表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

さとうきびの意味

翌日は朝から雨が降っていて、外での撮影が中止になるはずだ。

中止になるはず、というのも、真輔がまだ部屋から出てこないのでわからないのだ。

午前七時、旅館の玄関先で篤史達は真輔が来るのを待っていた。

「監督、遅いわね」

映子は壁にかけてある時計をチラリと見て呟いた。

「そうね。いつも早起きの監督が寝坊なんて珍しいわね」

圭子は真輔の事をよく知っているのか、時間通りに出て来ないのを珍しがる。

「昨日、疲れたって言ってたからまだ寝てるんじゃないのか? それか二日酔いだな」

透は一人で納得するように言った。

「山田さん程、飲んでなかったと思うけど?」

めぐみは昨夜の透の飲みっぷりを思い出して言った。

「まぁ、そりゃあ、そうだけど…」

透は言い返す言葉もない。

「私、起こしてきましょうか?」

めぐみは圭子に言う。

「森本さん、お願いします」

圭子がそう言った後、めぐみは真輔の部屋に向かった。

「留理、大丈夫?」

隅のほうにいた里奈は留理を心配する。

昨夜、泣いていたせいか留理の目は腫れている。

「うん。心配してくれてありがとう」

「無理だけはしないでよ。将来の事、ゆっくり決めていけばいいし、留理は留理らしく、自分のペースでね」

里奈の言葉に、留理は頷く。

「それより篤史以外に好きな人でも出来た?」

「いいひんよ。なんで?」

「なんとなくそう思っただけ」

「好きな人はいないけど憧れの人はいるで」

「そうなんやね」

里奈は留理の言葉を聞いてホッとしていた。

少し離れた場所で二人の話している姿を見守るような目で見ている篤史。

その時だった。めぐみが慌てて玄関先まで戻ってきた。

「森本さん、どうしたんだ?」

めぐみの慌てぶりが尋常ではないのに気付いた透が聞いた。

「監督が…監督が…」

声が震えてきちんと伝わらない。

「部屋に行くで! 監督の部屋はどこや!?」

めぐみの慌てぶりで、真輔がどうなっているのかわかった篤史は真輔の部屋を聞く。

「三階の華という部屋です」

圭子が言い終えるのと同時に篤史は階段を駆け上った。








真輔の部屋に着いた篤史は息を飲んだ。

部屋の中で真輔が無造作に倒れていたのだ。

布団がとても乱れている。

恐らく、布団の中でもがいていたと思われる。

枕の近くには、さとうきびが葉がついたまま二本置いてあることに気付いた篤史。

「小川君、どうしたのよ?」

映子は走ってきて篤史の声をかけてきた。

映子の後ろには残りの全員もついてくる。

「一体、何が…?」

真輔の部屋の中を見た映子も篤史同様、息を飲んだ。

「監督!!」

追いついた圭子が叫び声と共に部屋に入ろうとした。

「入るな! 中に入ってはいけない!」

篤史の姿を見た町田警部はとっさに状況を判断して激しい口調で圭子に注意した。

「町田君…」

涙目で町田警部に向ける圭子。

「留理ちゃんと里奈ちゃんは旅館の人に沖縄県警に来てもらうように頼んでくれ」

「わかりました」

留理と里奈は返事するとフロントに舞い戻った。

「この中には警部と僕、小川君だけ入るので、みなさんは部屋の外で待機しておいて下さい」

水野刑事の要望に、雄也が頷いて無言のまま全員を部屋の外へと出した。

篤史は真輔の遺体を見つめ、何かを感じ取っていた。




三十分後、沖縄県警の川田刑事と竹中刑事、そして鑑識がやってきた。

軽く自己紹介をし、警官以外の全員は大広間に移ったが、圭子のすすり泣く声だけが全員の気持ちを空しくさせていた。

これには圭子にかける言葉がない。

しばらくすると、町田警部達警官が大広間に入ってきた。

「お待たせしてすいません。少しお話をお聞きしたいので協力お願いします」

白髪交じりの川田刑事は背広の内ポケットから手帳とペンを取り出した。

隣にいる竹中刑事は若くていかにも色んな知識がありますという感じで、川田刑事と親子ほどの年の差がある。

「草中さんが殺害されたのは、昨夜の午後十時から十一時半の間だと思われます。この時間、みなさんどちらにいましたか?」

