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ヒズナァ水滸伝~刹那の悪い予感~  作者: 上原碧桜(あおさく)
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ヒズナァ水滸伝~刹那の悪い予感~

上原碧桜あおさく

1982年5月岐阜生まれ。

短編小説を繰り広げ、ネット界に

突如現れた、30代後半の新人小説家が、

今、新たな一ページの幕が下りた・・・。


「刹那の悪い予感」と言うゲームっぽい小説を

初めて描く作品となっております。


■刹那の悪い予感■




刹那せつな20歳女の子が

これから巣立ってゆく物語である。。。





■第1話■

夏のある日。






空は


青かった。


せめて、


雨が


降ってくれたら


良かった。






いつもなら


公園に


行ってるのに


こんな暑い


青空が


続く日ばかりは


半袖が


嫌になるほど


堅苦しい。






片足上げて


何もアクションして


こない


モーションを使っては


心のあったかさより


体のあったかさの


ほうが、


あつい


まんまだ。






この僕が


夏の日に、


虫を追いかけるとか、


プールに行くとか、


住んでるY市には


何もない。






ではなくて、


Y市を通り過ぎたところに


またK市が存在する。


そこはでっかい町。


でも、


スーパーがズラリと


偏っている。


Y市から


K市まで


車で行っても


2、30分かかるって


ところだ。






思いがけず


誘いがかかったのは、


ぼんやりと


うちわを扇いで、


スイカを食べつつ


バルコニーの前で


休息を取っていた頃、


私が見つめたのは


アリさんの行列だった。




(刹那は、か弱い女の子だ。

これから察するに、

どうゆう子に巣立ってゆくのか。)






■第2話■行列のアリ?!








ずっと、眺める路上に更けた。


夏には、虫を取らせないために、


行列のアリさんが、ゴキブリの死骸を


運んでいるのに、僕はずっと


こうゆう世界を楽しむために・・・。






君の中で、ゴキブリの死骸を


見るたびに、アレルギーに


なるぐらい、もどかしい体と


向き合う。






意味がなくなっても、


僕は、この痒みとの闘いに、


慣れている。






だからこそ、ゴキブリの脚が


千切れたり、内臓を抉られるような


感じが、何だかゾゾ気を感じる。






静かな路上に、


セメントコンクリートの床。


暑い・・・(;^_^A






ただ、単に眠るアリの行列は


どこに向かうのやら。


わりとデカいアリまで、


軍隊を連れて、仲間を呼ぶ。






君に損したことなんて


何もなかった・・・。


セメントの床は、50度近くの


熱を持ち、7月の暑い日を


通り過ぎるかのように、


数日間、晴れ間が続く。




刹那は、家の玄関の前で、

ただ、コンクリートセメントの

床を眺めて、何かを発見した。

そして、自分が、

ミッキーマウスの女の子に

似た、か弱い女性だと言うことを

気づかされるのであった。





■第3話■ミッキーマウス








髪の毛が、ボブカットの子を見るのが、好きだった。


ただ、ひとつ一目惚れを始めた一人の青年。


その名も、刹那と、如月の物語みたいなモノ。


ボブな感じの編み編みミッキーみたいな少女、


これが僕の描きたかった、目指していた小説なんだ。。。






アリの行列を見るたびに、ミッキーマウスが


こっちに向かって、声をかけてくる。


不思議な少女ハイジーみたいな設定だ。








僕は刹那を、「ミッキー少女」と名付けた。


アリさんの行列を何とも思っていないところ、


ミッキー少女に恋を始めた。






やはり、職場恋愛か?!


会社で、ミッキーの名を付けたのは、


如月が初めてだった。


異様な光景が、目に浮かぶ。


ふと思ったミッキー少女の「刹那」は、足を痛めていた。






痛いの痛いのとんでゆけ~~❣❣






如月、ふざけてるのかよ・・・。


ったくよー、お前それで良いのか・・・。






怖さを知ることのない謎のミッキー少女。


まだ、2〇歳と言う若さ。


あこがれるぅ~~~❣❣






そりゃ彼氏もいるわ。


だって如月だって、彼女いるんでしょ






当たりーーーー❣❣❣






「ミッキーマウスと言うの、やめんしゃい」。






僕の中では夢の夢だった。


ミッキー少女と出会った僕は、如月と言う青年。






これから物語が始まるのだ。





ミッキーマウスの少女と

名付けられた刹那。

これから如月と言う男の子に

恋を抱いてゆくのか。


それから、数日が経った。





■第4話■むしゃくしゃ如月











Y市との契約を解除し、アリさんの行列で


一世風靡した刹那。






ミッキー少女の裏には、


何もなかったかのように


当たり!は見舞われてしまっていた。






ずっと苦しんでいた如月の思いは、


口を尖らせる程、不安を募る思いでいたのだ。






君にとって、刹那は、


何がよく似合う少女だと思う??






もう少女って言われないかもしれない。


どんな2〇歳と偽っても、


年齢は、10歳未満ぐらいだろうか。






そんなことを考えてしまう。


Y市とK市の間に、如月と刹那の関係が


あるとしたら、


どちらも、同じ敷地内にいる、


たった二人の青春をこれから逆らうのか。






まだ、この子は、2〇歳なんですよ・・・。


如月が、成人を降りた頃の記憶・・・。






何がどうなってんだ??


まだ、この日の続きがある。






晴れ間を過ぎた朝を迎えると同時に、


君の頬に寄せた思いは、切なかった。






物語は、如月あずま=21歳と、


刹那みつ子=20歳の、1つ年下の物語である。





刹那みつ子が、改めて、

名前が見つかってしまった。

刹那って名字だったの??

その、後ろにいたのは、

刹那を気遣う、如月あずまの存在で

あった。



如月は、こうして、

刹那の思いを寄せて、

旅に出るのであった。



第一章、、、終わり。




セーブしましょう♪♪

架空ゲームっぽい小説の幕が、

今、始まったばかりです。




さぁ、刹那の悪い予感が、

ゲーム進行で、進めてゆきたい。。。

こんな小説を作るのも、作者は、

はじめての試みだった。




上原碧桜あおさく

1982年5月岐阜生まれ。

短編小説を繰り広げ、ネット界に

突如現れた、30代後半の新人小説家が、

今、新たな一ページの幕が下りた・・・。





上原碧桜あおさく

1982年5月岐阜生まれ。

短編小説「名古屋行きは永遠に・・・」、

「猛烈な姉妹?オリンピックの卵」、

「明日のユリナ」、「仲良し」を代表作として、

ネットユーザー「上原碧桜」さんが、大きな旋風を

巻き起こす。

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