3日目 木こりの閃き
夕方、ハロルドとリマは大森林を歩いていた。それも疲れきった顔で・・・。
2人はいまだに遭難中です。もう、6時間は歩いています。・・・たいへんそうですね。
「ハル、いつまで歩いていなきゃいけないの?もう、疲れたよ・・・。」
「そんなこと言われてもなぁ、この大森林は広いからな~。分からんよ。」
「えぇ、普通迷わないのが木こりでしょ!本来いる力は戦う力よりも迷わない力の方が重要だと思う!ていうか、重要!!断言する!一回行ったことぐらいないの?忘れてたとは言わせないよ!」
ハロルドはすっごく疲れた顔で言いました、
「戦う力があって生き残れる方がいいんだよ。それに行ったこと有ったとしても覚えらんないよ、木ばっかで変わらないのだから。」
それでもリマは勢いよく言いました、
「生き残れるなら?迷ったら迷ったらで帰れずに死んじゃう可能性だってあるよ?まったく。」
そんな時、ハロルドはふと思い出すように言いました。
「そう言えばよ、あの時に浮いたような感じた後、いつまにか移動してたのってお前の力か?」
するとリマはいままでの疲れた顔が吹き飛び、ドヤッと音が出るような顔をし、
「あったりまえよ!魔法よ!精霊なんだもん、魔法ぐらいつかえるさ。しかも、時空魔法の転移魔法よ?すごいでしょ!」
そして、ハロルドはやはりとした表情をし、こう言いました。
「───それって家に帰れない?」
その時のリマの顔は雷を撃たれたような表情だったとさ。




