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14、イケメンの、おねだりだったら、大至急!
夕方カリカリしているぬ~まさん。
今日忙しかったからね。
そこへ追い打ちが。
「ぬ~まさ~ん。お願いがあるんですけど~?」
「何?」
背の高い大人しげなイケメンがお願いに来ました。
「コピーお願いしたいんです。これ、2部。」
「えっ明日でいいでしょっ。」
ご機嫌ななめです。
さあ、どうする!?イケメンくん!
「・・・え~・・・でも~・・・今日がいいなっ」
・・・そんなので聞くわけないでしょ?
「もうっ!しょうがないわねっ!じゃあちょっと待っててね★」
ピンヒールでダッシュするぬ~まさん。
効くんだー!?おねだり!
尊敬の目で見つめると、イケメンくんは、にやっと笑い返してきました。
やるじゃん!?師匠と呼んでいいですか!?
イケメンくんにうまいこと使われているぬ~まさんは、他のコピー待ちの人を蹴散らし、真っ先にセットしています。
そしてコピーが終わると、お尻を3割増しでプリプリしながら帰って来ました。
ぴったりした薄手のスカートがお尻の形を強調しています。
歩いてくる姿は、マリリンモンローのようでした。
私に足りないのはこれ・・・ではないな。
真似できないし。