川田刑事がゆっくりとした口調で全員に聞いた。

「この大広間で夕食をとっていました。ちょうどその時間ですと小川君の話を聞いていました」

雄也が代表で答えた。

「話といいますと…?」

川田刑事はそう言いながら篤史のほうを見る。

「市原さんがオレが解決した事件の話が聞きたいって言うたから話してたんや」

「そうだったんですか。その中に草中さんはいましたか?」

「小川君が話し始めると部屋に戻ってしまいました。撮影で疲れたとかで…」

次にめぐみが動揺を抑えるようにして答えた。

「その時の草中さんの変わった様子とか何か気付いた事はありませんでしたか?」

竹中刑事が質問する。

「変わった様子とかはなかったと思いますけど…」

雄也は首を横に振って答える。

「草中さんが部屋に戻った時間は何時頃か憶えていますか?」

「確か九時半頃やったと思うで。その時間くらいに事件の話し始めたから…」

篤史は思い出す表情をしながら答える。

「草中さんが部屋に戻って三十分後からの犯行ってことか…」

川田刑事は手帳に書き込みながら呟く。

「撮影は何時に終わったんですか?」

「午後八時過ぎに終わって、それから夕食でした」

町田警部は川田刑事と竹中刑事に伝えた。

「そうですか」

竹中刑事はため息交じりに言うと、大広間に沈黙が流れた。

「あの…殺害方法ってなんですか?」

望は思い切って聞く。

「絞殺です。凶器はまだ発見されていませんが、恐らく犯人が捨ててしまったでしょうね」

川田刑事は望だけではなく全員に伝えた。

「絞殺って…もしかして私達の中に犯人がいるってわけ!?」

映子は不快感を表して声を挙げる。

「恐らくそうでしょうね。この中に不審な行動を取っている人はいませんでしたか?」

竹中刑事は声を張り上げて聞いた。

「いいひんかったで。でも、オレらの中にはんにんがいるっていうことは確かやで」

篤史は言い切る。

「小川君!?」

「まさか!! 確かに監督は厳しくて、何度も嫌だと思ったこともあったけど、殺したいとまでは思ってなかったぜ」

透が動揺した声で言った。

「それはどうかな? 大広間にいたオレらはアリバイがあって、殺害は無理やと思ってるみたいやけど、犯人は不可能を可能にしたんや」

篤史の力強い言葉に、大広間はしんと静かになる。

「死体の側に置いてあったさとうきびの理由はなんでしょうか?」

水野刑事はずっと考えていたがわからず、沖縄県警に聞いた。

「なんでだろうな。さとうきびは重要な手掛かりになると思うな」

竹中刑事もさとうきびの意味がわからないといった様子だ。

「ところでみなさん、さとうきびはどういう物か知っていますか?」

突然、川田刑事が全体を見るように聞くが、全員わからないようだ。

「とうもろこしに似たイネ科の植物なんです。熱帯地方を中心に世界中で栽培されているんですよ」

「世界中で栽培されているのですか?」

雄也はさとうきびが沖縄だけだと思っていたので感心したように聞く。

「そうです。沖縄だけではないんですよ。どうやって沖縄にするかというと、茎の汁から取っているんです」

川田刑事は説明してくれる。

さすが地元だけあって、さとうきびに詳しい。

「そうだったんですか」

めぐみは知らなかったいう口調で呟く。

「さとうきびと事件が何か関係あるの?」

映子は不機嫌そうに聞く。

「まだわかりませんが、関係あると思います」

「絞殺にさとうきび…。絞殺が直接的な死因やない。そやろ? 川田刑事」

篤史は自信たっぷりに川田刑事に聞く。

「それはまだ…」

川田刑事は答えにくそうにしている。

その時、一人の鑑識官が大広間に入ってきた。

川田刑事と竹中刑事は鑑識官の話を聞くため駆け寄る。

しばらくすると、二人の警官は戻り、鑑識官は大広間から出て行った。

「小川君が言った通り、直接の死因は絞殺ではありません。被害者の右腕に注射された跡があり、それが直接の死因です」

「本当なんですか?」

「はい。草中さんが倒れていた布団が何かに液体で濡れていた部分を調べてみたところ、布団の中にあったさとうきびと一致したということがわかりました」

「なんだって!?」

川田刑事の報告に、篤史以外の全員は驚いた。

「そういうことは小川君の言うとおりか」

