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異世界で黒猫君とマッタリ行きたい  作者: こみあ
第8章 ナンシー
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54 ヴィクとバッカス

「あゆみ、そう心配するな。アルディもついていってるし、もし危なくなったら助けに入るよう準備もしている」


 黒猫君が自分だけで大丈夫だと主張しても、一匹で教会に向かうのは余りに心配だという私の言葉を聞いてキールさんがアルディさんを付けてくれた。しかも黒猫君には内緒で一隊救助用に教会辺りの見張り場に送ってくれた。

 それを見て少しは安心したもののどうにも落ち着かない。

 言葉通りシモンさんは一旦貧民街に向かって、この部屋にはキールさんとバッカス、それにピートルさんとアリームさんだけが残った。


「ほらヴィクが来たぞ」


 そう、キールさんは私の研究が始められるようにヴィクさんを呼んでくれたのだ。ところがついでにエミールさんまで付いてきた。


「おお、あゆみ嬢なぜその可愛らしい顔を曇らせていらっしゃるのです?」


 黒猫君がいないのを一瞬で見て取って流れる様に私の横に来て跪き手を取ろうとしたエミールさんをサッと割り込んだバッカスが蹴り飛ばした。


「誰だこいつは?」

「バッカスよくやった。ヴィク止めろ」

「キールさん、いくら何でもそれは酷いですよ、エミールさん大丈夫ですか? ヒッ!」


 混乱の中、気が付くとヴィクさんの剣がバッカスの首にピタリとくっついてた。


「お前、俺を切る気がないならそれ外せ」


 バッカスが短く命令するとヴィクさんが顔を歪めた。


「バッカス、こいつの弟はこの前の砦の襲撃の時にお前らに殺された兵士の一人だった。だから一度は許してやってくれ」

「分かった」


 キールさんは淡々と説明し、バッカスは短く答えた。

 ヴィクさんは静かに剣を引いてキールさんに向き直った。


「別に弟の為に剣を出したわけではありません。エミール副隊長を足蹴にする者が居たので念のため剣を抜いただけです」

「その割には殺気がただ漏れだったぞ」


 バッカスがちょっと余計な事をいう。それを無視してキールさんが紹介を始めた。


「ヴィク、これはバッカス。狼人族の族長だ。バッカス、折角だからあの時の砦の襲撃の説明をしてもらってもいいか?」


 ああ、そう言えば誤解だろうとは理解してもお互い細かい話はした事がなかったんだよね。ヴィクさんがいる今が確かに一番いい機会かもしれない。


「それからエミールは俺の後ろに立ってろ」


 キールさんが容赦なくエミールさんに命令した。エミールさんは悪びれもせずに私にウインク一つしてキールさんの後ろに回る。それをヴィクさんも見とがめて流石に顔をしかめた。

 バッカスはそんなやり取りをチロチロと見た後、「別に構わない」と短く答えてシモンさんが座ってた椅子を引いて私のすぐ横に持ってきた。

 その椅子に深々と座って落ち着いたバッカスは腕を組んでキールさんをじっと見ながら話し始めた。


「お前らの街の外であんたらが決闘を申し込んだ時にあんたらの施政官の一人が連れて来た狼人族の死体を覚えてるか?」

「ああ」

「あいつがあの襲撃の前夜、お前らに殺されたって言って仲間の死体を持ってきた。背中に何度も切り傷が付いてた。エルフのハーフが話し合いたいっていうんでついていったらあんたらの軍に囲まれたって言ってた。あそこの街の連中からの要請であんたらの軍が砦に陣取って俺達を追い出しにかかってる、今すぐ俺たちがこの森を出ていかなければ俺たちを全滅させるといってたってな。その証拠に自分を殺さずにこの死体を持たされたって言ってた」


 そこでバッカスが小さくため息をつく。


「今考えればあいつも家族を人質にされてたんだろう。だがそれまでのあんたらの蛮行から俺はそれをすぐに信じちまった」

「待て、蛮行ってのは何だ?」


 怪訝そうな顔をするキールさんにバッカスが鋭い目を向けた。


「前にも言ったが俺たちは北の森を追い出された。その指揮を取ってるのは王族の末子、キーロンってやつだって聞かされてた」

「はあ??? 俺は北になんか行った事もないぞ」


 驚いたキールさんを見てバッカスがはぁっと息を吐き出しながら宙をみる。


「まあ、そうなんだろうな。この前の話し合いの時、じっくりあんたを観察してたよ。あの時の様子からどう見てもあんたが北での蛮行に関わっているとは思えなかった。まあ、俺たちはすっかり騙されてたわけだ」

