その2.一話ごとのサブタイトル・題名はきちんとつける
さて、その1においてあらすじに色々と書いている人の話をしましたが、今回はそこに力を注いでそれで終わりじゃあもったいないという話。
小説を検索して探すときに、検索結果がズラーっと出てくるわけですが。そこに表示されているあらすじを読んで、小説ページを開いてもらえたとします。
そこでタイトルとあらすじをスクロールしていくと、こんな風に表示されるわけです。
第一章
一話
二話
三話
四話
五話
六話
七話
八話
九話
十話
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個人的には、よっぽどあらすじを見て引き込まれた作品だとか、評判のいい作品でない限り、ゲンナリしてそのままブラウザバックしてしまうことが多々あります。
基本的に文章でアピールしなければならない(一部自分でイラストを書いてアピールしちゃう人のいますが)小説家になろうにおいて、作品をクリックして表示される最初の目次のページは大きなアピールポイントです。
そこで、サブタイトル(各話の題名)を書いておくことで、一話一話こういう話だよとアピールしないのはもったいない気がしてなりません。
もちろん、硬派な感じを出したいから多くの情報を載せないという人もいるでしょうが。それよりも、まずは、読んでもらうためのアピールをすることが大事だと思いませんか?(や、思わないのならばそれはそれでいいのですが)
あと、サブタイトルを記入することで、ネタバレになってしまうと考える人もいるかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
「○○はありません」といった、読者に対して予防線を張っていることが多々あるなろう界隈において、今更そのようなことを気にする必要があるのでしょうか?
むしろ、作品の方向性がある程度示されることを望んでいる読者の方が多いのではないかとさえ思っています。
それに、最初から最後まで全部のサブタイトルを書くようにとは言いません。大きなネタバレになる部分は隠してしまってもいいのです。あるいは、あえてほのめかす程度の書き方でもいいのです。
それに、サブタイトルを書くことの効果はもうひとつあります。
後々、あそこが面白かったから読み返したいというときに探しやすくなります。
読者にとっては二重の意味で便利です。
結論:サブタイトル(各話の題名)は書ける部分だけでも書くようにしよう。あらすじだけでは伝わりきらなかった作品の魅力が、読者に伝わるかもしれません。