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9.隣国首都

吾輩は猫であった。ふとしたきっかけで異世界転生してしまい、人間として生きている。こんな吾輩の異世界ライフをとくとご覧あれ。

一方、ミケ達冒険者がアンデッド達と戦っている間に、反乱軍に動きがあったようだ。

街の兵士達は軍を率いて出兵しているようで、街にも不安な空気が漂っている。

反乱軍は壊された砦を再利用するために、修繕を行いながら進軍してきているらしい。

王都とこの街とでは規模が違うため、力押しの作戦でも通ると思っているのだろう。

吾輩に取ってみれば、反乱軍だろうとそうでなかろうと変わらない。勝手に共倒れれば良いとも思っている位だ。

縄張り争いに他人を巻き込む気が知れない。吾輩の価値観とは違うと思っている。

サビはというと、相変わらず表情に出ない。正直何を考えているのか分からないが、そこに安心感も感じている。

資金はあるので、このくだらない争いから逃げようと思っている。

折角なので仲間であるサビの意見も聞いておこうと思ったのだが、とにかくほとんど喋らない。

村人A並みの語彙力でしか話さないため読解力も求められる。サビの意向を感じ取るまでに酷く疲弊する。

サビの意向はこうだ、付いていく。

これを理解するために小一時間程の労力を使った気がするが、いいだろう。

サビも反対していないみたいだし、別の街へ向かって旅に出よう。

反乱などの争いとは無関係の街を目指して。


反乱による争いの無さそうな街と言えば、隣国の首都である。

以前、依頼で立ち寄って以来であるが、あそこなら人も大勢集まっているし、争いには巻き込まれないだろう。

問題はここから遠い事であるが、魔法でどうにかなるだろう。

翌日、早速隣国の首都へ向けて旅立つことにした。

目指すは隣国であり、道中に街もいくつかあるので食料の心配もない。

ミケとサビは街を出てから2日後位だろうか。

特にモンスターに襲われることもなく無事に隣国の首都へ到着した。

勿論、転移を利用しての移動のおかげである。

しかし、隣国へ入る際に検問を通った時はヒヤリとした。

王国の密偵ではないか疑われたのだ。

そこで吾輩とサビは一芝居うって、怪我人治癒する事で害がない事を証明して見せた。

すると密偵の疑惑は晴れ、無事に入国することが出来たのだ。

首都に入ると、人の多さに圧倒されるサビ。

街全体が活気づいているようで、人の往来も激しい。

まずは宿を取り、今後の予定を立てることにする。

ミケは別行動で情報を集めて、サビには冒険者ギルドへ行ってもらうことにした。

以前、訪れた時とは都市の雰囲気が違うように感じるが、気のせいだろうか。

裏路地へ向かい、情報屋を探すことにした。

以前訪れた際の情報屋の場所は覚えている。

記憶を頼りに進むとすぐに見つかった。

店に入ると受付がいるので、用件を伝えると案内され着いて行く。

以前同様に個室へと通される。

そこでは以前と同じ情報屋がいたのだが、雰囲気が違う。

何か余裕がないというか、切羽詰まったような印象を受けるのだ。

ミケの疑問をよそに、情報屋は話を切り出した。

どうやら王国から密偵が派遣されているらしい。

その密偵は以前の密偵同様にかなりの手練れとの事である。

おそらくだが、この情報屋の周辺を探っていたのだろう。

しかし、密偵が来ているとなるとこの街も危ないかもしれない。

ミケはサビにすぐに都市を出るように指示し、宿へと戻った。

宿へ戻ると冒険者ギルドから伝言があり、ギルドマスターが会いたがっているという。

断る理由も無いので了承し、冒険者ギルドへ向かう。

受付に声を掛けると2階へ通される。

ノックをして部屋へと入ると、以前と同じ顔ぶれのギルドマスターとサブギルドマスターと受付担当、そして知らない女性がいる。

ミケはとりあえず軽く挨拶をし、立ったまま用件を伺う。

どうやら隣国の反乱軍から派遣された密偵を捕らえたらしい。

その情報を聞き出すべく、冒険者ギルドへ来たらしいのだ。

そこで以前この街で情報収集を担当した冒険者として紹介されたようだ。

しかし、簡単に口を割るはずもないので尋問が難航しているとの事である。