「誰がお前らにそんな事を言ったんだ?」

「北で出会った獣人だ。同じように森を追い出されてナンシーに向かうって言ってた」


 なんか話がどんどんこんがらがってきて私はちょっと目まいがしてくる。そこでそれまで無言で話を聞いていたヴィクさんが静かにバッカスに問いかけた。


「一つ聞いてもいいか。あんたは私の弟が誰に殺されたか分かるか?」


 その質問に私の胃がキュウッと痛くなった。ついさっき、キールさんがバッカスに説明するのを聞くまでヴィクさんの弟さんがバッカスの仲間に殺されたことさえ知らなかった私はかけられる言葉を見つけるどころか声も出せない。その横でバッカスは特に気負うわけでもなく真っすぐヴィクさんを見返して答えた。


「俺だ、って言ってやりたいがな。俺の一族の一人だってのは確かだ。だが、そいつも死んだ」


 一瞬気色ばんたヴィクさんはバッカスの答えを最後まで聞くと茫然と立ち尽くした。


「あの夜は酷かった。俺の仲間はほとんどがキール達の魔術で倒れ、キール達の仲間はほとんどが俺たちの牙に掛かって死んだ。あの場で生き残った狼人族は俺ともう一人だけだ。あの日俺は仲間を嵌めたハーフ・エルフを仕留める事しか考えてなかった」


 バッカスが少し悔しそうに言葉を続ける。


「俺は自分の怒りに任せて俺の仲間を罠にはめたテリースを仕留めようとそればかり気にしていて仲間を無駄死にさせちまった。そんな俺を最後まで止めに入ってたのがハビアだ。あいつは誰にも手を出してない。俺を諫め、最後まで襲撃に反対し、砦までついてきたにも関わらず誰も攻撃せずにただ俺を守ろうとしていた」


 バッカスはそう言って自分の手を見つめる。


「結局族長として、俺が全てを見誤った。あんたらが去ってすぐ、ネロとあゆみにやられた俺をハビアが見つけて仲間の元まで連れ戻してくれた」


 バッカスの話がそこで終わったのを見て今度はキールさんが話しを始めた。


「去年の夏を過ぎたころからナンシーにいた俺たちの元に商隊が狼人族に襲われたという知らせが届き始めていた。年の終わりの頃にはいくつかの商会が狼人族の駆除を依頼してきた。実際にどれくらいの被害が出ていたのかまで俺たちは確認しなかったが、人死にが出ていると再三報告されていた」

