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異世界昔話

作者: 為三

昔、あるおっちょこちょいの神様が大切な神器を無くしてしまい

大神様に一時の間ある世界の発展を任されました

ところが、しばらく上手くいかずに困っていました

他の女神が助言をしました

「私が昔任されたとき、世界樹を植えてマナの循環をさせると良いですよ」

その女神から世界樹の種を七つもらい


一つを妖魔族

その対価として繁栄力を

一つを魔族

その対価として膨大な魔力を

一つを獣人族

その対価として変幻自在な体を

一つを人族

その対価として多彩な技を

一つをエルフ族

その対価として長命を

一つを妖精族

その対価として自在な存在を

一つをドワーフ族

その対価として堅固な体を


何千年、何万年と時を経てその世界はマナがあふれる世界になった


しかし、どの種族も自分たちの役割を忘れ

自分たちが唯一無二の存在だとほかの種族の存在を認めず争うようになった

妖精族は争いに飽き自らが作る結界に閉じこもり

魔族は魔法を駆使し妖魔族を配下にし、ほかの種族を併呑しよと大陸全土に戦火をひろげた

人族は技を駆使しドワーフ族、獣人族、エルフ族を従え迎え撃った

何千年と戦は続き次第に人族、ドワーフ族、獣人族、エルフ族は疲弊していった


マナはあふれたが争いあふれる世界なり

おっちょこちょいな神様は困ってしまった

大神はそんな状況を憂い、五人の女神を派遣してくれた

光の女神、大地の女神、水の女神、風の女神、闇の女神


五人の女神は争いを無くすべく各種族に働きかけたが時遅く

大半の世界は魔族に蹂躙されてしまった

五人の女神は困り果て五体の神龍を召喚し魔族の進行押さえ大陸の一部に封じ込めることまで成功をした

魔族は力を集結し大魔王を祭り上げ反抗の、のろしを上げた

大陸のちょうど半分まで盛り返したときに二つの力は拮抗し大地に亀裂が入り

魔族側に五本世界樹、人族の陣営には二本の世界樹を納めることとなったがマナの状態は魔族側に多く

人族側は少しずつ減っていった

しかも人族側はどんどん荒廃していき、魔族に対抗する力をどんどん失っていった

妖魔族が跋扈するようになり、人族も七つの国に分かれ争うようになった


おっちょこちょいの神様は困り、神の力を一部削り異世界からこの世界を変えてくれる存在を召喚した


その存在はやがて大魔王を倒したが配下の五人の魔王がそのあとを継いだ


神はまた力を一部削り異世界から勇者を転生召喚したがまだ育っていない


今一度、異世界から勇者を召喚しようと神の力の一部を削り、勇者たちを召喚した


いまだこの世界は安定していない


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