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異世界で黒猫君とマッタリ行きたい  作者: こみあ
第12章 北の砦
339/406

* ここまで(11章)のお話(あゆみ談)

11章のまとめです。一応間話としても読めますが、読み飛ばしても問題ありません。

 私たちを乗せ北の砦へと向かう船は森の中、大量発生した水スライムのせいで動力(モーター)が止まっちゃった。そこで私たちを襲ってきたのはケインさん他、北の砦から逃れてきた元農民の皆さん。

 彼らから北の様子を伺いつつ、先行したアルディさんたちに合流しようと私達は陸路で北へ向かう。

 途中、ケインさん同様北の砦から逃げ出した狼人族さんたち発見。その族長さんはバッカスの元婚約者、ディアナさんだった。ディアナさんたちも参戦を約束し、私たちより西から北上するという。


 ディアナさんたちと別れ北へ向かう私たちを、突然湧いて出たオークの一団が襲う。私を庇って深い矢傷を負った黒猫君は、黒猫の姿に戻っちゃって意識もない。倒れる直前、黒猫君が放った固有魔法の地割れと、オークを脅そうとして私が放っちゃった光魔法は、結果オークと一緒に隣の山一個消し去った(多分あれ、山の天辺でやっちゃ絶対いけないやつだった)。

 混戦のあとバッカスたちとはぐれ、一人瀕死の黒猫君を抱えて森で迷子になっちゃった私を、大っきな森の熊さん……じゃなくて熊獣人のベンさんが拾ってくれた。

 一度は自分を奴隷商だと言い張り、私を奴隷にするって言ってたベンさん。実は私みたいに行き詰った人を拾っては更生(?)させてくれる優しい熊さんだった。

 ベンさんに連れてきてもらった隠れ村で色々あって、黒猫君も無事回復。私たちと同行を決めたベンさんと、探しに来てくれたバッカスたちと一緒に、やっと辿り着いた北の砦前は、……なぜかすでに戦場になっちゃってた。


 砦から逃げてきたナンシーの士官の二人の話では、ナンシーやヨークから連れてこられた農民の半数は死んじゃって、残った人たちも酷い状況にあるみたい。

 私が戦闘で傷ついた兵士さんたちを治療してる間に、近くの山に住み着いてたドラゴンのルディンさんと先に到着してたディアナさんたちを巻き込んだ黒猫君。そのまま黒猫君の悪知恵に乗り、私たちは砦の兵士やヨークの軍人さんたちの裏をかいて無事、囚われてた農民と狼人族の皆さんを救い出す。

 お互いの報告会が終わって一息つく間もなく、今度はまるで灰色の波のような大量のオークが私たちを襲う。それも橋に設置してた結界石と、巨大化して暴れまわるベンさん、それにアルディさんたちが持ちこんでた移動式投石機(バリスタ)でなんとか乗り越えて。


 無事生き残った私たちを次に待ち受けるのは……もちろん後片付けです。

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お読みいただきありがとうございました。
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その他の情報は必要に応じて追加していきます
魔術師階級他
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