透は改めて篤史の凄さに気付いた感じだ。

「オレらが各自、部屋に戻ったのが午後十一時過ぎ。それからでも犯行は行えなくもないが時間的に無理がありそうや」

篤史は自分が言った事に確信を持って言う。

「途中で抜け出した人は?」

竹中刑事は手帳から目を離して聞いた。

「犯行時刻の中では、寺野親子と森本さんと内村さんの四人や。四人共、トイレに行っただけやけどな」

篤史は憶えていたのか、正確に伝える。

「四人はどれくらいトイレに行っていましたか?」

「私は二、三分」

めぐみは思い出すように答える。

「五分です。お母さんも同じくらいの時間だったと思います」

望が圭子の分までしっかりと答える。

「内村さんは?」

「私は十分ぐらいだったかな」

「なぜそんなに時間を要したんですか?」

川田刑事は映子の答えに敏感に反応した。

「朝からお腹壊しちゃったからよ。撮影中はトイレに行けないから市販薬飲んでたけど、昼に飲んだきりだったのよ。私だって人間よ。お腹ぐらい壊すわよ」

映子は顔を赤くさせながら答える。

これは篤史も映子の言ってる事が最もだと思った。

「そうでしたか。四人にお聞きしますが、旅館で草中さんとバッタリ会ったとかありませんでしたか?」

「それはないです」

圭子は泣いているせいか、声を震わせて答えた。

望とめぐみと映子も同じ答えだった。

「わかりました。今日のところこの辺にしておきます」

竹中刑事はそう言うと立ち上がる。

それを見た三人の警官は立ち上がった。

「何かあればこちらから報告します」

「はい。ご苦労様です」

町田警部は沖縄県警の二人の警官に礼を言うと、沖縄県警は大広間を出て行った。

「みなさん、朝食は食べましたか?」

めぐみは全員に聞いてきた。

「オレはまだや。直前まで寝てたし…」

「オレもだ」

篤史と透は交互に答える。

「私達もまだ食べてません」

里奈も同じ答えだ。

「何か買ってきましょうか?」

望が手を挙げて言う。

「私はいいわ。こんな時に朝食なんて食べてられないわ」

映子はさっきとはうって変わってイライラした口調で言う。

「少しは食べないと体力が持たねーよ」

透は頭を掻きながら映子の身体を気遣う。

「殺人なんか起こったのにノンキにこんなところにいられない。私、荷物まとめて今日中に東京に帰るわ!」

映子は立ち上がり大広間を出て行こうと障子に手をやった。

「内村さん待って下さい。この中に犯人がいる可能性もあります。勝手に帰ってもらっては困るんです」

町田警部は冷静に映子を東京に帰らないように引き止める。

「私は犯人じゃないわ!」

「そう言われても証拠がない以上、シロとは言えないわけで…」

水野刑事も映子を引き止める。

「何よ? 私が犯人だって言いたいわけ? 第一、私達には大広間にいたっていう確かなアリバイがあるじゃない。もしかしたら、この旅館の人が犯人かもしれないじゃない」

「いや、それがそうとも言えへんのや。旅館の人には動機がないし、旅館の中に監督の知り合いがいるとは聞いてないから犯行は無理なんじゃないかな。最も内村さんの中に犯人がいるっていうのが一番の理由やと思うけどな」

篤史は旅館の人は関係ないと言い張ると、映子は唇をグッと噛み締めて悔しそうな表情をした。

「わかったわよ!! 残ればいいんでしょ!?」

映子はドスンと音を立てて座った。

「みなさん、朝食がまだのようなので食べましょうか」

めぐみは場の空気を変えるようにして言った。

望が朝食を買いに行くと言ったのだが、町田警部が旅館の人に頼んで簡単に何かを作ってもらった。







朝食後、あっという間に午後になった。

午前中、大広間で事情聴取を受けていたせいか、午前中は短く感じた。

ドラマの撮影は中止となり、放送日も延期されることになり、監督も別の人になる、と出演者全員に伝えられた。

午後二時過ぎ、篤史は真輔の部屋に行き、事件の事を考えていた。

(何かの液体で注射された後に絞殺された。鑑識の結果、液体はさとうきびの液体か。それにしても、なんのためにさとうきびの液体を監督の体内に注入したんや? ただ絞殺すれば良かっただけやのに…。さとうきびだって二本も必要ないはずやろ?)

