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世界最強の剣士を目指していたはずが、現世界TOP女剣士のペットにされた件

どうも、更新遅れました。

強すぎる、明らかに俺たち凡人とはレベルが違う。八黒天とはこういうものなのか?剣をたった一振りしただけで、風圧だけであの威力。化け物だ。きっと俺たち凡人とは魔力量からして根本的に違うのだろう。


「お~い、ディーン君食べないのか?」


「あ、いただきます」


「なんだ?悩み事か?」


彼女は大きなテーブルに沢山並べられている豪華な夕食に囲まれながら、茹で上がったロブスターに手を伸ばして言う。


「なぁに、礼ならよいぞ?さあ、若いんだから食え食え!」


「すみません。夕食までごちそうになちゃって・・・」


彼女は、はぁ~、とため息をつき眉をひそめ、持ってたフォークをこちらにむけ言う。


「だーかーらー。気にするなと言っているだろうが!そういえば、君、今いくつだったかな?」


「お酒はちょっと・・・。まだ16です」


「いや、そうじゃなくてだな。ほんとに突然なんだが、ディーン君、私のペットにならないか?」


「・・・はい?」


 今、ネレさんは何て言った!?ペット?今、ペットって言ったよな?聞き間違えだよな。念のためもう一度聞いてみる。


「今なんていいました?」


「私のペットになれといったのだ」


 聞き間違えじゃなかったアァァァァァァぁ!?


「16ならもう働ける年だし、君さえよければなんだが・・・どうだ?」


 ペット!?ペットってどういうことだ!?この人スンゴイこと口にしちゃってる!もしかして酔っぱらってるのか?


「酔ってます?」


「ハハハ、酒は飲んでいないぞ。私は本気だ。とまぁ、ペットと一概に言ってもだな、これは一つの言葉の綾だ。君には雑務をこなして貰いたい。最近、魔物の動きが活発になってきているし、今日の一軒についても少々気になることもある。要するに手が回らないんだ。あとそれに、一日三食の飯に寝床も私が用意するし、きちんとそれなりに給料も出そう。後、君に剣術、魔術の訓練も行ってやる。

 お金も寝泊まりするところも、ましてやギルドにすら入っていない君にとって破格の条件だと思うのだが・・・?どうだ?」


 これは、断るに断れない。砂漠で倒れていた所を助けて頂いた上に、こんな夕食まで、それに寝泊まりする場所と剣術や魔術の訓練もそれにお金だって貰えるし、アヴァロンの情報を集める上で役に立つのは間違えない。というか、それ以前にあの八黒天からこうお願いされては。返事は一つしかないだろう。でもやっぱり彼女のペット発言は少し気になるが・・・。


「わかりました!命を助けて頂いた御恩もありますし、このディーン!ネレ様に使えさして頂きます!」


「おお!そうか、それはよかったぞ!そういえばディーン君の姓は何というのだ?」


「それが・・・養子として育ったもので、わからない・・・というかありません」


 と、いうと彼女は目をキラキラと輝かせながらいう。


「そうか、ではこれからディーン・クロノアーテルと名乗りなさい。もう君は私の立派な家族だからな!」


「そんな!?僕なんかがおこがましいですよ!」


「はぁ。いいか?君は今日から今、この瞬間から君は私のペットだ!返事は、はい!かワン!かニャンしか聞きたくない!」


「ニャン!」


「よーし!いい子だ!ご褒美に今日は特別に私の部屋で寝ていいぞ!あと、明日の朝6時に起こしてくれ、剣術と魔術の訓練は明後日から始めるぞ」


「ニャン!!!???」


 ハメられた!?完全におもちゃだ!!!!


どうも

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