表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

私の恋

私には、感情がない。いや、詳しく言うと決まった人に会わない限り私の意識がしっかりしない。人とは、もちろん喋れない。これは、私の悲しい愛の物語である。

「小百合さん?次の時間、席替えだよ。」

わたしの名前は、小百合こゆり 夢乃ゆめの。いつも、ぼーっとしている。

「小百合さん?聞いてるの?」

「おーい‼︎優里亜〜小百合さん、聞いてくれた〜?」

「はぁ?聞いてくれる訳ないでしょ?話しかける罰ゲーム考えたの誰だよ?」

「あはは‼︎ゴメンね…考えたのウチだw」

「サイテー‼︎この恵理奈め〜‼︎」

「おい。お前ら、罰ゲームに小百合さん使うのやめろよ。」

誰…?あれ、なんで私いつも意識がしっかりしてないのに意識がはっきりしているんだろう…?

「大丈夫?小百合さん…」

「え…?大丈夫ですけど…」

「えっ⁉︎小百合さんが喋った!もしかして、玲のこと好きなの?マジウケるわ〜w」

私が神崎くんのことが好き…?そんな訳がない…。

「玲は、小百合さんのこと好きなの?」

「えっ?別に俺は…まぁ好きだよ?」

神崎くんは、私のことが好きなの?私も何か言わないと…

「えと…私も好きです…」

「わ〜カップル誕生?w」

「神崎くん…私なんかで良かったの?」

「うん。俺は…前から好きだったよ…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