「俺達は商隊に手を出したことはないぞ」

「そうか」


 キールさんが大して驚きもせずに頷いた。


「あの街に到着してすぐにあの教会の司教どもとのやり取りがあり、あいつ達をつけて行ったら確かに狼人族が司教どもを襲うのを確認した」


 それを聞いてバッカスが納得したように頷いた。


「それは事実だ。教会の連中が俺たちをどう扱うかは知ってるだろう。あいつらが俺たちを狩りに来るって話を仕入れた俺たちは前もって罠を張ってた。あれを見てたのか」

「ああ。どうやら俺たちは本当にうまく嵌められてたらしいな」


 キールさんが少し辛そうに口元をゆがめた。

 二人の話を聞いていた私は目元に涙が滲んできてるのに気付いて慌てて袖口で拭う。これは私が泣いていい話じゃない。それでもやるせない気持ちが心に残った。

 そこでバッカスは再度ヴィクさんに向き直って口を開いた。


「兵士が戦いで命を落としたことに俺は謝る気はない。だが俺の判断ミスで不必要な戦闘が起きたのはすまなかった」


 そう言ったバッカスはそのまま真っすぐヴィクさんを見つめていた。茫然と二人の話を聞いていたヴィクさんは、そのバッカスの謝罪を聞くと小さく喘いで口を開いた。


「酷い話だ。これでは私は誰も恨めない」

「言ってるだろう、俺が悪いんだから俺を恨め。殺されてはやらないが敵討ちがしたいならいつでも付き合う」


 サバサバとそう言ってバッカスは腕を組む。それを見返したヴィクさんは「その気はない」とだけ呟いて小さく首を振った。

 バッカス、自分が負ける気はないんだね。まあ、負けないんだろうけど。黒猫君でもかなわないみたいだし。

 多分同じことを考えたキールさんがキラリと目を輝かせた。


「じゃあ折角だから俺が……」

「殿下。駄目ですよ。アルディに叱られます」


 目を輝かせたキールさんが腰を浮かすより早くエミールさんが珍しくしっかりとした声でキールさんを諫めた。

 そう言えば結局キールさんは一度もバッカスとやりあってないんだよね。

 よっぽどやってみたいのか、キールさんが凄く残念そうな顔でエミールさんを睨んでる。


「あの、さっきから皆さん色々お話し合いされてるんですが、僕たちここにいてよかったんでしょうか?」


 二人がにらみ合った事で場に少しの静寂が広がった所に突然アリームさんが遠慮がちに言葉を挟んだ。


「ああ、悪い。そう言えばまだ君たちに通達してなかったな。丁度いい」


 そう言ってキールさんが立ち上がった。


「君らが直接ここに来てくれたのは本当にラッキーだった。これで全てが一度に終わらせられる」


 何をいわれたのか全く分からないという顔のアリームさんとピートルさんは、それでも立ち上がったキールさんに合わせて慌てて立ち上がる。二人の目の前まで進み出たキールさんがそれぞれに一枚づつ紙を渡した。

 二人がそれぞれの紙に目を落とし、そしてそのまま凍り付いた。


 あ。あの紙、私知ってる。私と黒猫君の秘書官の通達と同じ紙だ。

 そんな二人の様子は綺麗に無視してキールさんが明るい声で言葉を続けた。


「ピートル、アリーム。今日から君たちを工産業大臣と副大臣に任命する。まずは適当にこの街の連中を使って前回と同じ農作業工具を超特急でそろえてくれ。後はこのあゆみと共に彼女の知識を具体化するための研究施設を立ち上げて欲しい」


 そこで一度言葉を切ったキールさんは真っ青な顔で突っ立ってた二人にぼそりと呟いた。


「費用は全部俺が持つ」

「ほ、本当か? いや、本当ですか?」

「研究機関って滅茶苦茶お金かかりますよ?」


 それまで凍り付いてた二人がキールさんの最後の一言で飛び跳ねるように振り向いた。それをニヤリと笑ってキールさんが見返す。


「安心しろ。今日、金の都合はついた。当分潤沢な資金を提供できそうだ」


 そこで少し顔を引き締め厳しい顔で続ける。


「正直、金なんか食料が底をついたらすぐに意味がなくなる。使えるうちに使っちまえ」

「大将太っ腹!」

「ピ、ピートル、もう少し言葉を何とか……」

「気にするな、どうせ俺の周りは同じようなのしかいない。誰が咎めるもんでもないぞ」


 そう言ってキールさんは豪快に笑った。


「さてヴィク、話がすっかり逸れてたがお前を呼んだのはこいつ等の見張りを頼みたくてな。ネロ曰く、この三人をほっておくととんでもない事を始めそうでマズいそうだ」


 キールさんの言葉にヴィクさんが胡散臭い目でピートルさんとアリームさんを見た。

 あ、ヴィクさん、私のことは信用してくれてるんだ。その信用が痛い……


「まずは新兵どもを使って武具倉庫を片付けさせてこいつらの仕事場にしてやれ」


 そう言ってキールさんは私たちを送り出してくれた。



 * * * * *



「バッカス、あれは本当か?」


 あゆみたちが部屋を出ていくとキールがすかさず俺に聞いてきた。


「どれの事だ?」

「兵士たちをお前が殺していないって話だ」


 やっぱりそれだったか。こいつが聞きたがるんじゃないかと思わなかったわけじゃないが、俺にしてみれば言い訳をするようで話したくなかった。それでも俺は嘆息しながらキールに向かい合った。


「俺にしてみればどっちでも同じ事だがな。事実だ。あの日俺には別の事情があった」


 あゆみたちのいなくなった部屋には俺とこいつとエミールとか呼ばれてたヒラヒラ野郎だけが残った。正に敵地で敵の大将相手にこんな事を話す日が来るとは思いもしなかった。そう思うとちょっと笑えるじゃねえか。


「北で聞いたのはあんたの名前とあんたがハーフ・エルフといるって話だけだった」


 そう言って俺はキールを睨んだ。どうしても怒りが表に出ちまうのは仕方ない。だが一番腹が立ってるのは自分にだ。


「あの日俺に報告を上げて来た奴の話を聞いて俺は一気に頭に血がのぼった。俺についてくるって言った他の連中が何やってるかもまるっきり聞いてなかったし見えてなかった。とにかく目当てのハーフ・エルフを仕留めようと目を皿のように凝らして待っていた。いくら暗闇で目が効いても戦闘で動き回るあんた達ばかりが目についてどうやってもハーフ・エルフを見つけられなくてただじりじりとしてた。そこにあんたの放った火魔法があいつの白いローブを一瞬で浮き上がらせてくれた。自分の仲間の身体を焼き尽くす火を尻目に俺はついに見つけたハーフ・エルフ野郎を殺そうとそれしか考えてなかった。まさかとうの本人がそこに居るとは思いもしなくてな」


