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プロローグ

オレの名前は、橘ロイだ。アメリカと日本のハーフで日本の高校に通う二年生である。

学校では、ハーフだから普通よりは少しモテル。

今現在、彼女はいないが、すでに童貞を卒業しているので今は彼女欲しいとは思ってもいない彼女とデートする金があったらゲームに費やしたいと思う。イジメられてもいないし、どちらかといえば人気者でリア銃を満喫している。

オレは、いつもどおりに早めに登校しネット小説を読んで友達が来るのを待つ。オレいつも読むジャンル異世界ものやミリタリーを良くまぁ定番だよね。

そして、いつもどおりの時間に友達が来る。今日もいつもどおり一日が始まると思ったが...

朝のチャイムが鳴ったとたん、視界が真っ白になった。オレは慌てて目を閉じる。目を開けるとなぜか全校生徒がまったく知らない広場に集められていた。

もうこの時点で確信する。これは異世界召喚だ。他の人達は、状況を理解できず戸惑っているが、オレはどちらかというとワクワクしている。

そして、異世界小説定番のイベントが始まる。


「勇者達よ!国のためにこれから戦ってもらう!」


はい、出ました!定番のクズ王でございます!もうあの言い方でわかるよ。普通先に「召喚してすまない」とか「状況を理解できず戸惑っていると思うが」と言うべきなのにこの王様、先に用件を言いやがった。

この王様は、オレ達を駒のように使うに違いない。


                    ☆☆☆☆☆


あれこれ、王様の話を聞く内に全校生徒は状況を理解し、落ち付きを取り戻していた。

王様の話によると、魔王の復活が近いからその戦いに備えるためにオレ達を召喚したらしい。全校生徒のほとんどが面白そうだと思い喜んでいるが、オレはそう思わないあの王様は何か胡散臭い絶対国を強くしたいからオレ達を召喚したんだ。ていうか召喚するならもっと少なくしろ全校生徒何人いると思ってんだよ。少なくとも800人以上はいるぞ。

なんとしてでも、この国を抜け出さなきゃ。ずっとここにいたら厄介事に巻き込まれる。

そして、オレ達勇者には、特別な能力があるらしいい、まぁいわゆるチートですね。まぁ、このとおりの話の流れは嫌って言うほど読んできた。

みんなは自分のチートを知って喜んでいる。魔法剣士や魔法使いなどいろんなファンタジーっぽいチートが出てくる。

そして、オレの能力は何と...好物召喚です...


結果...王様に呼び出され


「使えない奴はいらん!」


と追い出されました。しかも、その事をクラスメイトには知らされていない。

なんてクズなのだろう。幸い金は少しもらった、いずれ逃げようと思っていたけどその手間がかからなくなったのは良いがこのチートをどうしようかね。

これってチートだよね?

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