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公国の妖精憑き  作者: 春香秋灯
異文化交流
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島への隔離

 外に出れば、自然が溢れています。その向こうには、真っ青な海原です。吹き込む風には、塩が混ざっているのを感じます。

 空を見れば真っ青です。雲一つない、綺麗な空。振り返れば、しっかりとした作りの建物です。妖精男爵邸よりは小さいかな? とは思うのですが、人二人で暮らすには大きすぎるし、部屋数も多いですね。さすがに、王国で暮らしていた。小さな小屋で二人、というのは、私は嬉しいのですが、ライルは戸惑うでしょうね。文化が違いますから。

「確かに、海に行きたいといいましたが!!!」

 ついつい、叫んでしまいます。

「今日も元気だね」

「ライル!!」

 不機嫌も、ライルの声ですぐにご機嫌になります。

「不満はありますが、ライルがいる所であれば、全て、満足と思うことにしています!!」

「俺に力がなくて、すまない」

「仕方ありません。私は勉強不足ですから」

 ライルのせいではない。私が、公国という所をよく知らないからだ。

 私は公国の中にある、帝国に反意を持つ勢力に嫌がらせを受けて、一度、ライルと逃亡しました。結局、ライルの中にある、位置を知らせる装置によって、居場所が知られてしまい、私とライルは再び、公国の軍部に捕縛されてしまいました。捕縛後は、少しだけ、諍いはありましたが、話し合いをして、どうにか円満解決したのですが、私が魔法を使って逃亡してしまった事実を公国側に厳重注意されてしまいました。ほら、魔法、公国側ではないこととなっていますから。科学を選んだのですから、魔法を好き勝手使うことは、世を乱すこととなります。

 私も公国のことが不勉強ですから、それをきちんと勉強することとなりました。

 私は軍部の勢力争いの犠牲となったので、もう二度と、あんな閉鎖的な場所に閉じ込められるのは拒否しました。王国の王族ポーも、私の殺害計画があったことから、激怒して、あの王国と公国の国境沿いにある基地での教育を反対してくれました。

「どういう所がご所望ですか?」

 王族ポーは、大事な取引相手です。公国側は下手に出て、私の望みを聞いてくれます。

「ライルと海に行く約束をしました。ぜひ、海のある所がいいです!!」

 ちょっと、調子に乗った私は、海だけを希望しました。それ以上は、ほら、我儘ですよね。

 というわけで、海のある別荘に連れてこられたわけですが、そこは、とんでもない場所でした。

 離島ですよ、離島!! しかも、元は無人島だと言います。軍が所有して、別荘を建てて、保養施設? にしたそうです。民間人もいませんよ。

 そこまでは、まだ、私も許せます。私みたいな世間知らずを民間人に関わらせてしまったら、大変なことになってしまいますからね。理解しました。

 ですが、この離島、禁則地なんですよ!!

 公国、神と妖精、聖域の信仰を捨てたくせに、禁則地の情報はしっかりと残していました。よりによって、禁則地に私を閉じ込めたのです。

 禁則地では、帝国王国ご自慢の魔道具魔法具は使えません。使ったら、とんでもない妖精の悪戯をされて、時には死ぬことだってあるのです。魔法だって、迂闊に使っていいものではないので、私は完全に封じ込められました。

 幸い、この禁則地、危ない妖精がそれほどいません。公国は、妖精には生き辛い世界です。妖精たちは、どうしても、王国帝国に集まってしまいます。結果、ちょっと妖精がいるな、程度の離島となりました。それでも、妖精様なので、私は魔法を使わないし、道具だって使いません。

