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公国の妖精憑き  作者: 春香秋灯
異文化交流
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搾取された先

 だいたい、こういうことは、夜、起こります。私は真夜中に起きることとなります。それなりの夫婦の営みをしていたので、私とライルは素っ裸ですよ。

「夜分、失礼します」

「あら、私はきちんと、あなたがたの持て成しを受けましたよ。不合格ですか?」

「巫女がお呼びです」

「待ってください。ほら、私は素っ裸です。それに、私一人では行けません。夫同伴を許されないのでしたら、拒否します」

 途端、殺気立ちます。その殺気に、ライルが反射で目を覚まします。

 起きたライルは、私を腕に庇うように抱いて、壁を背にして、殺気のほうに向き合います。ついでに、武器まで取り出します。

「ライル、心配いりません。案内役が、予定外のことを言われて、ちょっと困っただけです」

「だからって、殺気を向けるなんて」

「指示以外ことは許されないのでしょう。まずは、えっと、聖女様に確認をしてください。了承いただけましたら、喜んで、向かいます」

「………わかりました」

 仕方なく、お迎えは確認のために、その場を去っていく。だけど、複数の殺気は残ったままです。

 この殺気がよろしくない。別の部屋で休んでいたレキスたちを動かすこととなります。力のあるアサンとミエンは反射ですね。レキスとルードは、訓練が生きているようで、動き出しました。

 私はというと、ゆっくりと服を身に着けます。どうせ、行くこととなるので、それなりの服に着替えました。

「そんな、派手な服を持っていたんだ」

 私が着た服を見て、ライルは驚きます。私はいつも、こう、平凡で地味な服ばかり着ていますからね。

「いつも、無理矢理ですし、巻き込まれてですから、普段着ですが、本来は、この服ですよ。これは、特別製なんです」

「いつもは、こう、清楚な感じだが、それだと、どこか威圧的な女王様みたいだ」

「これは、私が帝国の皇族として、きちんとした所に立つ時だけ、着ていたものです」

 この服には、いい思い出はありません。帝国に連れ戻された時に、この服を強要されました。この服を着て、蔑まれ、恨まれ、最後は死にかけました。

 見た目は派手で、どこか品のある服です。ですが、この布地、強力な妖精封じが組み込まれています。本来は、千年に一人必ず誕生する化け物妖精憑きが着るものです。生まれた時からずっと、布地で妖精憑きの力を封じて、育てるのです。そうしないと、大変なこととなりますから。それでも、並の妖精憑きでは抑え込めませんから、化け物妖精憑きは、生涯、この布地で作られた服を着ます。筆頭魔法使いの衣装は見た目が派手ですが、それには、強力な妖精封じが組み込まれているかです。あの色の組み合わせもまた、妖精封じなのです。

 そんな裏の事情は黙っています。こうして、私自身の力を抑え込むこともまた、礼儀です。公国に来てからは、無理矢理だったりなので、礼儀知らずなことをしています。ですが、今回は、きちんと準備の時間がありますので、身なりを整えます。

 ほかにも、装身具もつけます。公国まで来て、妖精封じの装身具まで身に着けることとなるとは、思ってもいませんでした。

 こうして、どこかの民族のような恰好となった頃、レキスたちが部屋にやってきました。

「これから、結婚式でもするのですか?」

 私の恰好に、変なことをいうレキス。

「違います。これから、大事な会談です。そのための正装ですよ」

「頭おかしいんじゃないの?」

「こんなの着けてたら、力が弱まっちゃいますよ」

 さすが、アサンとミエンは力があるので、私が身に着けている物全て、封じる道具だと見破ります。

「会談をするには、まずは、敵意がないことを行動で示さないといけません。素っ裸で行ったら、相手に失礼でしょう」

「力づくでいいじゃない」

「力づくは、本当の解決ではありません。それが、今、わかります。皆さん、一緒に行きましょう」

 アサンもミエンも理解出来ません。まず、ここから動くことも意味がわからないでしょう。

「おい、勝手に」

「行先はわかっています。人の寿命は短い。もっと、大事に使いなさい」

 返事を待っていたら、いつの間にか、死んでいるかもしれません。私は返事なんか待たない。招待されたからといって、敵陣に一人で行くはずがない。それは、愚か者がすることです。

 殺気が膨れ上がりますが、私に手を出してはいけない、ときちうく命じられているのでしょう。動き出しません。

「どこに行くのですか?」

「この地にある聖域です」

「あるのですか!?」

 レキスは、この地に聖域があること自体、驚いています。

「聖域を上手に隠したのでしょう。だから、この地の支配を強く望んだのです」

 たくさんの家屋があります。その間をすり抜けます。ここは、別の世界です。公国の鉄の馬だって入り込めません。そういう建物の建ち方をしています。それ以前に、そういう移動手段が不必要です。狭い領地に、一族が息を潜めて暮らしている感じですね。

