冒険者ギルド
今までのルナの蒼真の呼び方をソーマに変えました。
変わっていないところがあったら教えてください。
「やっと着いたね。」
「そうね。」
僕たちはさきほどついにレイラームに着き今は街に入るために順番がくるのを待っている。
「おっ、やっと僕たちの番だね。」
「案外はやかったわね。」
そう言いながら僕たちは門番の人の前に行った。
門番の人は20代前半くらいの優しそうな男の人だった。
「身分証の提示をお願いします。」
「すみません。僕たち村から出てきたばかりなのでまだ持ってません。」
「わかりました。仮の身分証を作りますので一人銀貨1枚支払ってください。」
「はい。おねがいします。」
「この仮身分証は3日しか使えませんのでそれまでに冒険者登録をするか役所で身分証を発行してもらってください。」
「わかりました。ところで冒険者ギルドはどこにありますか?」
「それならこの門からまっすぐ行ったところにある建物ですよ。」
「ありがとうございます。」
そうして僕たちはなんの問題もなくレイラームに入ることができた。
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無事レイラームに入ることのできた僕たちだったが何故か言われた通りに道をすすんでいたはずなのに冒険者ギルドを見つけることができていなかった。
「ねぇ、ルナ僕たちちゃんとまっすぐすすんでたよね?」
「ええ、進んでいたはずよ。」
「それらしい建物あった?」
「特になかったと思うわ。」
「だよね。」
「このまま探していても見つからないと思うから街の人に訊いてみましょう。」
「そうだね。」
そうして街の人にきいてみたところ僕たちのほうから見たらギルドの後ろ側しか見えておらずきずいていないだけであった。
「気づいていないだけだったなんて。」
「まぁしょうがないよ僕も気づかなかったんだし。」
「それでも恥ずかしいものは恥ずかしのよ。」
「その気持ちはわかるけどさとりあえず入ろうよ。」
「そうね。」
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冒険者ギルドの中に入るとそこは小説などに出てくるものとほとんど同じような感じだった。
そして僕たちは冒険者登録をするために受付に行った。
「冒険者登録をしたいんですけど。」
「ではこちらの紙に名前、種族、得意なことを記入してください。」
「わかりました。」
僕たちは渡された紙に次々と記入をしていった。
「終わりました。」
「わかりました。
ソーマさんとルナさんですね。
では最後にステータスと犯罪歴を調べますのでこちらに手を置いてください。」
僕たちは言われた通りに水晶の上に手を置いた。
「これで登録は終わりました。次にギルドカードができるまでの間に冒険者ギルドの説明をしますね。」
受付嬢さんの説明をまとめると
冒険者どうしの争いにはギルドは干渉しない
冒険者どうしの争いで相手を殺してしまった場合ギルドから指名手配される
依頼には討伐、採取、護衛などがある
依頼にはランクがあり受けられる依頼は自分のランクとその一つ上と下のものである
ランクはG~SSまでありCランクからは昇格試験がある
依頼に失敗した場合違約金として報酬の3割を払わなければいけない
緊急依頼が出た場合Cランク以上のものは必ず受けなければいけず受けなかった場合ギルドから退会させられる。 etc
とのことらしい。
「ギルドカードができましたのでお渡ししますね。」
「ありがとうございます。
それと受付嬢さんおすすめの宿をおしえてください。」
「宿り木という名前の宿がおすすめですよ。アイナの紹介といってくれれば少しサービスしてくれると思いますよ。」
「わかりました。
ところでアイナってもうしかして受付嬢さんの名前ですか?」
「ええ、そうですよ。よろしくおねがいしますね。」
「こちらこそよろしくおねがします。」
そういい僕は頭をさげルナと一緒にギルドをあとにした。
後半ルナがまったく出てこなくなちゃった