 それに、私は公国ではお客様です。部外者なので、常に、公国の領土では、阻害されます。私は化け物じみた妖精憑きなので、ちょっと体が動きづらいな、程度ですけどね。

 そんな場所に閉じ込められた私がやることなんて、決まっています。

「今日も、農作業か」

「自給自足をするには、もう少し、時間がかかりますけど」

 どこまでいっても、私は変わらない。どうせ、公国でも、こういう生活をするつもりでした。身分を隠して、ひっそりと暮らしていけばいい、そう考えていました。

「そんなこと、いちいちしなくったって、軍から物資が支給されているから、それを食べればいいでしょう」

 それをバカにするように言ってくる女性が、ライルの腕に手をかけようとします。それを私はライルを引っ張って防ぎます。

「ごきげんよう、アサン」

 私が邪魔をするので、いかにも苛ついた顔を見せるアサン。本当に、油断も隙もあったものじゃない。

「確かに、そうだ。少しは勉強を進めたほうがいい。そうすれば、この島から出られるようになる」

 ライルとしては、はやく、この島から離れたいのでしょう。

「勉強なんて、随分していませんから、時間がかかります。これが、気晴らしですよ」

 私は笑顔で拒否します。

 私がどれほど、勉強を進めたって、この島を出るには、承認が必要です。それは、簡単には出ません。

 勝ち誇った顔で笑うアサン。軍部は、私の勉強の進捗を、数人の監視から報告を受けることにしました。その一人が、アサンです。

「勉強が進まないのなら、こちらも好都合ですよ」

 眠そうにあくびをしてやってくる女性がいます。彼女の名はミエン。ミエンもまた、私の監視です。

「今日は、どこの国の料理をいただけますか?」

 別荘の二階から、男性が声をかけてきました。彼の名はルード。彼も私の監視です。

 私には、三人の監視がつけられています。この監視が、私の勉強の進捗を見て、離島から出ていいかどうか、話し合って決めるのです。

 アサンとミエンは、私にあからさまな敵意を向けてきます。女ですからね。ルードはというと、優しく私に微笑みかけてきます。好意的ですね。ですが、ライルには、敵意を向けています。

 公国、とんでもないことをしてくれましたね!!

 組み合わせが最悪なんです。アサンとミエンは、私と同じ特殊な能力持ちです。しかも、ライルを運命の相手として神が定めているのです。だから、彼女たちは、ライルを手に入れようとしています。

 ルードは、ライルと同じく、神が定めた運命の男です。能力はありません。同じく軍に所属して、彼を運命とする女性と子を作ることが求められています。大人しく、子作りしていればいいのに、ライルに対して対抗心みたいなものを持っていて、今回、監視役に名乗り上げたのです。

 明らかに、私とライルに不利な人選です。わかってやっているでしょう、公国!!

 そこは、あるがままです。私は大人しく従います。きちんと私の領域だけを守ればいいのです。私はライルに農作業の道具を渡します。

「一緒にやりましょう。一人よりも、二人です」

「そうだな」

「田舎者は、泥仕事が似合ってるな!!」

 ルードったら、ライルに対して嫌味を上から投げかけます。ライルはちょっとだけイラっとしています。この二人、普段から仲が悪いのでしょうね。

「もう、ライルがそんなことする必要はないのですよ。わたくしたちと一緒に、部屋でゲームでもしましょう」

「そうそう」

 さらに、アサンとミエンが邪魔してきます。私が農具を持っているから、ライルにべったりくっついてきます。

「離れてくれ。俺はもう既婚者だ。彼女一筋と決めている」

 ですが、ライルは私に操をたててくれます。私は勝ち誇ったように彼女たちを見ます。

 だけど、アサンとミエン、負けてくれません。

「相手は亡くなったとはいえ、元既婚者じゃないですか」

「そうですよ。子も孫もいるのでしょう。騙されて、捨てられてしまいますよ」

 既婚者であったことも、子も孫もいることも、事実なので否定できません。そこが、私が唯一、負けてしまうところです。

 私が見るからに落ち込むので、ライルはアサンとミエンの振り払って、私の元にやってきます。

「そんなこと、気にしていない。今の夫は俺だ。過去のことではなく、今を大事にする。俺も、そうする」

 ライルは私を後ろから抱きしめてくれます。言葉でも、行動でも示してもらえて、私は嬉しくてたまらない。

「今の夫はライル一人です。他の男は、どうだっていい」

 私はギロリとルードを睨み上げます。ルードは変わらず、上から私たちを見下ろしてきます。お前のように、常に上から物事を見るような男は、こっちからお断りです。礼儀がなっていません。いくら私の過去には、平民、孤児、があっても、現在は、王国の賓客ですよ。