 そうして、突き進んで、どこかの民家に勝手に入ります。

「それは、さすがに」

「ここの聖域は、地下にあります。中央都市の聖域と役割が同じですね」

 聖域にもそれぞれ、役割があります。

 王国にも帝国にも、いくつかの聖域が存在します。ですが、それぞれ、役割が違います。中央都市の聖域は、司令塔は、地力を分配する働きがあります。ここを支配されると、王国も帝国も、大変なこととなります。ですが、中央都市の聖域は、中央に存在しなければなりません。だから、一番安全な地下に隠されています。

 ここは、中央都市の聖域と同じです。地下に隠すことで守っていたのでしょう。一見、そこらの民家ですが、地下に続く階段があります。そこを普通にくだりました。

 長い階段を先には、少し、淀んだ感じの空間です。天井だって高いそこの中央には、客人を迎えるための机と椅子が準備されています。

「また、人数が増えて。こちらは、あなた一人だけを迎えるつもりでしたのに」

「お夜食も期待していますよ」

 席は一人分です。私は平然と、その席に座ります。残念ながら、ライルたちは、そこら辺に座るか、私の後ろに立っていてください。

 私の向かいに座っているのは、あの宿泊施設にいた孫娘です。聖女らしい服装ですね。

「わざわざ、正装してきたのですね」

 私がまるで違う服を着ているので、孫娘は驚いています。

「きちんとお時間をいただきましたから、こうやって、正装しますよ」

 机の上には、ちょっとした軽食が並べられます。飲み物は、ただの水ですね。

「これを食べれば、合格ですか?」

「そうですね」

「では、ここでは、帝国と公国の対談式にしましょう。出された物は、目の前で交換です」

「っ!?」

 これは、普通のことです。ちょっと、まずいことになったのでしょうね。だから、私は助け船を出してあげます。

「本来であれば、私もあなたへの軽食を準備するのですが、ここは公国ですから、出来ません。材料を出してください。目の前で準備します」

「どうやって?」

「出してください。目の前で作ってあげます」

「わかりました」

 孫娘が指示すれば、お菓子で使われるような材料が並べられます。

「では、賢帝ラインハルトが好んだという焼き菓子にしましょう。甘いものが苦手な方には、好評なんですよ」

 目の前で魔法が発動されます。分量も材料への下処理も全て、瞬間です。焼き菓子ですから、炎も使いますし、時間だってかかります。それも、魔法ですよ。ちょうどいい炎と時間を進めて、としていると、皿にざらざらと完成した焼き菓子が落ちました。

「あなたがたの軽食は、私がいただきましょう。これは、あなたが食べてください。問題ありませんよ」

 私はわざと、レキスに食べさせる。レキスったら、恐怖の表情をしながら、私が魔法で作った焼き菓子を食べますよ。

「甘味が」

「言ったでしょう。甘いものが苦手な方向けです。賢帝ラインハルトは、甘い物が苦手だったので、この焼き菓子を筆頭魔法使いに作らせたのですよ。それから続く、筆頭魔法使いの伝統です」

 この焼き菓子を作ることは、筆頭魔法使いの試験にも使われる。作れて、当然なのです。

 目の前で作られた焼き菓子をレキスが食べたのです。孫娘も食べないといけません。ほら、私も迷いなく食べていますよ。片方は美味しく、片方は塩っ辛い。こういう待遇も、懐かしいですね。女帝時代にも、よくされましたよ。

 平然と平らげる私に、驚く孫娘。

「私は女帝もしていました。持て成しは全て、笑顔で飲み込みます。そうすることで、円満の話し合いが行われるのです。ですが、時には、これが悪手となります。相手を選ぶように」

 舞台裏では、誰かが妖精の復讐を受けているのでしょう。悲鳴があがっています。愚かですね。

「さて、このような持て成しをしてまで、私を試すのは、どうしてですか、聖女様?」

「どうか、これ以上、能力者を連れて行かないでいただきたい」

「あれ?」

 私が予想しているものとは違いました。

 それ以前に、この聖女様、聖女様ではありませんね。

 いえ、孫娘は聖女様なのですよ。きちんと契約を結ばれて、この聖域に縛られています。ですが、才能がありません。

 王国のエリカ様たちと同じです。それぞれの聖域に、聖女エリカ様を立てて、聖域の番人としました。ですが、彼女たちはただの人です。ただ、選ばれて、契約で縛られているだけなのです。王都の聖域のエリカ様だけは特別ですけどね。王都の聖域は、ともかく穢れが酷いので、王都の聖域のエリカ様は、その穢れを受け止めるための人柱の扱いです。

