チャプター21 最終決戦
ファルコンマンは、車で逃走するマスクの男を追っていた。
奴は飛行機に乗り、飛び立とうとする。
奴の飛行機にジェットサイクルで並走し、飛び移った。
機体にしがみつくファルコンマン。
強風に襲われるが、見事ポッドの中から侵入に成功。
ダメージを受けつつ、中に入ったのも束の間、マスクの男から襲撃を受ける。
吹っ飛ばされるファルコンマン。
バック宙を使った素早い動きで近づき、攻撃を仕掛けるマスクの男。
すかさずファルコンマンは反撃した。
隙をついて、マスクをパンチで割るファルコンマン。
顔を手で覆い隠す男。
「正体を見せたらどうなんだ?」
ファルコンマンはゆっくりと近づきながら言う。
すると、男は、
「お前こそな。」
聞き覚えのある声で言い返した。
手をどけたその顔を見たファルコンマンは驚愕する。
「ブライアン・・・」
「久しぶりだな。トビアス。言っておくが、私の名はブライアンじゃない。アレックス・ブライヤーだ。」
「なぜ君が・・・こんなことを・・・」
「フッフッフッ・・・教えてやろうか?なぜこんなことになったのか。お前をノーランの自家用機で帰らせた後、私は組織であるXと交渉し、イシイ・キョウジを雇った。
ドレイクシティの住民たちを組織に売りつけるためだ。アメリカ人は莫大な金になるからな。しかし、お前に邪魔された。お前はファルコンマンとなり、正義の味方をする。そしてお前の存在で、この街はやがて朽ち果てる・・・」
「それが狙いだったのか・・・」
「この街を浄化し、作り変えることことだ!」
アレックスは目にも止まらぬスピードでファルコンマンに近づいてきた。
「ブライアン!」
「その名前で呼ぶな!」
アレックスの攻撃にファルコンマンは反撃できない。
「どうした?その程度か?」
痛めつけるアレックス。
ファルコンマンは壁にある緊急爆破装置に目やり、それを押した。
「どうした?一緒に死にたいのか?」
「いや、やっとわかったんだ。君はあのときのブライアンじゃない。」
「ほう、それがどうした?」
「僕は君を助けない。」
ファルコンマンは機内の窓を飛び出した。
それを見て、断末魔の叫び声をあげるアレックス。
飛行機は海の上で大爆発した。
飛行機から脱出し、空港を目指して飛ぶファルコンマン。
ヘリに乗って追ってきたロドリゲス刑事が叫んだ。
「ファルコンマン!怪我は無いか!?」
ファルコンマンは空を飛びながらガッツポーズをしていた。
安心するロドリゲス刑事。




