1.ダンジョンマスター
初投稿ですが温かく見守ってくれると嬉しいです。
俺の名前は波崎相馬 引きこもりだ
俺は今まで神など信じていなかった。しかし、その考えは間違っていた
なぜいきなりそんなことを思ったのかだって?だって、目の前に女神と名乗ったありえないほどの美貌の持ち主が浮いているからだ。
「落ち着いたか?」
女神が聞いてきた。こんな状況で落ち着けるか!と言いかけたが相手は神様だ。言葉遣いには気を付けねば
「無理に敬語を使わなくて大丈夫だよ~」
なぜ分かったんだ?
「フフ何で分かったのかって思ったでしょ~」
さっきのはまぐれじゃなかったのか!
「まあ、仮にも神だから考えてることを読むくらい出来るよ~」
心を読めるのか、だったら神っていうのも嘘じゃ無さそうだな
「私が神って信じた?」
「まあこの状況じゃあ信じるしかないからな」
「じゃあ本題はいるね~」
「ああ 頼む」
「まず、神様は一柱につき一つの世界を管理してるんだけど、私の管理してる世界は魔物がいてね、人間と争ってるんだ」
「え?なぜわざわざ人間と敵対する生物を創造したんだ?」
「だって、人間って愚かだからさ~人類共通の敵がいないと、同じ人間同士で争うでしょ」
「それも一理あるな」
「でね、その魔物が生まれるのがダンジョンって場所なんだけど~最近人間達がどんどんダンジョンを攻略していってね、魔物の勢力が弱まってるんだ」
「ダンジョンってのはゲームに出てくるようなやつか?」
「うん」
「だから今までは、魔物の中で知能が高いやつをダンジョンマスターってやつにしてたんだけど~さっき言ったように最近人間の勢力が広がって、ダンジョンマスターが知能が高い魔物を召喚する余裕がなくなって来てるんだよね」
「で、そこで俺に何をしてほしいんだ?」
「単刀直入に言うと、ダンジョンマスターになって、知能が高いモンスターをたくさん召喚して欲しいんだ」
「なるほど ちなみに拒否権ってあるの?」
「あるけど、断ったら私のコネで地獄行きにするよ」
「なるほど 拒否権は実質無いってことだね」
「どう解釈してもいいよ」
「で、引き受けてくれる?」
「まあ地獄がどんなところか知らないけど、絶対行きたくないから引き受けるしかないな」
「よし!交渉成立 ちなみに知能が高いモンスターをたくさん召喚する以外何でも好きにしていいからね~ダンジョンマスターのマニュアルとダンジョンはプレゼントしてあげるから、頑張ってね~」
女神がそう言うと自分の足元に魔方陣らしきものが出現し、そこで俺の意識は途絶えた
1話を最後まで読んでくれてありがとうございました
この作品は連載予定なのでこれからも読んでくれたら嬉しいです。