表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/14

TwitterのSS

突発的に書いたもの

「足あと」


 朝は早く、海辺を散歩するのが日課だ。打ち上げられた貝殻やのんびり歩くヤドカリを見ながら浜辺をゆくと、猫の足あとが点々とついていた。思わずついていくと梅の花弁の形はいつの間にか小さな人の足跡へと変わり、海へと消えていた。何年も散歩をしていると、こんなことがたまにあるのだ。




「宵宮」


 裏通りの小さなお社の宵宮に、人魚掬いが店開きしていた。「やっていきなよ、金魚飴も付けるからさ」隣の飴屋と夫婦らしいく和服の老婆が会釈する。「歌を歌うよ。優しい言葉をかけてくれるよ」水槽の船にいる小さな人魚たちは僕にウインクする。これを海に放ったら、恩返しにでも来るかしら。

人魚と海のもの

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