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~現場入りには新規教育が必要だぜ!~

取り敢えずの繋ぎ投稿です短くてすいません。

次に投稿するのはもうちょっと話も動く長文予定です。

第二話 


~現場入りには新規教育が必要だぜ!~



次に意識を取り戻した瞬間、感じたのは猛烈な不快感だった。

何だかまだ異様に頭が重い・・・目眩もするし、

こりゃあれだ、現場で若い衆と大五郎飲んでたら

何故か野郎数人が素っ裸のまま詰め所で翌朝を迎えたような

最悪な気分の俺の耳にいきなり入ってきたのは見知らぬねーちゃんの悲鳴だった。




 「なんでよおおおおおおおおお!何でなんで歳三喚んだはずなのに!

  誰なのよこのオッサンはああああああああああ??????」




・・・裸のまま現場で目醒めた時より最悪だな。

見知らぬねーちゃんにいきなりオッサン呼ばわりされてるし、

間違ってねーよ。確かに俺は熊方歳三。38歳。

にーちゃんと呼ばれるにはちょいと違和感を覚えるお年頃だけども。


ねーちゃんはそのまま




 「マナは充分に用意して・・・触媒無しの召喚だったけど、

  位置座標の特定自体は出来てたのに・・・なんで・・・なんで・・・」




と、虚ろな目をしながら訳のわからん事を呟き続けている。


そもそも、こんなねーちゃん、現場の朝礼で顔見たかな?

と視界も定まらないまま喚いてるねーちゃんを見る。

割りと短めの黒髪に丸メガネで地味な顔立ち。いや顔はともかく、ここで大事なのは服装だ。

色々な職人が入る大きな現場じゃ、そいつの服装や道具で大体の職種は分かる。


うん。無駄に各所がヒラヒラした服だな。

スカートも長すぎて仕上げの内装担当だろうと現場で見かけたら一発退場だわ。

そういえば、コウタが読んでた漫画に出てきそうな魔法使い?みたいな服装だな

これが噂に聞くこすぷれ?って奴なのかな。


なんでこすぷれねーちゃんが俺たちの現場にいるかは知らんが

もしもどっかのバイトならそこの職長にしっかり指導してやらんとな。

現場じゃ服装一つで大怪我の元になる危ない箇所も多いし。


そう思った俺は




 「・・・(ねーちゃん、どこの会社のもんだ?)」




問いかけようとするが上手く言葉が出ない。

ちくしょう、まだ体調戻らねーのか一体なんなんだ・・・。


あっ、駄目だ。また意識が遠くなってきやがった。

段々と白くぼやけていく視界の中、

ブツブツ何か言ってたねーちゃんの呟きが止み、

一言だけだが妙に耳に残る呟きが聞こえた。



 「これで、私もこの国もオシマイね・・・」



オシマイってなんなんだ・・・?

そう思った瞬間、俺の意識はまた途切れた。

???「レウスリがエタったようだな…」

???「フフフ…奴はレウスリの中でも最弱…」

???「1話如きでエタるとはレウスリのツラ汚しよ…」


と思わず描いてみたくなっただけです。

この後いきなりグアアアアアアアアアアとまとめて串刺しになる可能性も

無きにしもあらずですが、

一応区切りの良い所までは頑張りたいです前向きに善処します!(白目


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