12.21
今日は、年内最後の通常講義の日だった。
午後から講演会があって、全国的に名の知れてる占い師が壇上で色々話していった。
正直なところ、講演を聞くまで舐めていた。
でもやはり、どんな分野であっても、第一線で活躍する人間というのは能力が高いものらしい。
普段の講義ではだいたい寝ている自分も、ついつい惹きつけられて、結局最後まで占い師の話を聞いてしまった。
話すのがうまいのだ。
こう、うまく説明できないけど、「現代での占いの在り方」という1番伝えたい主題を生徒に効果的に教えるために、話の中でほどよい寄り道をしていた(日本経済の話とか、あとは目の錯覚の話とか、一見したところでは本題と全く関係なさそうな内容)。
話し方も、例えば間の取り方が、聞いていて気持ちがいい感じだ。声も、決して眠くなるような落ち着く喋り方ではないのだけれど、不快には感じない、底知れぬ元気さを秘めたような?雰囲気を纏っていて。
自分が会話論やデモンストレーションの講義で学んだテクニックをさりげなく全部活用していて、「これが本物なんだ」と感じた。
とにかく興奮した。また会いたい。手を挙げて質問して直接話しておけばよかったな。
今日はお昼にバナナ2本。