 本当に皮肉な話だった。あゆみからあの日の話を聞いた時、俺は自分の馬鹿さ加減に一瞬目の前が暗くなった。


「でもあのハーフ・エルフを仕留めた後、獲物に止めを刺そうと追いついた俺にあゆみはひるみもせずに恫喝してきた。あんな片足の弱っちい女が傷ついて動けないハーフ・エルフを後ろに庇ってだ。自分にあらがう力もないあいつが真っすぐに俺に向かって吐いた恫喝に、俺はどうしようもなく悔しくなってそれまでの恨みや怒りが全部吹き出した。気が付けば今まで教会の奴らが言い募ってた『悪い狼人族』のそのまんまの言葉を俺はあゆみにぶつけてた」


 情けないがこれが真実だ。


「俺を見上げたあゆみの瞳にそんな自分の姿が映って、考えなしに自分が返した言葉を自分で聞いて吐き気がした。突然自分が一体何をしてるのか分からなくなって、ま、そんなことに気を取られてる間にネロに思いっきり目を持ってかれたわけだ」


 俺の話をじっとこちらを見つめて聞いていたキールがぼそりと問いかける。


「あゆみたちや俺たちを恨んでるか?」


 俺は何気なく手を上げて自分の失われた左目を触ってみる。


「あゆみを攫った後、あんたらの事はあゆみが色々説明してくれてた。だが正直言ってそんな簡単にあんたらを認めるこたあ出来ねえ」


 あの後あいつがどんなに言葉を尽くしてこいつらの事を説明してくれても、正直心からこいつ等を信用した事なんか一度もなかった。今日の甘っちょろいやり取りを見ててもコイツが悪いヤツじゃねえのは分かる。でもこれとそれは別だ。


「戦闘ってのは本当にやなもんだな」


 俺の話を聞いていたキールは突然そう呟いた。そのまま窓の外に視線を移して言葉を続けた。


「ネロはあゆみに俺たちがこれから行うどんな戦闘も見せたくないって言ってたよ」


 ああ、こいつのいう事は何となく分かる。


「俺もあゆみに自分たちの争いを見られるのが何故か一番気分が悪い。多分バッカス、お前もそうなんだろ」


 そう言って視線を俺に戻したキールに俺は静かに頷いた。


「なら話は早い。俺達とお前たちの恨みも怒りも多分一生消えない。だけどあゆみがいる限り俺たちはもう争う事はない。それでいいんじゃないか」


 あのヴィクってやつのお陰で今日は思いがけずこいつとはちゃんと話す事になったな。

 結局すったもんだでいつの間にか共闘してる俺たちは実は今日まで一度も腹を割って話したことはなかった。

 目の前に澄ました顔で座り淡々とそんな事を言ってくるキールに少し腹が立つ。

 多分こいつの言ってることは正しい。正しいが。


「いや、俺はそれじゃ納得しねえ」


 俺の言葉にキールが一瞬怒りを目に宿した。ハッ、やっぱりな。


「お前は俺が嫌いだろ。俺もお前が嫌いだ。これは隠したってどうしょもねえ。俺たちは血を流しすぎたんだ」


 俺ははっきりと続けた。


「俺達は相いれない隣人だ。確かにあゆみがいる間はお互い手を出さねえだろうよ。だけどこのままだとあいつらがいなくなった途端間違いなくすぐに元の木阿弥だ」


 俺は椅子から立ち上がってキールの目の前に真っすぐに立った。警戒してかエミールの奴も一歩前に出る。

 見た目に反して隙がないな、こいつ。

 俺はそれを無視してキールに話しかける。


「俺を許せ。俺は許す」


 俺たちは多分本質的には変われない。俺もコイツも戦場で生きて来たんだ。

 だけどあゆみは俺を家族だという。俺の一族をまるまる自分の家族だといいやがった。だったら俺はこいつも受け入れるしかねえじゃねえか。

 俺は余計な事をまるっきり付けずに口にした言葉と共に片手を突き出した。以前あゆみが言っていた握手ってやつだ。

 俺の言葉は不遜に響いただろう。それでもキールの奴は一瞬の躊躇いもなく手を握り返した。


「俺はお前が嫌いだが許そう」


 キールはそう言って力いっぱい俺の手を握り返した。それは人にしては大した力だった。


「あ、因みにな。ネロ曰く、結局あゆみは俺たちがあいつに隠れていがみ合ったり裏で画策したりしてたことに一番怒ってたらしい。だから多分これはあいつには言わない方がいいぞ」


 キールが付け加えた言葉に俺は頭を抱える。


「隠し事は苦手だ」

「だろうな」


 そう言ってキールは厭味ったらしく綺麗にほほ笑みやがった。

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