表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/24

チャプター15 敗北

方、ノーラン邸では、トビアスがニュースを観ていた。

「シンダッコファミリーのドン、ソニー・シンダッコが脱獄しました。目撃者によると、シンダッコは、数人の護衛と赤線地区の安ホテルへと向かっていたとのことです。警察は、行方を追っていて・・・」

トビアスは立ち上がると、地下へと向かう。

サムが声をかける。

「新車で行くのか?」

「ああ。」

トビアスは、ファルコンマンに変身すると、サムから譲り受けた専用車「ジェットポーター」に乗り込み、出動した。

豪雨の中、安ホテルに到着し、潜入するファルコンマン。

ベランダの物陰に身を潜み、売春婦と話しているシンダッコを拘束するため、様子を伺う。

突然、部屋の外から銃声が聞こえた。

次の瞬間、ドアを蹴り破り、キョウジと構成員たちが侵入してきた。

シンダッコを脅すキョウジ。

「こいつを連れて行く前に、金になるようなものがないか探す。」

キョウジはそう言って、部屋を出た。

構成員たちが、シンダッコに銃を向けている。

突入するファルコンマン。

銃を向ける構成員に回し蹴りを喰らわせ、残りを殴り倒す。

シンダッコを連れて、脱出しようとすると、部屋に戻ってきたクレイジータイガーが、背後から刀で襲ってきた。

素材の柔らかい部分である腕を切りつけられ、流血するファルコンマン。

「まだまだだな。ハヤブサ坊主。」

クレイジータイガーはそう言って、反撃の隙を与えず、ファルコンマンを窓の外へと蹴り落とす。

地面へと落下したファルコンマンは、ダメージを受けながらも路地裏へと走り、ジェットポーターに乗り込み、走り出した。

ノーラン邸に戻ったトビアスは、ファルコンマンのマスクを脱ぎ、地下のトレーニングルームにあるベンチに倒れた。サムが裁縫道具を持って地下に降りてきた。

「何で切られた?」

「日本刀だよ。」

「イシイか?」

「トラのマスクを被ってた・・・」

痛みに耐えつつ話すトビアス。

「腕の部分は刃物に弱いからな。気をつけろ。」

「ああ・・・。武器を使わない身としては、銃よりも刀のほうが脅威だ。」

「少し、息抜きをしろ。メアリーをドライブに誘うとか。そうだ、明日、彼女と食事に行くんだろ?」「そうだよ。」

「ポルシェを貸してやろう。」

「ポルシェ?いいのかい?」

「彼女を喜ばせたいんだろ。いい車で行かなきゃな。」

サムは、笑顔で言うと、トビアスも満面の笑顔を返した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