篤史はこの事件の真意がわからないでいた。

「小川君、来てたのか?」

部屋の外から町田警部が声をかけてきた。

「あ、警部…」

「部屋に行ったら草中監督の部屋にいるって聞いたんや」

「大変な事になってしまったな」

篤史は参ったという表情をする。

「そうやな。事件はいつだって思いがけない時に起きるんや」

町田警部は慣れているせいか、いつものことだというふうに言う。

「警部、全員の動機あったんか?」

「そのことだが、川田刑事に頼まれて、水野と一人ひとりの部屋に聞いて、それとなく聞きにいったんや。今、水野が川田刑事に電話で報告してるよ」

町田警部は白の手袋を手にはめながら答える。

「動機っていうのはなんなん? あの中で動機がいる人っていたん?」

「全員あるといえばあるんや」

町田警部の答えに、えっという表情をする篤史。

「小川君といえども一般人やし教えられないんや」

町田警部は残念そうに言う。

「そこをなんとか…。オレも早く事件解決したいねん」

篤史はお願いのポーズをしながら言う。

篤史をチラリと横目で見た町田警部はニヤリと笑う。

「仕方ない。小川君にはいつも事件を解決してもらってるからな。他言無用やぞ。特に川田刑事と竹中刑事の耳に入ると何を言われるかわからへん」

「ありがとう!! あの二人にはバレへん程度にする」

嬉しそうな表情をする篤史。

「まずは圭子ちゃんなんだが、草中監督にいつも怒られて嫌味を言われていた。内村さんは金をゆすられていたそうで、業界内でも有名やったそうや。山田さんは歌手活動の事で色々と言われていた。森本さんは新人の癖に生意気だ。撮り方もイマイチ良くない、と難癖をつけていた。市原さんはノンフィクションの書きすぎだ、と常日頃から言われていた」

町田警部は手帳を見ながら答える。

「内村さん以外は嫌味や難癖ばっかりやん。相当、嫌な監督で見たで」

篤史は一昨日、空港で真輔を初めて見た時の事を思い出していた。

そんな監督に自分の事をドラマを撮ってもらおうとしてたのかと思うと、篤史は良い気分にはなれなかった。

「まぁな。今のところ、内村さんがクロに近いな」

「早まるなよ。まだ内村さんが犯人やと決まったわけと違うんやし…」

「あぁ…そうやな」

町田警部も頷くように納得する。

「動機はあるけど、犯行時刻には全員が大広間にいたというアリバイがある。途中、トイレに行った寺野親子と森本さんと内村さんは別として、そんなに長い間、大広間を抜けてた人っていいかったから犯行は難しいな」

篤史は途方に暮れてしまう。

町田警部はよっぽど篤史をアテにしているのか、深く事件の事を考えていないように見える。

「あのさとうきびはどうしたん?」

「沖縄県警が回収して行ったよ」

笑って答えてくれる町田警部に、心が和んでしまう篤史。

(なんでこんな時に事件が起こってしまったんやろうな。オレが事件が起こるっていう予想が当たるなんて思わへんかったな)

内心、自分の予想が当たった事に嫌気が刺してしまった。

窓の外の雨は、今の篤史の心模様と同じようだ。

「小川君、留理ちゃんと仲直りしたのか?」

町田警部はそっとさりげなく聞いてくれた。

「いいや、まだや」

「そうか。幼馴染やからすぐに仲直りする」

町田警部は断言した。

「幼馴染か…。オレ、里奈にはなんでも言えるけど留理には言いにくいところがある。でも、留理はオレのためになんでもしてくれてるのに…。里奈もやけどな。二人共、良いところあるってわかってるのになぁ…」

篤史はふっとため息をついてから言った。

篤史はなんで留理が大阪に帰ろうとした時、あんなに怒ってしまったのか、自分でもわからない。

自分達はまだ高校生で、将来の事を考える余裕は十分にある。

それなのに、留理が将来の事を考えていなかっただけで怒るなんて自分はどうかしていると思ってしまう篤史。

それに、幼馴染といえども留理は自分の所有物ではない。

留理が将来の事をどう考えていようと、篤史自身がどうこう言える立場ではない。

篤史は留理に対して怒った事を後悔し始めていた。

「実は自信無くしてるねん。留理とこのままでいいのかってわからへんくて…。里奈は今のままでいいって言うてくれてるんやけどな」

「里奈ちゃんの言うとおりや。お互いを思いやる気持ちがあればいいと思うで」

町田警部は篤史の不安を打ち消すように言うと、そっと篤史の横顔を見た。

「事件が解決したら普段の仲に戻ってるよ」

「…やといいんやけどな」

苦しい表情をする篤史。

「事件の話に戻るんやけど、さとうきびって二本もいらなかったんじゃないかと思うんだが…」

町田警部は事件の話を戻す。

「オレも同じ事を思ってたとこや。二本も必要あったんやな。例えば、監督が必要やったとか…」

そう言った篤史だが、真輔が何に必要だったかはわからない。

「必要って何のために…?」

「さぁ、それはわからへん。さとうきびの液体で殺害してるから、たまたまあの場にさとうきびがあったからやなさそうや。監督が必要あったにしろ、犯人は用意周到にこの殺人を犯したっていうことになるな」

いつもの事ながら、篤史の中で犯人に対して怒りが込み上げてきた。

真輔が嫌味とか言う人間にしろ、殺されていい人間ではないからだ。

「とにかく、色々調べていかないとな」

町田警部は何かを決意したように言う。

「そうやな。早期解決のために…」

篤史も町田警部と同じ気持ちで言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