞窟に入ります・・・
刹那がK市→ヤングマン市へ引っ越しを始めた。
ヤングマン市に向かう途中に、軍隊さんたちが、
刹那や如月のようなハーフを許さなくしているらしい。
「ボーっ!!!ボーっ!!
あちちちちちちちちっ。」
ガスファンヒーターに点火しそうなぐらいの
ガスバーナーを使い、私たちを燃やしにやってきた。
「何するのですか。熱いじゃないの」
軍隊さんたちが、まず、出会い頭に、
成長したお姿を、見届けてまいりましょうか。
でも、なぜ、私を焼くのですか。
「たかが、鳥人間のくせにいい気になりよって・・・。
人間様の世界にはあり得んわ・・・。」
戦争勃発を起こそうと、私たちを警戒して、
飛び跳ねるように驚いた如月の尻・・・。
「あちちちっ」
その青年が、年がひとつ上であると言う
情報は聞いてはいるが、私と同じ羽根が
生えている。
その青年が、何やら、物干しざおを持って、
ブンブン振り回すではありませぬか。
軍隊さんたちは、
「焼きたいんだ・・・
俺は、やつを、鶏肉にして、
焼いて、食べたいんだ。。。」
私たちを焼く??
ニワトリと勘違いしないでほしいね。
私たちはずぅ~っと言ってきている。
ず~っと、ニワトリじゃないって言ってる。
夢が現実に変わろうとしているかしらないけど、
人間様とニワトリの○ックスが通用して、
認められてはいないけども、そのニワトリの子どもでも
ありますから。
ニワトリの卵から、私と青年は生まれたんです。
向こうの調理場では、パンの焦げた匂いがし始めた。
パンと言うよりかは、ニワトリを調理に出し、
いつも養鶏所に連れられ、殺されている。
そんな中、私たちは人間様と同様で、鳥人間なんだよ。
人間なんだよ・・・いちょ・(苦笑)。
足も二本足で生えてるからね。
手もちゃんと5本の指があるでしょ。
そして、私は良い文句言った後、
自分の部屋へ帰っていった。
部屋はちゃんと片付いており、
乙女を意味するものだった。
ギザギザのカーテンではなく、
模様付きのカーテンで、外からは見えない。
それにしても、私はずっ~っと、
服装については無頓着だった。
ストーリーの始めの頃だったか。
もう何時間が過ぎた頃だったか、
ブラジャー姿で、ずっ~~~~~~~~~っと、
下着だけで、今までニワトリが焼かれるところを
眺めているのだった。
調理師のコックは、焼き鳥にするほど、
腕は確かだ。
でも、ニワトリを檻の中で殺して、
めちゃくちゃ斬って、それでたき火で焼いてる。
それがもし私だったと考えると、
鳥インフルエンザだけに、ニワトリ人間として
成り立っていかなければならないのが、
苦痛になる。
それは私より年上の青年よりも、刹那のほうが
ず~っと、ニワトリ思いなんだと感じた。
約束の時間まで、あと少しです。
手洗いをして、ニワトリ人間の私が、
コックにつられて、にわとりの肉、、、
つまり、鶏肉から揚げを、嫌々しく、
食べるのであった。
老夫婦のおじいさまが、私にこんな事を
問いかけてくれた。
地図があれば、道に迷うこともなく、
焼き鳥にされなくて済むんじゃが、
人間界には恐ろしい恨みを持つ者もいるが、
そうではない者もいる。
だから、この世の中、すべて怖いんじゃよ。
老夫婦のおじいさまから、
不思議な地図を手に入れた。
刹那みつ子の第1章。
1982年5月岐阜生まれ。
私は、中学生の時、50メートル走で、
6秒台のタイムを持ったことがあります(笑)。
↑自慢じゃないですよ(;^_^A