海の家
1.
2人ではしゃいだ 砂浜に眠る
綺麗ねと拾いあい 繋げてゆく星と太陽
来年もここで 逢おうねとあなた
波音のさらう声 瞳に刻み込むの
透き通りすぎてた 未来に溺れ
手繰り寄せる小指の その先には見えない 紅い結び目
海鳥優しくなだめてほしいよ
涙、こぼれないように
今日の終わりまでこらえていたいの 消えないように
記憶のかけらをつなげていられる
想い、この胸に抱いて
夢の底につく時に迷ったら 朝を見失う…かしら…
2.
潮風吹かれて 思い出す過去に
鳥たちは気のままに 流され流れ飛んでゆく
逢えないこの夏 いつまでも揺れて
海辺には独りきり 流れ星と彷徨う
見つけられず崩れた 廃墟の砂に
おびえた手を伸ばして ねぇ逢いたいもう1度 願う結び目
忘れておしまい 誘なうテティスに
飛沫、浴びせられるまま
飲み込まれぬよう握り締めるのよ 欠けないように
心地の良い波さそわれるままに
瞳、閉じながら流す
見えない涙もそっと包まれて 蒼い夢のなか…沈む
海鳥優しくなだめてほしいの
涙、こぼれないように
今日の終わりまでこらえていたいの 消えないように
記憶のかけらをつなげていられる
想い、この胸に抱いて
夢の底につく時に迷ったら 朝を見失うかしら…
元のをちょっぴり改めたやつ