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出会い(2)

時は過ぎて、翌日の放課後。。。



早く授業が終わらないか、と今日はそのことばかり考えていた。


やっと、夢への第一歩が踏み出せる。

そう考えると居ても立っても居られない。



幸(さいわ)い、今日は友達も用事やバイトがある、と言っていたのでそのまま向かっても問題ないだろう。今は、一刻でも早く面接に行きたい。


僕は帰りの支度を済ませると、すぐさま教室を出て玄関に向かい、上履きを靴にはき替えた後、一目散にその店まで、走り出した。


店の場所は大体分かる。昨日のチラシに簡単な地図がかいてあったし、そこの住所を見てみると僕の住んでいるところから約10分くらいの場所だろうから徒歩で行けるところということが分かった。




店のある近くのあたりで何かをふと思い、僕は走るのをやめた。



多分、こんなに息切れで面接に行っても、第一印象が悪くなるだけだ。

第一印象は良いほうがいいと決まっている。


あ、そういえば、履歴書。

忘れてないだろうか。



スクールカバンの中をガサガサ探った。

すると下の方に、少ししわになっていた履歴書があった。



よかった。。。忘れていなかった。

でも少ししわになっちゃったな。



そんなこんなで僕はこのあたりにあると思われる店を探した。


「おっかし~な。このあたりにあるはずなんだけれどな。」



また、スクールカバンを探って店のチラシをみた。

そうしてもう一回あたりを見回してみると、この細道の奥にふと、この店なんじゃないか、というところがあった。




おそるおそるその細道を入っていくと…。


そこにはアンティークが売っていそうな古風の店が一つあった。


その店の名前は・・・・・・・


夢屋




――――――『ブルーローズ』―――――――――




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