 この聖女様は、ただの人が、聖域の番人として、契約で縛られているだけです。

「能力者というと、私のような者ですか?」

「そうです!! 本来は、私は、ここで巫女をする立場ではありません!!!」

 話はこうです。





 昔々、この地は、神と妖精、聖域の信仰を守っていました。ですが、外からやってきた科学によって負けてしまったのです。ですが、部族としては、神と妖精、聖域を捨てられません。負けても、絶滅するのを覚悟で、戦ったのです。

 そうして、戦って、最後は話し合いで、この聖域を含む領地を不可侵として、部族は受け入れることとなりました。

 ですが、それで終わりでは済みませんでした。部族たちの生活様式を見て、新しくやってきた住人たちは、手を差し伸べます。科学でもって、もっと便利な生活を与えてくれました。

 無償のことに、最初は部族も喜びました。外の文化を受け入れ、いい暮らしとなってきました。

 そうして、科学との共存を捨てられなくなった所で、権力者が、部族の巫女の身柄を要求してきました。

 巫女はそれなりに生まれます。巫女も、部族のために、その要求を飲んで、権力者の元に行き、帰ってきませんでした。

 巫女の身柄の要求は、その一度で終わりません。何度もあり、たくさんいた巫女も、どんどんと減っていきました。

 そうして、とうとう、巫女が誕生しなくなったのです。





 そういう現状を聞かされ、私はちらりとレキスを見ます。レキス、気まずい、みたいな顔をしています。

「巫女がいないと、この地の浄化が出来ません!!」

「そうですか。でも、科学があれば、この聖域の浄化は必要ないでしょう。実際、そういうものは世界中を見れば、たくさんあります」

 禁則地のど真ん中に、穢れで大変となった聖域もありましたね。これっぽっちも、問題なく、人は暮らしていました。

 科学を使えば、地力だってどうにか出来るものです。神と妖精、聖域に頼りきるのも、正しいというわけではありません。ほどほどなのですよ。

 この地での、聖域の役割はもうありません。ちょっと探ればわかります。この部族だって、実りは科学に頼っています。

「我々は、神を捨てたわけではありません!!」

「そのまま、信仰として残していけばいいではないですか。聖女がいなくても、あなたがたは生きていけます」

「我々が望んだことではない!!」

「そうですね。これは、公国がやった押し売りですものですね」

「言いがかりだ!!」

 レキスがとうとう、口を挟んできました。

「我々は、王国にも、帝国にも、文化的な生活を提供したいと考えている。それをあなたがたは、経験したこともないのに、頑なに拒んでいる」

「レキス、その国の文化を決めるのは支配者です。ここでもそうでしょう。いい物はまず、支配者が享受するものです。レキスだって、そういう立場です。王国の支配者は王族、帝国の支配者は皇族です。この二つが許可しない限り、あなたがたの文化は取り入れられません。まずは、順序をたてることです。あなたがたは、相手を負かして、便利だという文化を押し売りします。その方法をとる限りは、王国も帝国も、受け入れないでしょう」

 この地の元支配者である民族だってそうです。戦って、負けて、科学を受け入れるように、無償で提供されています。こうして、科学の便利さに毒されて、今では、科学で生活しているのです。

 そういうことを繰り返して、公国は科学を広げていったのです。

 酷い言い方ですが、言われてみれば、事実です。レキスは、それなりの地位の家庭でしょう。そういうことも学んでいます。それを指摘されて、レキスも否定の言葉は見つかりません。

「あの、ボードゲームはいいですね。平和です。頭も使いますし、戦争ごっこが出来ます。帝国にも王国にもない文化です。ですが、それを取り入れるか、決めるのは、王族と皇族です。未だに取り入れていない、ということは、それが答えです」

 すでに、王国では王族ポーによって、ボードゲームは活用されている。ですが、王国で暮らしている私は、あのボードゲームの存在自体、知りませんでした。

「それでは、いつまでも、帝国と王国は、不便な生活を続けるばかりではないですか!?」

「公国は、帝国と王国をいつも、野蛮な田舎者、と表現します。実際に、帝国と王国を深く知らないから、そう言うのかと思っていましたら、こういう支配の過程で、そう感じるのでしょうね」

 部族が支配する領地には、古臭い文化が残っています。そういうものを見て、公国は、王国と帝国を野蛮な田舎者と見るのでしょう。

「妖精男爵の元にも、押し売りはあります。全て、騙しですよ。ですが、妖精男爵は言います。押し売りもまた、出会いのきっかけだ、と。押し売り全てが悪いわけではありません。相手に騙すつもりもなく、本当に良いものと思って押し売りに来ていることだってあります。そこは、価値観の違いです」

