表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

この小説は2作目です。

がんばって書いてみますのでよろしくお願いします。

誤字脱字があったら指摘よろしくお願いします。

あと、出来たら感想などもできたらお願いします。

4月25日 午前11時

高校の入学式、俺は腐れ縁じみた友と一緒に帰路についていた。

「俺、昨日宇宙人に会った。」

「・・・・いますぐ精神病院に行くか。」

なんてこった。冒頭からなんて事を言い出すんだ。最初の2行読んだだけで「戻る」ボタンを押されたらどうする気だ? ただでさえ読んでくれる人がほとんどいないというのに。

「いや、まじで」

「・・・・・もう末期なのか。」

「やめろよ! 俺の目の前で両手を合わせないでくれ! 本当のことだから!」

「・・・・もしもし、病院ですか?」

「頼むから電話しないでぇぇぇーー!!」

携帯を一時的に取り上げられてしまった。ちっ、もう少しで病院送りにできると思ったのに。

「・・・・・・・・・・・・・・・・で、何で宇宙人がに会っただなんて言ったんだ? それともコ〇ン星から来たとか言い出した頭のおかしいやつでも襲来したのか?」

「いや、コリ〇星から・・・・ってそれは言いすぎだと思うが・・・・まあいいや、その星じゃないがオリオン星から来たとか言ってたんだが。」

「・・・・・・もしもし、療養所ですか?」

「俺は障害者でもねえぞ!?」

今度は俺の携帯を思いっきりぶん投げた。・・・・・・ああ、俺の携帯。

「・・・・・はぁ、で、オリオン星のどの星に住んでたんだ?」

「ど真ん中に住んでいたそうだ。」

「やけに都会っぽい所から来たんだな。」

「いや、ど田舎だそうだ。」

「意外だな。」

だいたいど真ん中って都市が多いじゃんか。東京とか

「だって、貧乏で他の惑星に逃げてきた先がこの地球だったんだとさ。前の星では仕事が無かったらしい。」

「まさかの浪人!?」

どうやら宇宙人にも浪人とかそういうのはあるらしい。・・・・イメージできんが

「しかも、両親は二人とも他界しているらしい。」

「とうとうお前もリア充入りか・・・・・・爆発してしまえ。」

「ちょっと怖いこと言うなよ。まぁ、行く当てがないらしいから俺の家に住んでもらっているけど。」

「おまえが、お前そんなに優しい心の持ち主だったか?」

「いや、美少女だったから。」

「下心ありありだな。このリア充目が!」

「しかもツンツンしてるし・・・・」

「・・・・・ああ、うん」

「一緒に住み始めて1週間立つがデレる素振りを見せないぜ。」

「・・・・・・何かごめん・・・・・」

「わかってくれれば、いいさ。」

男同士で肩を組んでひしひしと涙ぐむ。

「ん、どうしたんだ? 携帯なんか取り出して?」

さっき投げられたやつはすでに救出済みだ。

「いや、ちょっとな。電話しないといけない所があるんでな。」

俺は、携帯の番号を押す。そしてコールが鳴り、相手は出てくれた。

「もしもし、救急車を1つお願いしたいんですけど。」

「だから俺は病人でもねぇぇぇぇぇーーー!!!!」

―――――20分後―-―――

何だかんだやりながら、無駄話を展開して途中で友と別れ、自宅のマンションの階段を上っている途中

「・・・・あいつの頭は本当に末期かもしれないな。」

自分の自宅の階まで来て、玄関を目指す。俺の家の玄関は一番奥にあり、ちょっと歩かなきゃならない。

「だいたい、宇宙人なるものがどうして地球にくる・・・ん・・だ・・・よ・・・・・??」

俺は家のドアの前まで来て言葉を失った。だって、俺の家の玄関のドアにもたれ掛かる様にして美をつけてもおかしくない少女がすわり寝ていた。

「・・・・(すぅっ)」

年齢は16~18くらいだろう。髪は腰くらいまであるであろうストレートロング、服は黒の長ズボン、上にグレーのTシャツに真っ白の上着を着ていた。そして何よりも目立つのは

「・・・・んぅ」

銀の輝く髪と本来耳がついている場所にはヘッドホンが着いていた。

「・・・・なぁ」

とりあいず、このまま玄関前にいられたんじゃ家の中に入れないので起こす。

「・・・・お~~い、起きろ~~」

少女に近づいて肩を揺らす。

「・・・・・・んっ」

少女はうっすらと目を開けた。

「・・・・はぁ~~んぅぅぅぅ~~」

そのまま俺にもたれ掛かってきた。

「ちょっ!? おま!? ・・・何をするんだ!?」

「――――――いた。」

「・・・・え?」

彼女が何か言ったようなので耳をすまして聞く。

「・・・・・お腹すいた。」

そして、さっきまで否定した現実が俺の目の前に姿を現した。

これはプロローグですので、とても短いと思います。

続きをお楽しみに


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