表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイドル茶  作者: ハミル
6/9

⑥ たまってる

2025-11-05-水


秋葉原のカラオケ店で待合せした

先に入室して待っているキャメ

ドリンクバーでレモンスカッシュを選んで、百円追加すればおかわり自由のソフトクリームを口に運んでいた

「キャメお待たせ」

「ブラウ、うん」

ブラウが503号室に入室してドアの対面のソファに腰を落とした。ドアを背に右手のソファにはキャメが座っていた

「練習せんとな」

「せやで。練習メニュー持ってきた」

感覚が空いた歌練習のメニューではThe Stone Rosesと天童よしみ方のところで諦めていた

キャメが気合を入れ直して太腿を叩く

「これからは毎月5日は練習するで」

「わかったわかった」

「じゃあ天童よ、、ん?」

「なんや?」

「ブラウ」


挿絵(By みてみん)



「イヴ・サンローランやんな」

席を立っていたキャメが右下に視線を落としてブラウを見下した

「ああ、香水な。彼氏が好きやねん。キャメんと一緒やな」

「なんでやねん。私はもうしてないわ。別れたんやし」

「そうやったな。ごめんごめん。アレやったな、図書館にいる子みたいのに乗り換えられたんやったっけ」

「うるさいわ!それよりなんでモンパリやねん。アテツケか」

「そんなんちゃうし。ええやんそんなこと。ただの偶然やん」

「ほんま」

「それよりバイトはどうなってんねん」

「バイト?まあ、うまくやってるで。キャバクラっていうよりスナックって感じやし。女3人でこぢんまりやってる。練習終わったら出勤や」

昼下がりのPM、3時間コース

ブラウも立ち上がった

細身のブラウの方がキャメを少し見下ろした


「じゃあ、私から行くで。演歌担当やから」


ブラウがマイクをとった



挿絵(By みてみん)



なんかな、おもろくないねんな






「なんかな、もっと気持ち悪く歌わんと」

「けっこう気持ち悪かったで」

「ほんま?もっとやし。うちら歌いまくるしかないやん」

「まあ、そうなんやけど。音程ないしな」

「ちょっと一回適当に入れてくで」

「女はウチやな。男の歌はキャメやで」


いっぱいあんねん

なにが

なんかな、たまっとんねん

ふーん

へたやけどな

へたのほうがたのしくない?

どうやろ

私から行くで

ほな、ヨアソビ





40点やん

ええわ


次キャメや

The Offsprings

行くで




ふーん

次ブラウな


ミーシャ




70点やん

いつも通りやで


合コンしよか


それアレやん

怖いわ


スリラーやっとこか




なんか寒くない?

次女やから、ブラウ


私な、実はな


なんや


なんでもない


なんや、めんどいな

早く下手な歌歌いや





Air Supply

Making Love Out of Nothing at All





ふう疲れたな

70点ばっかやん


ええわ、どうでも

そんなもん


じゃあ帰ろか


待って

ストーンローゼズ

やってへん



これを女が歌うんやで


せや、行こか


最後や、たまには仲良く

デュエットしていこうや


なんやっけ





挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)






















GREATEST SHOWMANやで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