「せめて、王国だけでも、我々の技術者を受け入れてくれたら」

「その結果が、ここです。無償で科学を押し付け、手放せなくなった頃に、その土地の文化を搾取したのです」

「今は、守る方向に移行しています」

「どうやってですか?」

「きちんと文化財として、金をかけて、保護しています」

 今、この部族は、公国側から保護を受けることとなっているのですね。ですが、保護されている側は、困っています。

「能力者の搾取をするのは、どうしてですか?」

「保護です。保護して、調べて、この地の巫女をもっと効率的に増やしていけば、どちらにとっても、いい事ではないですか」

「それで、うまくいきましたか?」

「………」

 科学を使って、色々と調べたのでしょうね。そうして出来たのが、アサンとミエンのような存在です。

 公国は、世界中にいる能力者を集めて、色々と調べて、増やそうとしたのでしょう。能力者を集めるのは難しいです。ほら、どこに誕生するかわかりません。

 だから、この部族の聖女様は貴重なのですよ。ほら、探さなくても、生まれますから。だから、定期的に身柄を要求したのでしょう。

「保護と言ってしまえば、誰も文句は言いませんよね。ですが、あなた方のは、過保護というものですよ。自立をさせるためには、放任というものも必要です。子育てをした経験のある者にとっては、一度は経験することでしょう。あなたがたは、それを世界単位でやっているのです。過保護にして、支配している」

「ですが、このままいけば、神と妖精、聖域を信仰する部族は、どんどんとなくなっていきます」

「それの何が悪いのですか? いつかは滅び去るものです。帝国と王国だって、いつかは滅びるでしょう」

「まさかっ」

「帝国と王国が生き残っているのは、神の気まぐれです。人の驕りと過ちで、過去、何度も聖域を腐敗させ、地力を奪われ、たくさんの人が死にました。そうして、滅びかけたことは幾度となくあったのですよ。それでも残っているのは、神が気まぐれに助けたにすぎません。神が平等ではありません。祈ったから助けてくれるわけでもありません。信じたから、救ってくれるわけでもありません。正しいから味方になるわけでもありません。神だけが絶対です。それ以外は、気まぐれに残っているだけです」

「あなたは、何様のつもりだ? 神の代弁者か?」

「私は、神によって作られた者です。命をかけて帝国を救え、と命じられ、実際にそうしました」

「頭がおかしい」

「私の末の息子は、悪い妖精を捕らえる役割を神から与えられました。ですが、神の御許に悪い妖精を連れて行くには、息子が死ぬしかありませんでした。そして、息子は全ての悪い妖精を神の御許に連れて行くために、死にました。あの子は、成人もせず、貴族の学校に通い始めたばかりだというのに、全てを捨てて、役割を選んで、死にました」

「………」

 頭がおかしいことを話している。だけど、それが事実です。私も、亡くなった末の息子も、神から役割を与えらえた、作られた存在です。

「レキス、科学の常識は、王国と帝国では通じません。あそこは、真に神が支配しているのです。神によって気まぐれに生きながらえています。その気まぐれは、永遠ではないのですよ」

「その常識をこちらに持ち込まれても」

「言ったでしょう。私は呼ばれた、と。私はこの聖域に呼ばれました。聖女を取り返してほしい、と。何がいいたのか、理解出来ませんでしたが、事情を訊いて、はっきりしました。ですが、すでに遅いです。もう、聖女は存在しないでしょう」

 アサンとミエンのような存在を作るために、ここの聖女たちは使われたのです。

「もう、生まれないということですか!?」

 契約で縛られた聖女様が、絶望的な表情となります。いつかは、聖女が誕生すると、考えたのでしょう。

「数を減らしていったということは、そういうことです。神はもう、ここに聖女は必要ない、と判断したのでしょう。諦めなさい」

「そんな!?」

 聖女様の叫びに、周囲は殺気立ちます。彼女はただの人ですが、聖域に契約で結ばれています。感情だって、聖域に及んでしまいます。

「それもこれも、お前たちが、巫女を奪うから!!」

 そして、その恨みは、レキスたちに向けられます。これまで、言われるままに聖女を差し出してきました。ですが、その結果は、信仰を捨てることとなったのです。

 レキスたちは、それぞれ、武器やらなにやら、構えます。着の身着のままというわけではないのですね。

 アサンとミエンは、力をふるって、あの聖女様を攻撃していますが、全く、効果がありません。

「生かして帰すものか!!」

 聖女様の怒りに、聖域が途端、どす黒く光り出しました。

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