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4.反乱軍

吾輩は猫であった。ふとしたきっかけで異世界転生してしまい、人間として生きている。こんな吾輩の異世界ライフをとくとご覧あれ。

ギルドの依頼も無事にこなし、街で起こるは新たな危機。立ち向かう二人の行方は。

仲間になったサビのことが気になる。

素性が分からないからだ。だが、一緒にいると不思議と悪い気はしない。

今も彼女は隣で静かに座っているだけだが、なんだか落ち着く感じがするのだ。

サビは何者なんだろうか。組織とは一体どんな関係があるのか。

色々と考えてみるものの、答えは出ないのである。

まあでも今はいいかと思って考えることを止めたのだった。

それからしばらく経ったある日のこと、いつものように冒険者ギルドで依頼を受けていたところである。

突然、ギルド内に緊急サイレンが鳴り響く。

何事かと思い、外に出てみると大勢の兵士が街の入り口に向かって走っていくのが見えたのだ。

どうやら何かあったらしい。

兵士の話によると王都で反乱が起きたらしく、この街にも攻め込んでくる可能性があるとのことだ。

とりあえず今はギルド内で待機するように言われたので大人しく待つことにした。

1時間ほど経った頃だろうか、外はいまだに騒がしい、外を覗くと兵士達が慌ただしく動き回っているのが見える。

どうやら本当に戦争が始まるらしい。

ミケはサビを連れてギルドを抜け出した。

この街を出て、戦争を回避しなければならないからだ。

ミケ達は街を抜け出し森の中へと入っていく。

しばらく歩いていると遠くの方で煙が上がっているのが見えた。

近づいてみるとそこには大きな砦があった。

おそらくここが敵陣営の最前線なのだろう。

しかし今はそんなことを気にしている場合ではない、とにかく逃げなければ命に関わるのだ。

ミケはサビの手を引きながら急いでその場を離れることにしたのだった。

それからしばらくして森を抜けることができたのだが、まだ安心はできない。

なぜならこの近くにはまだ敵の部隊が潜んでいるからだ。

ミケはサビの手を引きながら、慎重に進んで行くことにした。

しばらく歩いていると、遠くの方で何かが光っているのが見えた。

あれはおそらく敵の部隊だろうと思い、急いでその場から離れることにするのだった。

しかし運悪く見つかってしまったようだ。後ろから大勢の足音が聞こえてくるのがわかる。

もうダメかと思ったその時である。突然目の前に大きな影が現れた。

それは巨大なドラゴンであった。 どうやらこのドラゴンが敵を追い払ってくれたらしい。

助かったと思った矢先のことである。

なんとドラゴンはミケ達に向かって話しかけてきたのだ。

そして驚くべきことに、このドラゴンがサビの知り合いだと言うのである。

一体どういうことなのかさっぱり理解できなかったが、とりあえず話をしてみることにした。

それからしばらく話をした後、ドラゴンは飛び立っていったのだった。

ミケとサビは改めて街に戻ることにした。

道中で色々と考えてみたものの、結局何もわからなかった。

ただわかっていることは、あのドラゴンのおかげで助かったということだけである。

街に戻ってくる頃にはすっかり夜も更けていた。

もうじき夜明けだろう。


冒険者ギルドに戻ると、ギルドマスターに呼び出されたので行ってみることにする。

どうやら街は戦争状態になってしまったらしく、冒険者達も強制参加させられることになったらしい。

ミケ達はとりあえず宿に戻って休むことにしたのだった。

翌朝になり、再び冒険者ギルドへ向かうことにしたのだが、そこには大勢の冒険者達が集まっていた。

皆それぞれ武器や防具を装備しており準備万端といった感じだ。

ミケ達も急いで準備を整えることにする。

そしてついに出発の時間がやってきたのだ。

街の外へ出てしばらく歩くと遠くの方にの方に敵の砦が見えてきた。

どうやらあそこが最前線のようだ。

ミケ達は覚悟を決めると、勢いよく戦場へと駆け出していったのだった。

しばらく進むとそこには大勢の敵が待ち構えていたのだ。

ミケ達は慌てて身を隠し様子を伺うことにする。

幸いにもまだ向こうはこちらに気づいてないようだ。

このままやり過ごすことができるかもしれないと思ったが甘かった。敵はどんどんと近づいてくるのである。

もう駄目だと思いかけたその時である。突然目の前に巨大なドラゴンが現れたのだ。

そのドラゴンは敵に向かって咆哮を上げると、そのまま突進して行ったのである。

その迫力に圧倒されたのか敵は散り散りになって逃げていったのだ。

どうやら助かったようだ。

ミケ達は急いでその場を離れることにしたのだった。

その後、何度か戦闘があったがなんとか切り抜けることができたのだ。

そしてついに敵の陣営に辿り着いたのである。

そこには大勢の敵兵士が待ち構えていたのだ。

ミケ達は一斉に飛びかかったのだが、やはり多勢に無勢である。次々と倒されていったのだ。

一旦兵を引き、作戦を練り直すことにする。

敵が多い場合は敵指揮官を狙う。陽動作戦を立てることにする。

ミケとサビは襲撃組に入り陽動組の連絡を待つことにする。

陽動組は片翼を崩すため陣の横から奇襲を掛け、敵兵が動き始めてから一気に森に逃げ込む。

反対方向に待機している襲撃組は陽動組の魔法の打ち上げを合図に一斉に敵指揮官へ攻撃をしかける。

指揮官だけあって守りは固いが、殺傷ではなく足止めの魔法を中心に援護を受け、接近戦での突破にかける。

何十という冒険者たちが飛び出し、何人も討たれつつもそれでも指揮官まで手が届き、首を取った。

さすがの指揮官といえど一斉に何十人の相手は出来なかったようだ。

打ち取った首を掲げながら敵軍に大声で呼びかける。

指揮官は討った、今すぐに兵を引け。と

敵の中には戦いを止めない者も居たが、多くの兵は引いて行った。

街の兵士と冒険者たちは残敵掃討を行い、戦いに勝利したのである。

こうして多くの犠牲者を出した戦争は幕を下ろし、反乱軍との睨み合いが始まった。

一方、サビの知り合いであるドラゴンは砦の破壊などに協力してくれた。

即席とは言え砦があることで敵の優位性は格段に上にあった。

砦を破壊して回ってくれたおかげで、撤退していった反乱軍は王都まで戻らざるを得なくなった。

こうして、均衡を保って現在に至る。

AIにより作成しているため、前後の関係値を全く気にしないでストーリーが進んでいきます。作成してる私自身も驚きを感じます。

この違和感を楽しんでもらえると幸いです。

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