その1.ないことは書かない
あくまで、読者の視点において、知っている人は知っているようなことをつらつらと。
参考になると思ったら、反映してみてください。
少しでも読者の目に留まるようにと、あらすじから色々と書いている人は多いと思います。
それを否定する気はありません。
ところで、皆さんは【除外ワード】って知ってますか?
なろうで検索をするときに、こんなのが読みたいな~と思って検索する以外に、こんなのは読みたくないなと思って検索できる機能です。
ちなみに私はよく使ってます。
そのときによく入力するワードに「チート」という言葉があります。
さて、ここまで読んで、なんとなくわかった人もいるかと思うんですが、後になって読者から「こんな展開だったら読みたくなかった!」と言われないようにあらかじめ予防線を張って、「○○はありません」といった内容をあらすじに書いてくれている親切な作者さんがたくさんいます。
しかし、まあ、なんということでしょう。
ここで「チートはありません」と書いてしまうとものの見事に、除外ワードの「チート」という言葉にヒットして、検索結果からバイバイされてしまうんですね。
もちろん、いつも除外ワードを設定するわけではないですよ。
しかし、除外ワードを設定しないで検索したとしても、たいていの場合PVが多い順だとかで探していくので・・・・・・
いつも目につく作品ばかりだなぁ。→よし除外ワード設定をしよう。
となってしまい、PV数が多い作品ならば問題ありませんが、少ない作品は結局除外ワードではじかれてしまうのです。
なので「○○はありません」というワードを書いてはいけないとは言いませんが、書く前に○○の部分が除外ワードとして設定されやすくは無いだろうかと、一度立ち止まって考えてみる必要はあるでしょう。
ひとつの回避策としては、似たような言葉に言い換えてしまうという方法があるかもしれません。
チートというワードがよく使われていると感じたのなら、アルファベット表記してみるのはどうでしょうか。(※投稿前に試してみること)
あるいは、ヤンキー語よろしく「血威堵」とか表記してみたり。(我ながら苦しい)
パッと思いつきませんが、そこらへんは作者さんの方で試行錯誤していただくということで・・・・・・。
結論:「○○はありません」という書き方をすると、○○部分を除外ワードに設定して検索している人の目に留まらない可能性があります。注意しましょう。