 私の中では、この公国の監視者は、減点ばっかりです。帝国であれば、ルードは失格ですね。城から追い出しています。

 私はライルに道具を持たせて、アサンとミエンに向かい合います。

「ほら、汚れますよ。さっさと離れてください」

「そんな、面倒くさいことをしなくても、力を使えばいいでしょう。こうやって」

「そうそう」

 アサンとミエンが、私とは違う種類の力を放ちます。途端、せっかく整えられた農地が酷いこととなります。

「ちょっと、加減を間違えたわ」

「力が強すぎて、失敗しましたわ。ごめんなさい」

「下手くそ」

 笑って謝罪する二人に、私はこれでもか、と声を低くして言ってやります。

 こういう力のある者たちは、自尊心が高いと決まっています。妖精憑きは皆、自尊心がバカ高いですからね。そこは、公国でも同じです。

 途端、二人は怒りに顔を歪める。

「大した力を見せないアンタに言われたくないわよ!!」

「力一つ、ここでは振るえないなんて。本当は、悪魔憑きでもないのでしょう!!」

 そう、私は彼女たちの前で、妖精憑きの力を何一つ、見せていません。だいたい、私が生まれ持つ妖精を彼女たちは視認出来ないのです。

 私は呆れるしかありません。力の差をこれっぽっちも彼女たちはわかっていません。だからといって、私は力でねじ伏せるようなことはしません。まずは対話です。

「力のある者は、簡単に力を振るわないものです。真の王者は、まず、対話から始めます。それが出来ないから、戦争をして、相手を負かせて、それから対話です。だから、戦争がなくならないのですよ」

「じゃあ、まず、あなたと戦争ね」

「吹き飛ばしてやる」

「やめろ!!」

 ライルが私の前に立ちます。ですが、彼女たちの力は、ライルを上手に避けて、私に襲い掛かってきます。私は簡単に吹き飛ばされ、ぐちゃぐちゃにされた農地に背中から落ちることとなりました。

 勝利で笑う彼女たち。しかし、次の瞬間、彼女たちは全身を痙攣させて、倒れます。

「お前たち、勝手に力を使うなと言ってるだろう!!」

「ルード、やめろ!!」

 ライルは別荘を駆けあがって、ルードにつかみかかった。ルードの手には、小型の道具が握られています。

「こんな罰を与えるなんて、酷いことをするな!! 可哀想だろう!!!」

「あの女たちは、言ってもきかないんだ。こうやって、お仕置きしてやるしかない」

 ライルはルードから小型の道具を取り上げました。しばらくして、アサンとミエンは痙攣を止めます。それでも、起き上がることも出来ず、しばらく、倒れたままです。

「公国は、とんでもない首輪をつけますね」

 服についた汚れを払って立った私は、アサンとミエンの姿を見て、少しだけ、憐憫を持ちます。ですが、それだけです。彼女たちの扱いは仕方のないことです。

 公国では、こういう、目に見えない力を持つ者たちの体内に、罰を与える道具を埋め込むことで、ただの人が支配出来るようにしています。アサンとミエンが力を使って反抗すれば、ルードが持っている小型の道具を使って、罰を与えるのです。

 その罰は、過剰と言っていいでしょう。一度、それを受けると、二人はしばらく、動けなくなります。仕組みはわかりませんが、かなりの苦痛でしょう。

 帝国では、最強の妖精憑きを契約紋によって皇族に縛り付けています。最強の妖精憑きだけです。それ意外の妖精憑きは魔法使いとして尊ばれています。だから、平の魔法使いは、間違えることだってあります。それを最強の妖精憑きである筆頭魔法使いが教育し、上手に帝国の魔法使いに育て上げるのです。そういう事を長い年月、ずっと続いています。妖精憑きだからと、契約紋なんて施しません。そういう必要がない体系を帝国は作っているのです。

 ですが、公国では、目に見えない力を持つ者たち全てに、何かしらの縛りを与えています。それは、誰にでも出来る、道具を使ってです。誰でも出来るので、主は変わります。ここが、帝国と違います。

 公国は、誰もが主となれるという事に重きを置いています。それは、普段から使われる道具からもそうです。誰もが使えることこそ、科学なのです。

 ですが、これの本当の危うさを公国側はわかっていません。

 ライルが道具をルードから取り上げて、すぐに別荘から出て来ます。そして、アサンとミエンを抱き上げます。

「すまない、彼女たちを休ませたいから、手伝えない」

「お手伝いしますよ、こうやって」

 私はちょっとだけ力を使います。アサンとミエンは、私の妖精が部屋へと運んでいきます。

 別荘の高い所でアサンとミエンが見えない何かに運ばれるのを驚いたようにルードは見下ろしています。

「ルード、お前は彼女たちと同じ愚か者です。力で抑え込んでいては、いつか、大きな仕返しを受けることとなります」

「助けてやったじゃないか!!」

「私は元は孤児、さらには平民です。生涯の内、皇族の女帝をやっていたのなんて、ほんの数年です。それ以外は、地べたを這いつくばるような生き方をしていました。アサンとミエンのやったことなんて、大したことはありません。私は、死以上の苦痛を受けたことがあります。あの程度、ちょっと我慢すればいいのです」

「大した力がないのを隠しているだけだろう」

「彼女たちは、力を使うべき時を知らないだけです。若いのですから、仕方がありません。さらに、きちんとした導き手もいません。これは、アサンとミエンが悪いのではありません。教育を施したあなたたち軍が悪いのです。反省しなさい」

