チャプター18 取調べ
市警本部の取調べ室。
ロドリゲス刑事は、クレイジータイガーのマスクを取ったキョウジに尋問していた。
「誰が黒幕だ!?」
「サツに言うことなんかねえよ。」
「警官は、お前の他にもう1人居たと証言してる。奴は何者だ?」
「フンッ。知らねえな、そんな奴。」
キョウジがそう言うと、ロドリゲス刑事は溜息をついて、取調べ室を出た。
麻薬捜査官が結果を聞いてくる。
「どうだ?」
「いえ、奴は何も・・・もう1人の男は逃走したらしいんですが、奴はそいつのことは話そうとしません・・・」
「困ったな・・・」
「それと、制服警官は、私を撃ってきました。あれは何だったんです?」
「何?俺はそんな警官に見張らせていないぞ!」
「嘘じゃありません。彼らは私が民間人を救出し、店から出ようとしたとき、いきなり撃ってきた。」「信じてくれ!俺は何もしていない。まして、優秀な君を殺すなんて・・・」
「なら、奴らに雇われたとか?」
「その可能性はある。マフィアに金で雇われた警官なんて、この街で何度も見てきたよ。君も同じだろ?」「だからといって、それを放っておくのですか!?ファルコンマンを追うより、奴らのアジトを引っ掻き回して、悪徳警官を見つけるのが先でしょう!?」
「そんなこと俺に言われても困る。署長に言え。わかってくれるかどうかわからんが・・・」麻薬捜査官がそう言うと、ロドリゲスは、署長の居るオフィスへ向かった。
「署長。イシイのアジトを調査するべきです!」
「なぜだね?奴はもう逮捕し、アジトは調査した。」
「イシイだけじゃない!黒幕を逮捕しなければ。」
「黒幕?」
「ええ、イシイと居たマスクの男です。」
「奴は逃走した。それに身元不明だ。捜しようが無い。」
「だからこそ、彼らの裏で暗躍しているであろうマスクの男を捜すため、アジトを再度調査すべきでは!?奴らが何をしでかすかわからない。」
「その必要は無い。イシイに聞き出せばいい。奴が何者か。」
「奴は一向に答えようとしません。」
「そのうち答えるよ。刑務所に行けばな。」
署長が言うと、ロドリゲス刑事は溜息をついて、オフィスを出た。




