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おまけ:機体解説、エリシオン編

イノセント

EXS001(オリジンのみ)/EMS01(量産機)

頭頂高:15メートル

フレーム:標準型

武装

 リニアキャノン

 マシンガン

 コンバットナイフ

 複合シールド

 肩部機銃×2

その他装備

 オプションジョイント

 背部複合ユニット


概要

 エリシオンの開発した量産型コマンドスーツ。コストの都合により、プラズマリアクター搭載機ではないが、腕やバックパックに粒子タンクを搭載することで様々な荷電粒子兵器を運用できる。

 腕、腰、肩には様々な装備を追加できる共通アタッチメントがある。また、サポートメカとの連携により、幅広い環境で戦うことができる。

 性能はオリジンと量産型で大きな差はない(コストの都合で一部が簡略化されてはいる)。

 オリジンには元々、E粒子を荷電粒子兵器と神経触媒以外に使う機能はなく、量産機でも機体性能はほとんど同じなため、粒子供給の有無にかかわらず機体性能に大きな変化はない(神経触媒として使う量なら通常のリアクターでも生成できる)。

 アニムスキャナーの受信容量がシェンチアンやタイタンより大きく、パイロットの適正次第でかなりの戦闘力を発揮する(覚醒は無理だ)。

 エリシオン加盟国に次々と配備されているが、粒子供給システムが追いついていないため、基本的には実弾兵器を装備している。

 オリジンで成功した「E粒子を神経触媒として使い、アニムスキャナーの性能を上げる」「各部にアタッチメントを搭載し、武装や粒子タンクを増設できる」機能は、それ以降のエリシオンのコマンドスーツにも採用されている。


 ギンの一口メモ

 「エリシオン初の量産型コマンドスーツだ。科学の力で低コスト高性能。でもパイロットの強さに依存するところが大きく、量産機としてはあまり良いものではないね。」


イノセント(シホ機)

装備

 右腕粒子バルカン

 左腕シールドエッジ

 小型リニアキャノン

 コンバットナイフ

 肩部機銃

その他装備

 背部粒子タンク

概要

 シホのために調整されたイノセント。ブレイズを基本としており、腕にバルカン、ブレード、シールドを装備する。

 しかし三段切り替えが複雑なため、本機のものは左右で機能を分け、簡略化してある。

 エネルギー消費の多さをカバーするため、背面のバックパックが大型化しており、シホのように腕の立つパイロットでないとバランスを崩してしまう。


イノセント(ユナ機)

装備

 E粒子サブマシンガン

 マシンガン

 E粒子ブレード

 コンバットナイフ

その他装備

 ジェットパックユニット

概要

 ユナのために調整されたイノセント。ジェットパックによる高機動と、実弾と荷電粒子のマシンガンによる火力を両立しており、ヒットアンドアウェイを繰り返す戦法が得意。

 機体とパイロットへの負担は大きいが、ユナの技量によって重圧を受け流すことで負担を軽減している。

 肩の機銃はない。代わりに粒子タンクがついている。


イノセント(ノエル機)

装備

 E粒子ランチャー

 ガトリングガン

 E粒子ブレード

 粒子シールドジェネレータ

その他装備

 肩部複合センサーユニット

 背部粒子タンク

 背部アーム

 電子戦装備

概要

 ランチャーとガトリングガンによる火力支援に特化したチューニングの機体。

 背中には粒子タンクに加え、火器を保持するアームがあり、使用時は脇の下から抱えて撃つ。

 粒子消費の多さをカバーするため、背中に粒子タンクを増設しているが、重量が増加しており、機動力が低い(一応リパルサーリフトで飛べないこともない)。


 E粒子ランチャー:砲身を長くすることで粒子弾の圧縮率を底上げする機構を備えた粒子砲。粒子キャノンより威力で劣るが、命中精度とエネルギー効率は勝る。

 粒子シールドジェネレータ:短時間だけE粒子の防壁を発動できるシロモノ。

 電子戦装備:妨害電波発生装置や、クラッキングAIなどのモジュールを内蔵している。




ルナ・ザ・ウルフファング

開発コード:EXF004

頭頂高:15メートル

フレーム:軽量F形

武装

 マルチプルユニット×2

 脚部粒子開放機×2

 E粒子サブマシンガン

 コンバットナイフ

その他武装

 ファングパック(未実装)


概要

 プロメテウス隊に配備される予定だった4機のうち、最後の1機。本来は両手足の粒子開放機で近接戦闘に対応しつつ、携行火器で遠距離戦をこなす、というコンセプトであり、機動力を生かして有利な位置から射撃する機体になる予定であった。