そこで吾輩に白羽の矢が立ったという訳だ。

密偵は拷問に掛けているものの、口を割らないらしい。

そこで吾輩の出番という訳だ。密偵を尋問し情報を聞き出す事に成功したら報酬も出すとの事である。

密偵は犯罪者たちが捕まった際に入れられる地下牢に居るとのことで、早速牢屋へ案内される。

そこには椅子に縛り付けられ、猿ぐつわをされた密偵がこちらを睨んでいる。

ミケは密偵の正面に座ると、まず自己紹介をする事にした。

吾輩はミケと言うしがない冒険者で、かつて密偵を捕らえた者だと教える。

すると密偵は目を見開き驚いたような様子を見せるも、すぐに冷静な表情に戻る。

これは簡単に口を割りそうになさそうだ。

まずは密偵から情報を引き出してみようと思う。

まず、この国へ何しに来たのか聞いてみる事にしたのだ。

ミケの言葉に対し微動だにせず沈黙を貫く密偵。

そんな返答をされる事は想定済みだ。

次に隣国の反乱軍について聞いてみる事にする。

すると密偵の表情が少し変わるのを見逃さなかった。

どうやら反乱軍について知っているようだ。

しかし、まだ口を割るつもりはないようである。

そこで密偵に質問を投げかけてみることにした。

隣国の反乱軍がこの国に戦争をしようとしている事は知っているか。

その反応を見るにどうやらその可能性は知らないようだ。

密偵はただ派遣されただけの、情報収集のための密偵である可能性が高いため、反乱軍の情報は持っていないのだろうと推測するした。

次に密偵の所属している組織について聞いてみる事にする。

すると今度は明らかに動揺した様子を見せる。

どうやら聞かれたくない情報のようだ。話すつもりはないらしい。

そこで密偵の出身地について聞いてみる事にした。

すると密偵は動揺し、目を泳がせ始める。

どうやら何か事情があるようだ。その反応を見てミケはある事に気付いたのである。

それは密偵が反乱軍に人質を取られている可能性があるという事である。

もしそうであれば情報を聞き出す事は出来ないだろう。

そこで密偵にある程度の情報を流し、王国へ送り返す事を提案する。

そうすれば隣国から得た情報を元に、王国を乗っ取っている反乱軍は動きを見せるであろう。

ミケは女性に嘘と本当を混ぜた、偽の情報を密偵に握らせるように耳打ちする。

すると女性は頷き、密偵に情報を渡す。

密偵は最初は半信半疑だったものの、話が進むにつれて表情が青ざめて行くのが分かる。

どうやら反乱軍の情報の真偽について疑念が沸いてきたようだ。

しかし、今更引き返す事は出来ないのだろう、そのまま最後まで聞き続けたのである。

その後、密偵は自国へ送り返されたのだが、その道中で反乱軍から派遣されたと思われる兵士と遭遇する事になる。

そして、密偵は始末されたのだそうだ。

おそらくだが密偵が捕まった情報が流れており、反乱軍も早急に手を打ってきたのだろう。


サビはミケから都市を出るように指示受けた後、街をブラついていた。

ミケと合流するまで都市の様子を観察する事にしたのだ。

ブラブラと露店を回っていると、気になる物を見つける。

店の前で立ち止まっていると、一人の老婆が話し掛けてきたのだ。

何でも薬を売っているようで、サビは試しに一瓶買ってみる事にした。

その薬を飲むと体が軽くなり、力が湧いてくるような感覚を覚えた。

老婆の話によると、どうやら魔力を回復する効果があるらしい。

しかし、値段が高いためか買う人は少ないようだ。

そこでサビは老婆に交渉してみる事にしたのである。

すると老婆は嬉しそうに笑い出し、半額で良いという。

サビは半額でも高いと思うのだが、老婆はその値段設定に自信があるようだ。

とても気に入ったため何個かまとめて購入する事にした。

老婆は大喜びして、お礼にと飴玉を一個くれた。

その後、冒険者ギルドの用事をすませたミケと合流したサビは旅支度をして、二人はこの都市を出る事にした。

AIにより作成しているため、前後の関係値を全く気にしないでストーリーが進んでいきます。作成してる私自身も驚きを感じます。

この違和感を楽しんでもらえると幸いです。

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