 私は、ルードとは別の方向に向かって言ってやる。監視は人の目だけではない。見えない装置はいたるところにあります。ついでに、空の向こうからも見ているなんて、本当に節操がないですね。






 田舎者ですからね。私の就寝は早いです。ですが、公国の者たちは、まだまだ起きているといいます。

「ライル、もう寝ましょう」

「いや、しかし」

「疲れることをすれば、すぐですよ。だから、田舎は子だくさんなんです」

 これでもか、と私はライルにくっついて、甘えます。田舎は娯楽がありません。結果、やることなんて、体を使った悦楽ですよ。

「下品ね」

「もっと、体裁をとりなさいよ」

 アサンとミエンに蔑まれる私。

「そんな綺麗ごとを言っているから、横からかっさらわれるのですよ。欲しいなら欲しい、と前に出ないから、ライルは私の夫になったのですよ」

「あなたは、私たちの状況をこれっぽっちも知らないから」

「わたくしたちがいない隙に、やっただけでしょう!!」

「隙を作るのは悪いのです。ですが、私は隙がなくても、隙を作り出します。お前たちとは、生きてきた年数が違いますよ。お前たち尻の青い小娘どもに、私は負けません」

 ギリギリと悔しがるアサンとミエン。つかみかかりたくても、ルードが持つ道具が怖いから、出来ないのでしょう。ちらちらとルードを見ています。

 ルードはというと、アサンとミエンが恐れているのを楽しそうにしています。道具をどこかに持っているのでしょうね。

 私はアサンとミエンには構わず、ライルを引っ張って、部屋を出ました。

「どこに行っても、明るいですね」

 別荘の外にも、中にも、いたるところに灯りがあります。暗いかな、と足を踏み入れると、勝手に明るくなるのですよ。暗い場所を探すのが大変です。

 私用に、とされた部屋にライルを連れ込みます。ライルにも部屋がありますが、私は使わせません。部屋もベッドも広いのですから、十分、二人で使えますよ。

 ライルをベッドに座らせ、私はお茶を準備します。

「今日は、ありがとう」

「何のことですか?」

「ルードのことだ。怒ってくれて、ありがとう」

「いつもの、綺麗ごとですよ」

 笑ってしまう。ルードは私の正論を聞いて、鼻で笑い飛ばしましたよ。これっぽっちも響いていません。ただ、私は王国の賓客ですから、手を出せないので、遠くから見下ろしているだけです。

 私はお茶をライルに渡します。ちょうどいい温度のお茶を飲んで、ライルは人心地つきました。

「力の使い方を間違えると、大変なこととなります。そういうことを知らないのは、経験がないこともありますが、若いからです。アサンもミエンもルードも、若いですね」

「俺とそう歳が変わらないんだけど」

「ライルは、経験があるでしょう。怖い目にもあっています。島の外に出て、常識も覆されています。そういう経験が、今、生きています。だから、あなたは道具で彼女たちを罰したりしない」

 ルードは簡単に道具でアサンとミエンを罰しました。ですが、ライルは道具を使わない。

 アサンとミエンは危険です。気持ちのままに力を使ってしまいます。だから、ルードだけでなく、ライルも道具を持っているはずです。

 そう言われて、ライルは、懐からルードが持っていた道具を出します。

「やはり、持っていましたか」

「いざとなったら、これを使うこととなる。そういう訓練も受けている」

「道具を使うのは、簡単ですが、人によっては、心が折れますからね」

 簡単にアサンとミエンに罰を与えられる道具。ですが、その威力は、彼女たちにとんでもない苦痛を与え、しばらく動けなくするのです。それを見て、使うことを躊躇う人だっているでしょう。全てが、ルードのように平然と罰を与える道具を使えるわけではありません。

 ライルは優しい人です。道具を使う時は、本当に、最終手段と決めているのでしょう。それまでは、絶対に道具を使わず、きちんと言葉で止めます。

 ここに、ルードとライルの差が出来たのです。ライルが目に見えない力を持つ彼女たちに愛されるのは、この優しさです。口で注意して、誰にでも平等に接して、としているライルに、彼女たちは惹かれたのです。そこに、運命の相手はありません。

 運命の相手を選べるならば、ライルがいい。それが、アサンとミエンの本心です。

 そういうことをルードも、ライルすらわかっていません。ルードは、ライルが女性に囲まれるのが面白くないのです。ライルは、日頃の感謝からだろう、なんて思っているのでしょう。だから、ルードとライルは、分かり合えないのです。

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