 製造が予定よりうまくいったため開発期間に余裕ができ、追加で2機の大型プラズマリアクターと、1機の超大型プラズマリアクターが完成したため、本機は本国の防衛用に回された。

 その後、ブレイズの戦闘データをもとに新型のマルチプルユニットが搭載され、近接戦闘を主体とする機体へ改修された。予定では両手に鉤爪、背中にファングであったが、ファングパックの開発が遅れ、代わりに腕の爪がマルチプルユニットになった。


●マルチプルユニット

 鉤爪とアンカーワイヤー、粒子開放機を接続した万能武装。

 爪そのものを近接武装として使う、爪の射出による攻撃、ワイヤーによる機動、粒子開放機による爆破など、様々な攻撃パターンを持つ強力な武器である。

 半面、「近接武装として扱うための強度」「粒子開放による爆発に耐える構造」「爪、射出機構、巻き上げ機、ワイヤーによる重量や複雑性の増加」「扱いの難しさ」など、抱える問題も多い。


●脚部粒子開放機

 リリエルのものと同様の解放機。本機は格闘性能の高いF型フレームを採用しており、使用頻度が高い。


●E粒子サブマシンガン

 粒子弾を連射できる射撃兵装。基本的にはリリエルに搭載されたものと同一の性能だが、ルナの粒子生成量では2丁撃ちはできない。

 また、腕に粒子タンクがないので、一度銃器内部の粒子を撃ち尽くすとチャージが必要。


●ファングパック

 右肩の狼の頭型のアーマーと、バックパックが分離して狼型のコマンドロボとなる。ロボにはシールドエッジとリニアキャノンが搭載されており、本体と連携し、防御や援護射撃を行う設計になっている。

 頭部には小型粒子ブレードが搭載されており、牙の形に多数の刃が形成される。これは一本の刃だけではなく、多数の刃を構築し、攻撃範囲を広げる機構の試作案として搭載されている。

 制御はシンクロコアで行うはずだったのだが、シンクロコアの開発が間に合わず、搭載されていない。


 ギンの一口メモ

 「最初に作られたプラズマリアクター搭載機4機の最後の1機だ。完成後、ブレイズの戦闘データを反映して改良が加えられている。大型プラズマリアクターが完成したので、入れ替わりで本国の防衛に回されたぞ。尚、名前の由来となったファングパックの開発が遅れている」

 





アズール・ザ・リヴァイアサン

開発コード:EXB006

全長:60m

フレーム:機動要塞のためナシ

武装

 大型荷電粒子砲

 機銃×20

 武装アーム×2

 腕部内蔵型レールガン×2

 2連砲台×2

 魚雷×4

その他装備

 粒子偏光装甲

 E粒子コート


 エリシオンの開発した巨大な機動要塞。エリシオン本国の防衛の要として開発された。

 制御装置として次世代型アニムスキャナーを採用したことで、巨体を少人数で統括して動くことが可能であり、制御AIと連携することで、複雑な機構や多彩な武装を運用可能。

 管制室にはメインパイロットの他、支援要員を2人配置する。

 超大型プラズマリアクター搭載機であり、E粒子生成能力と機体出力が機動要塞の中でもかなり高い。

 粒子偏光装甲とE粒子コートの複合防御システムにより、無敵に近い防御力を誇る。

 また、水の抵抗を磁力で軽減できるレールガンを筆頭に、水中でも使える多数の武装や、荷電粒子兵器を多数搭載しており、攻撃力も高い。

 欠点として、巨体ゆえの取り回しの悪さと、建造コストと維持コストが恐ろしく高いことがある。このため、基本的に護衛のルナが同伴するほか、コストの都合でこの1機しか建造されていない。


●大型荷電粒子砲

 超大型プラズマリアクター直結の大火力な荷電粒子砲。その威力はすさまじく、射程もかなりのものだが、直進する都合上、水平線の向こうの敵は攻撃できない。現実的な有効射程は20kmを切る。ただし、一度発射されれば回避及び防御は困難であり、大型空母でも一撃で爆散させる威力がある。


 ギンの一口メモ

 「エリシオンの守護神だ。粒子偏光装甲の力場でE粒子コートの膜を固定し、効率的に全身を防護できるぞ。ちなみに、ゴウの体格に合わせてメインの席が作られているので、デカいヤツ以外はチャイルドシートを上に乗せて座ることになる。」

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