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魔王登場

「でっか〜」

「お家も大きいよ。」


そういえばこいつ魔王の娘だったっけ。


「魔王は優しい?」

「当たり前じゃん何てったって私のお父さんだよ。そういえばね、お父さんもうニ、三年したら人間の領地に進行するらしいよ。」


まさか世界征服…?


「何で?世界征服でもするの?」


アリスは少し首を傾げた後、首を勢いよく振った。横に。


「違うよ〜。人魔共存を目指しているらしいよ。」


ふ〜ん。


「あっそろそろ着くよ。」


やっと王都の門につくらしい。


「長かったね。」

「そうだね〜。」


門番らしき物に止められる。



「そこのお前ちょっと待て。身分証を見せろ。」


生憎私は身分証など持っていない。


「何をしている。早く見せろ。」


その時馬車からアリスが降りてきた。


「あっ王女様。お疲れ様です。」

「そこの人は私の連れです。なので入れていいですよ。後呉々も好奇心で喧嘩を売らないように。お父様に言いつけますよ。」

「すいません。仮面の方も通っていいですよ。」

「私の名は雅だ。」

「そうですか。失礼しました。雅様。」


何故か様付けで呼ばれた。


「様などいらない。私はただの一平民だしな。」

「あぁ雅さん身分証はギルドか、王城で受け取れますので受け取っといてください。今回は王女様がいるのでいいですが、身分証をなくすと入れませんよ。」

「分かった。気をつける。」


中に入ると、アリスが最初に王城に行こうと言ってきた。


「いいよ。」

「うん。分かった。」


しばらく歩いていると王城が見えてきた。


王城は一般公開されていて、開放感があった。


「ここが私のお家大きいでしょ〜。」


自慢気に言うアリスに、


「こらっアリスお客様に何自慢してんだ。」


向かいから歩いてきた人がアリスを軽く怒る。


「あっお父さん。久しぶり〜。」

「おうアリス久しぶりだな。それで横の怪し気な仮面のお客さんは誰かな?取り敢えず部屋に行くか。」


あまりに軽い王にびっくりしてしまう。

しばらく階段を上ったり廊下を歩いたりしていると、何の変哲もない部屋に案内される。勿論案内しているのは王だ。


「さぁ座ってください。」


王にソファおすすめられる。


「ありがとうございます。」

「さて、単刀直入に聞きます。あなたは誰ですか。」


その台詞と共に物凄い量の威圧を発する王。さっきまでの案内中とは大違いだ。


「まぁまぁ落ち着いてください。そんなに怒ると禿げますよ。それにアリスが……」


私は言葉を濁し方を竦めた。理由はアリスが失禁してたからだ。私とは向かいのソファに座っているアリスのスカートが大変なことになっていた。それを見て王は慌てて威圧を解く。


「ほぅあれだけの威圧を受けて微塵も動かないか。君は何者だい。取り敢えず敵意がない事と仮面を外してくれない?」

「それは無理だな。」

「と言う事は魔王に喧嘩を売るって事でいいのかな?」

「いやそうではない。ただこの仮面は呪われていて、解呪するまで外せないんだ。まぁ死んだら外れると思うけど。敵意がない事は…う〜んそうだなぁ。そちらのして欲しい事で証明してみせよう。」

「本当にその条件でいいのか?」

「勿論。呪われているとは言え素顔を“王”に見せないんだ。それぐらいは飲まないと。」


すると、王は懐から紙を取り出した。


「ここにサインしてくれるかな?」

「いいけど。」

「………」

「………」

「サインしてよ。」

「書く物がないだろ!!」

「……あっ」

「…………」

「うん。なんかごめん」


王がそう簡単に頭を下げていいのか?


その紙は契約書と言ってサインした者をお互い了承して作った条件を飲むと言う物

因みに契約を破ったら死が訪れるとの事


「僕は、君が一生僕の友達であることを契約する。」

「私は自分の自由を条件に………名前何?」

「ガルカディア」

「ガルカディアと友達でいる事を誓う。」


私がそれを最後まで言い切った瞬間契約書が光って消えてしまった。


「消えたけどいいの?」

「うん。そういえば僕さ君の名前聞いてないや。」

「私の名は焔雅よろしく。」

「こちらこそ。だけど娘は渡さないよ。

「はぁ?私は女だ。」

「えっ嘘っ……胸ないじゃん」

「ん?なんか言ったか?」


私は魔王と同じだけの威圧を魔王にだけ当てる。これでだいたい本気の四分の一だ。


「ナンモナイデスヨー」

「なら良いんだ。」

「そういえば呪い装備魔力込めるだけで解呪できるんだよ。知らなかったの?」

「えっ」

「そうなの?」

「うん。まぁ最近わかった事だし仕方ないか。ちょっと魔力込めてみるよ。」


ガルカディアが全力で魔力を込める物の全く解呪される様子がない。そうこうしてるうちにガルカディアの魔力が切れた。仕方ない私がやろう。ちょっとずつ込める魔力を上げていく。だいたい五分の三位の魔力で外れた。


「ふんっ」


ガルカディアが拗ねている。

私は恥ずかしくて、顔を下げている。


「へぇ〜。雅って顔綺麗だね。可愛い〜。」


ここで私の容姿を説明しよう

身長 143センチ

体重 平均

スリーサイズ トップシークレット

胸はアルファベット最初の文字が二つ並ぶくらいの大きさ。

髪型ショート

目の色は日本人の白黒逆転

まぁ可愛い方に分類されるだろう。

だが童顔なのと身長と相まって実年齢以上に低く見られるのだ。年齢は15歳

つまり私の容姿が好きな奴はロリコ………いや何も言うまい。

そしてガルカディアもまた


「雅可愛いなあ結婚してくれ。」


ろりぃたこんぷれっくすという者だった。

ロリコン魔王ですwww

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